ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデルの評判とレビュー！【HX9911/67とHX9911/72の違い】

本記事の内容は、ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデルの評判とレビューです。

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデルは、電動歯ブラシの有名メーカー「フィリップス」から2022年2月1日に発売された上位モデルです。

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデルに該当する品番は以下の2つ。

HX9911/67は「ホワイト」という本体カラー、HX9911/72は「ピンク」という本体カラーになっています。

なお、この2つの品番の違いによって、電動歯ブラシ本体の性能・スペックに差はありません。

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデルの性能・スペック

【口コミ評判】ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデル

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ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデルの歯磨き性能

次に、ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデルの歯磨き性能について見ていきましょう。

振動数は31,000回/分

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデルの振動数は31,000回/分です。

しかし、「振動数が多ければ多いほど歯磨き性能が高い」ということではありません。

ただ、評判の良い電動歯ブラシは大体3～4万回の振動数であることが多く、ソニッケアーの電動歯ブラシはほぼ全て毎分31,000回です。

また、フィリップスの電動歯ブラシは「音波水流」という技術によって、歯垢を落とす能力が高いといわれています。

ソニッケアーは、粘着性の高い歯垢を効率的に除去するために、毎分約31,000回の高速振動と、ブラシヘッドの幅広い振幅によって唾液を利用した液体流動が、やさしく、効果的に歯垢を除去します。

フィリップス 音波水流 より引用

フィリップスの電動歯ブラシは振動数が多いだけではなく、振動の幅が広いことで歯垢除去力を高めていることが分かります。

ブラッシングモードが4つ搭載

ソニッケアーの上位モデルだけあって、搭載されているブラッシングモードが4つと比較的に多いです。

ブラッシングモードの数は、2020年モデルでも2021年モデルでも変わりありません。

基本的には、歯垢除去を目的とした「クリーンモード」を使用することになるでしょう。

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデルを使い慣れてくると、最適なモードを自分で選択し、適切に使い分けることができます。

ブラッシングモードについてもっと知りたいなら…

過圧防止機能が搭載されている

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデルは、過圧防止機能が搭載されています。

電動歯ブラシに慣れていない人は、この過圧防止機能が搭載されている機種をオススメします。

歯や歯ぐきに当てる力が強いと、手磨きよりも電動歯ブラシのほうが歯や歯ぐきを傷つけてしまいやすいです。

そのため、電動歯ブラシに慣れていて、「過圧防止機能がいらない」と感じる人でも不満なく使用できるでしょう。

フィリップスの専用アプリと連携できる

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデルは、フィリップスの専用アプリと連携することが可能です。

アプリと接続することで、毎日の歯磨きデータを記録できます。

そして、記録した歯磨きデータを活用すれば、電動歯ブラシでより上手に歯を磨けるでしょう。

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の比較

続いて、ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の比較をしていきます。

電動歯ブラシ本体の比較

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000には、

の3モデルが存在しています。

項目	ソニッケアー ダイヤモンド クリーン9000 2020年モデル	ソニッケアー ダイヤモンド クリーン9000 2021年モデル	ソニッケアー ダイヤモンド クリーン9000 2022年モデル
品番	HX9911/10 , HX9911/37	HX9911/57 , HX9911/58	HX9911/67 , HX9911/72
本体カラー	ホワイト・ピンク	ホワイト・ピンク	ホワイト・ピンク
振動数	31,000回/分	31,000回/分	31,000回/分
ブラッシング モード	4つのモードと 3つの強さ設定*1	4つのモードと 3つの強さ設定*1	4つのモードと 3つの強さ設定*1
重量	約134g （ブラシを含む）	約134g （ブラシを含む）	約134g （ブラシを含む）
充電時間	約24時間*2	約24時間*2	約24時間*2
使用時間	2週間*3	2週間*3	2週間*3
アプリ連携	可能	可能	可能
過圧防止機能	ある	ある	ある
充電器用グラス	ある	ある	ある
充電器台	ある	ある	ある
USB充電 トラベルケース	ある	ある	ある
本体寸法 （高さ・幅・奥行き）	約252 × 31 × 28mm （ブラシを含む）	約252 × 31 × 28mm （ブラシを含む）	約252 × 31 × 28mm （ブラシを含む）

