オーラルB iO3の評判とレビュー!具体的な性能や違いを解説【オーラルBの上位モデル】
本記事の内容は、オーラルB iO3の評判とレビューです。
オーラルB iO3は、電動歯ブラシの有名メーカー「ブラウン(Braun)」から2022年9月30日に発売された上位機種です。
そもそもiOシリーズには、以下の7つ機種が存在します。
これら7つの機種で、「iO3」はグレードが最も低い機種です。
ただ、グレードが最も低いといっても、オーラルBの中でiOシリーズ自体が”最上位のシリーズ”です。
そのため、オーラルB iO3は性能面では優れており、価格もそれなりに高くなっています。
オーラルB iO3の性能・スペック
製品名 | オーラルB iO3 アイスブルー |
本体カラー | アイスブルー |
ブラシの動き | 丸型回転+遠心マイクロモーション |
ブラッシングモード | 3つのモード*1 |
重量 | 約127g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約16時間*2 |
使用時間 | 12日間*3 |
アプリ連携 | 不可 |
押しつけ防止センサー | ある |
充電器台 | ある |
USB充電 トラベルケース | なし |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | 約227 × 30 × 30mm (ブラシを含む) |
*1:3つのブラッシングモード=「クリーン・やわらかクリーン・ホワイトニングモード」
*2:充電切れから満充電になるまでの時間
*3:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
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オーラルB iO3の口コミ評判
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オーラルB iO3の歯磨き性能
次に、オーラルB iO3の歯磨き性能について見ていきましょう。
ブラシの動きは「丸型回転+遠心マイクロモーション」
オーラルBには、大きく分けて3つのブラシの動きが存在します。
- 丸型回転+遠心マイクロモーション
- 丸型回転+上下振動
- 丸型回転のみ
丸型回転+遠心マイクロモーションは、最上位モデルの「iOシリーズ」でのみ搭載されているブラシの動きです。
オーラルB iO3はiOシリーズなので、ブラシの動きは「丸型回転+遠心マイクロモーション」です。
なお、オーラルBの中で、「丸型回転+遠心マイクロモーション」は最も歯垢除去力の高いブラシの動きとなっています。
遠心マイクロモーションは、ブラシ1本1本を振動させるテクノロジー。「リニアマグネティックシステム」という磁気エネルギーをブラシヘッドに効果的に伝えることで、この遠心マイクロモーションを実現している。
搭載されているブラッシングモードは3つ
オーラルB iO3に搭載されているブラッシングモードは3つです。
- クリーンモード
- やわらかクリーンモード
- ホワイトニングモード
オーラルBの上位機種であれば、4~5つのブラッシングモードが搭載されている機種が多いです。
そのため、オーラルB iO3に搭載されているブラッシングモードの数は、上位機種としては少ない部類になります。
ただ、ブラッシングモードの数が少なくとも、ブラシの動きが「丸型回転+遠心マイクロモーション」なので、磨き心地は高い水準にあります。
また、上位機種として必要最低限のブラッシングモードはきちんと搭載されている印象です。
ブラッシングモードの3つだからといって、特別困ることはないでしょう。
押しつけ防止センサーは搭載されている
オーラルB iO3には、押しつけ防止センサーが搭載されています。
押しつけ防止センサーとは、ブラシを歯に押し当てる力が強いときにお知らせしてくれる機能です。
電動歯ブラシ本体にLEDライトがあり、ブラシを押し当てる力が強いときに赤く光ってお知らせする機種がほとんどです。
オーラルB iO3は上位モデルということもあって、
- ブラシを押し当てる力が強すぎると「赤色」
- ブラシを押し当てる力が適切だと「緑色」
- ブラシを押し当てる力が弱いと「白色」
に光る「スマート押しつけ防止センサー」が搭載されています。
押しつけ防止センサーは、電動歯ブラシで歯磨きすることに慣れていない人ほど有効な機能です。
特にスマート押しつけ防止センサーは、3色の色分けによって力加減がより分かりやすいです。
歯や歯ぐきを傷つけるリスクを減らし、適切な力加減を教えてくれる点は非常に魅力的といえるでしょう。
ディスプレイによる視覚ガイドはない
オーラルB iO3は、オーラルBの上位シリーズの機種ですが、ディスプレイによる視覚ガイドはありません。