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000には3つのモデルがありますが、電動歯ブラシ本体の性能はほとんど同じであることが分かります。

いわゆる「マイナーチェンジ」のような性能差であり、電動歯ブラシ本体には大きな差がないといえるでしょう。

最新モデルにも関わらず、本体性能に大きさ違いが見られないことは残念です。

ただ、旧モデルと比べても価格差がほとんどないので、最新モデルでありながら購入しやすいです。

なお、電動歯ブラシ本体以外の違いを挙げるなら、発売年数や付属品（ブラシ等）に違いはあります。

付属の替えブラシの比較

項目	ソニッケアー ダイヤモンド クリーン9000 2020年モデル	ソニッケアー ダイヤモンド クリーン9000 2021年モデル	ソニッケアー ダイヤモンド クリーン9000 2022年モデル
プレミアム オールインワン ブラシヘッド		1本	1本
プレミアム クリーン ブラシヘッド	1本
プレミアム ガムケア ブラシヘッド		1本
プレミアム ホワイト ブラシヘッド
舌磨き ブラシヘッド

2020年モデルと2022年モデルの替えブラシの本数は1本です。
また、2021年モデルの替えブラシの本数は2本です。

替えブラシの本数は2021年モデルのほうが1本だけ多いので、2021年モデルが最もコスパが良いモデルです。

備考：補修用性能部品の保有期間について

電動歯ブラシの保証書に書いてある「補修用性能部品の保有期間」について簡単に解説します。

まず、補修用性能部品とは、製品の機能を維持するために必要な部品のことです。

そして、フィリップスの電動歯ブラシ（ソニッケアー）の場合、補修用性能部品の保有期間は「製造打ち切り後から6年間」とされています。

つまり、製造打ち切り後から6年経つと、メーカーで修理用の部品を所持していない可能性が出てくるのです。

そのため、故障したときのことを考えると、最新機種である2022年モデルのソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000のほうが安心して使用できます。

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデルのレビュー

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデルをレビューしていきます。

本体のデザイン・カラーについて

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデルの本体は以下の2色から選べます。

本体カラー	品番
ホワイト	HX9911/67
ピンク	HX9911/72

非常にシンプルで誰でも使用しやすい「ホワイト」と、可愛らしい色合いの「ピンク」から選ぶことができます。

基本的には、部屋のインテリアと相性の良いカラーを選ぶのがいいでしょう。

なお、電動歯ブラシ本体のカラーと連動して、USB充電トラベルケースや替えブラシの色が異なります。

充電時間と使用時間

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデルの充電時間は、約24時間とフィリップスの電動歯ブラシの中では標準的です。

他のフィリップスの電動歯ブラシでは、フル充電までに「16時間」または「48時間」の機種もあります。

基本的には、歯磨き後に充電器用グラスに置くことになります。

そのため、日常生活において充電時間の長さはあまり気にする必要がありません。

ただし、出先でのトラブルや停電時など不測の事態が起こったときに、充電時間と使用時間のメリットを感じられるでしょう。

使用時間はフル充電状態で最大2週間です。
フィリップスの電動歯ブラシでは、使用時間も標準的といえるでしょう。

重量・腕の疲れにくさ

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデルはアプリ連携が可能な機種で、さまざまな機能を搭載するためにセンサーも多く内蔵されています。

しかし、ブラシ装着時の重量は「約134g」で、フィリップスの電動歯ブラシの中では標準的な部類になります。

軽いと感じるほどではありませんが、重たく感じることはないでしょう。

電動歯ブラシの使用時間は1回あたり2～3分なので、腕が疲れてしまう人はほとんどいないのではないでしょうか。

なお、フィリップスの電動歯ブラシの中には、軽い機種だと100g以下の機種があります。

「機能は少なくていい」「とにかく安い機種がいい」という場合には、エントリーモデルのフィリップスの電動歯ブラシから選んでみてはいかがでしょうか。

付属品（充電器台など）

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデルには、充電器台と充電器用グラスが付属されてきます。

充電のために電動歯ブラシ本体に充電ケーブルを接続する必要がないので、これは非常に便利です。

筆者の感覚ですが、電動歯ブラシ本体に充電ケーブルを接続するのって結構面倒に感じます。

歯磨きが終わったら、水気を軽く切って充電器用グラスに置くだけなので、充電の感覚がほとんどありません。

収納のような感覚で充電できるので、面倒くさがりの人には必須の付属品です。

同じ価格帯の他社の電動歯ブラシと比較

ソニッケアーダイヤモンドクリーン9000（2022年モデル）と同じ価格帯の他社の電動歯ブラシと比較していきます。

なお、執筆時点の価格に基づいて比較しますので、あらかじめご了承ください。

項目	ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000 （2022年モデル）	オーラルB iO7	ドルツ EW-DP56
製品画像
価格	27,480円	28,765円	26,800円
ブラッシングモード	クリーンモード ホワイトプラスモード ガムヘルスモード ディープクリーンモード	クリーンモード しっかりクリーニングモード やわらかクリーンモード 超やわらかクリーンモード ホワイトニングモード	Wクリーニングモード ノーマルモード ソフトモード センシティブモード Wガムケアモード
重量	約132g	約137g	約110g
充電時間	約24時間*1	約3時間*1	約3時間*1
使用時間	14日間*2	12日間*2	22日間*2
押しつけ防止センサー （過圧防止機能）	ある	ある	ある
特徴	音波水流	遠心マイクロモーションと ディスプレイによる視覚ガイド	横方向の振動と 縦方向の振動で磨く
種類	音波式電動歯ブラシ	丸型回転式電動歯ブラシ	音波式電動歯ブラシ
レビュー	本記事	レビュー	レビュー

ソニッケアーダイヤモンドクリーン9000（2022年モデル）を同価格帯の電動歯ブラシと比較すると、ブラッシングモードの数は1つ少ないです。

ただ、振動の強弱を3段階で変更できるのは、ソニッケアーダイヤモンドクリーン9000（2022年モデル）ならではの魅力です。

また、充電時間を比較すると、他社2機種よりも21時間も長いため、この点についてはソニッケアーの悪い部分だといえます。

ソニッケアーダイヤモンドクリーン9000（2022年モデル）は他社と比較すると、目立った魅力がない点は残念です。

しかし、フィリップスの電動歯ブラシという安心感があり、他社より大きく劣っているわけでもありません。

総評：ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000の2022年モデル

ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000には、

の3モデルが存在しています。

そして、本記事では2022年モデルについての内容をお伝えしました。

3モデルを比較すると電動歯ブラシ本体の性能に差がなく、替えブラシの本数が1本多い2021年モデルが最もコスパに優れています。

しかし、基本的には新型の2022年モデルをオススメします。

やはり古いモデルよりも新しいモデルのほうが安心して使用でき、補修用性能部品の保有期間などの面からみても優位だからです。

また、そもそも2020年モデル・2021年モデル・2022年モデルの価格はほとんど同じです。

古い機種、たとえば2020年モデルが安い場合には購入の選択肢となりますが、現状では古い機種も新しい機種もほとんど同じ価格です。

本記事で紹介した最新の2022年モデルを一番オススメしますが、コスパに優れている2021年モデルも良い選択肢です。

フィリップスの上位モデルとして人気の高い「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000」の選択肢として、2022年モデルに注目してみてはいかがでしょうか。