ディスプレイによる視覚ガイドがあると、
- 使用中のブラッシングモードが一目で分かる
- 歯磨きの時間(2分間)をカウントしてくれる
- ブラシの交換タイミングをお知らせしてくれる
といったメリットがあります。
ディスプレイがあるのは「オーラルB iO5」からですが、使用中のブラッシングモードが分かるだけです。
本格的なディスプレイ機能が搭載されているのは「オーラルB iO6」からになります。
また、一部の機種はアイコンと英単語で使用中のブラッシングモードが分かります。
しかし、オーラルB iO3にはアイコンと英単語の表示もないため、使用中のブラッシングモードが少し分かりづらいです。
専用アプリと連携はできない
オーラルB iO3は、専用アプリと連携することができません。
上位シリーズの機種はほとんどが専用アプリと連携できるため、連携できない点は残念に感じます。
恐らく「安い価格で遠心マイクロモーションを体験してもらうための機種」がiO3なのでしょう。
専用アプリと連携して歯磨きしたい人は、「オーラルB iO4」から上のグレードの機種をオススメします。
基本的には電動歯ブラシに慣れていない人は、専用アプリと連携したほうが歯をキレイに磨けます。
- リアルタイムで磨き方をガイド
- 磨いた時間や磨き方のスコアを表示
- 歯磨きのコーチング
- ブラッシング状況をリアルタイムでフィードバック
これらの機能を有効活用して歯磨きしたい人は、専用アプリと連携できる機種を選ぶべきです。
なお、一部機能は最上位機種(オーラルB iO9など)でなければ利用できません。
オーラルB iO3とオーラルB iO3Sの比較
続いて、オーラルB iO3とオーラルB iO3Sを比較していきます。
電動歯ブラシ本体の比較
オーラルB iO3には、ブラッシングモードを1つだけ少ない「オーラルB iO3S」という機種があります。
以下の比較表どおり、オーラルB iO3とオーラルB iO3Sの主な違いはブラッシングモードの数です。
項目 | オーラルB iO3 | オーラルB iO3S |
---|---|---|
本体カラー | アイスブルー、 マットブラック | クワイトホワイト |
ブラシの動き | 丸型回転+遠心マイクロモーション | 丸型回転+遠心マイクロモーション |
ブラッシング モード | クリーンモード、 やわらかクリーンモード、 ホワイトニングモード | クリーンモード、 やわらかクリーンモード |
重量 | 約127g (ブラシを含む) | 約127g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約16時間*1 | 約16時間*1 |
使用時間 | 12日間*2 | 12日間*2 |
アプリ連携 | 不可 | 不可 |
押しつけ 防止センサー | ある | ある |
充電器台 | ある | ある |
USB充電 トラベルケース | なし | なし |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | (ブラシを含む) | 約227 × 30 × 30mm(ブラシを含む) | 約227 × 30 × 30mm
発売日 | 2022年9月30日 | 2022年9月30日 |
*1:充電切れから満充電になるまでの時間
*2:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
オーラルB iO3はホワイトニングモードが搭載されていますが、オーラルB iO3Sにはホワイトニングモードが搭載されていません。
ホワイトニングモードが搭載されていない代わりに、オーラルB iO3よりもオーラルB iO3Sのほうが価格が安いです。
つまり、「ホワイトニングモードが欲しいかどうか」で選択すべき機種が変わるということです。
付属の替えブラシの比較
オーラルB iO3とオーラルB iO3Sの付属の替えブラシは同じです。
そもそもiOシリーズの替えブラシは以下の2種類だけです。
- アルティメットクリーンブラシ
- ジェントルケアブラシ
そして、基本的には「アルティメットクリーンブラシ」が付属されています。
なお、通常のオーラルB替えブラシである「マルチアクションブラシ」などは、iOシリーズに装着できません。
もし、iOシリーズの電動歯ブラシを購入される際は注意してください。
オーラルB iO3のレビュー
オーラルB iO3をレビューしていきます。
本体のデザイン・カラーについて
オーラルB iO3の本体は以下の2色から選べます。
本体カラー | 製品名 |
---|---|
アイスブルー | オーラルB iO3 アイスブルー |
マットブラック | オーラルB iO3 マットブラック |
アイスブルーは、水色を中心としたカラーでシンプルなデザインです。
また、マットブラックは、黒色を中心としたカラーで同様にシンプルなデザインです。
全体的に光沢の少ないデザインなので、上位機種でありながら高級感はあまり感じられません。
なお、アイコンによるブラッシングモードの表示がないため、使用中のブラッシングモードが分かりづらい点は微妙に感じます。
充電時間と使用時間
オーラルB iO3の充電時間は、約16時間とオーラルBの中では少し長めです。
他のオーラルBでは、フル充電までに「3時間」「12時間」「22時間」といった機種があります。
基本的には、歯磨き後に充電器台に置くことになります。
そのため、日常生活において充電時間の長さはあまり気にする必要がありません。
ただし、出先でのトラブルや停電時など不測の事態が起こったときに、充電時間が長いと不便に感じる可能性があります。
オーラルB iO3の使用時間は、フル充電状態で最大12日間です。
オーラルBの中では、使用できる時間が平均的といえるでしょう。
重量・腕の疲れにくさ
オーラルB iO3は”オーラルBの最上位シリーズ”ですが、iOシリーズの中では最も安価な機種です。
ブラシの動きは高性能でありながら、「アプリ連携機能が未搭載」など機能の数は多くありません。
そのため、ブラシ装着時の重量は「127g」で、オーラルBの中では平均的な部類になります。
手に持って軽いと感じるほどではありませんが、重たく感じることはないでしょう。
参考までにiPhone 14の重量は172g、Google Pixel 7の重量は197gです。
電動歯ブラシの使用時間は1回あたり2~3分なので、腕が疲れてしまう人はほとんどいないのではないでしょうか。
付属品(充電器台など)
オーラルB iO3には、充電器台が付属されてきます。
充電のために電動歯ブラシ本体に充電ケーブルを接続する必要がないので、これは非常に便利です。
筆者の感覚ですが、電動歯ブラシ本体に充電ケーブルを接続するのって結構面倒に感じます。
歯磨きが終わったら、水気を軽く切って充電器台に置くだけなので、充電の感覚がほとんどありません。
収納のような感覚で充電できるので、面倒くさがりの人には必須の付属品です。
ただ、最上位シリーズでありながら、トラベルケースが付属されない点についてはデメリットといえます。
同じ価格帯の他社の電動歯ブラシと比較
オーラルB iO3と同じ価格帯の他社の電動歯ブラシと比較していきます。
なお、執筆時点の価格に基づいて比較しますので、あらかじめご了承ください。
項目 | オーラルB iO3 | 4300ソニッケアー プロテクトクリーン | ドルツ EW-DL38 |
---|---|---|---|
製品画像 | |||
価格 | 9,900円 | 9,368円 | 8,673円 |
ブラッシングモード | クリーンモード やわらかクリーンモード ホワイトニングモード | クリーンモード | ノーマルモード ソフトモード |
重量 | 約127g | 約133g | 約95g |
充電時間 | 約16時間*1 | 約48時間*2 | 約17時間*1 |
使用時間 | 12日間*2 | 14日間*2 | 22日間*2 |
押しつけ防止センサー (過圧防止機能) | ある | ある | ある |
特徴 | 遠心マイクロモーション | 音波水流 | 横方向の振動する |
種類 | 丸型回転式電動歯ブラシ | 音波式電動歯ブラシ | 音波式電動歯ブラシ |
レビュー | 本記事 | レビュー | レビュー |
*1:充電切れから満充電になるまでの時間
*2:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
オーラルB iO3を同価格帯の電動歯ブラシと比較すると、ブラッシングモードの数が多いです。
ただ、重量・充電時間・使用時間などの項目を比較すると、オーラルB iO3は特別優れた項目があるわけではありません。
その代わりに、遠心マイクロモーションというオーラルBの最新技術が搭載されています。
これは、ソニッケアーやドルツなどの大手電動歯ブラシメーカーでも使用されていない技術です。
他社にはない魅力を持っているオーラルB iO3は、他社と比較しても非常に魅力的です。
総評:安い価格で遠心マイクロモーションを体験してみたい人にオススメ
この記事では、ブラウンのオーラルBの上位機種である「オーラルB iO3」をご紹介しました。
オーラルB iO3は、オーラルBの最上位シリーズである「iOシリーズ」で最も安価な機種です。
最上位と同じブラシの動きである”遠心マイクロモーション”を安い価格で体験できる点が最大の魅力といえます。
また、スマート押しつけ防止センサーが搭載されており、初心者が歯や歯ぐきを傷つけるリスクが少ないです。
専用アプリと連携できない点やディスプレイが無い点を除けば、非常におすすめできるオーラルBです。
特に安い価格で遠心マイクロモーションを体験してみたい人には、ぜひおすすめしたい1台ですね。