価格 -Price-
メーカー -Maker-
本記事の内容は、ソニッケアー2100の評判とレビューです。
ソニッケアー2100は、電動歯ブラシの有名メーカー「フィリップス」から2022年10月6日に発売されたエントリーモデルです。
ソニッケアー2100に該当する品番は以下の4つ。
HX3651/21とHX3651/31は「ライトピンク」という本体カラー、HX3651/22とHX3651/32は「ライトブルー」という本体カラーになっています。
なお、この4つの品番の違いによって、電動歯ブラシ本体の性能・スペックに差はありません。
品番 | HX3651/21 , HX3651/31 |
製品名 | ソニッケアー 2100シリーズ (2022年モデル) |
本体カラー | ライトピンク |
振動数 | 31,000回/分 |
ブラッシングモード | クリーンモードのみ |
重量 | 約97g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約24時間*1 |
使用時間 | 2週間*2 |
アプリ連携 | 不可 |
過圧防止機能 | なし |
充電器用グラス | なし |
充電器台 | ある |
USB充電 トラベルケース | なし |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | 約238 × 25 × 26mm (ブラシを含む) |
*1:充電切れから満充電になるまでの時間
*2:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
品番 | HX3651/22 , HX3651/32 |
製品名 | ソニッケアー 2100シリーズ (2022年モデル) |
本体カラー | ライトブルー |
振動数 | 31,000回/分 |
ブラッシングモード | クリーンモードのみ |
重量 | 約97g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約24時間*1 |
使用時間 | 2週間*2 |
アプリ連携 | 不可 |
過圧防止機能 | なし |
充電器用グラス | なし |
充電器台 | ある |
USB充電 トラベルケース | なし |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | 約238 × 25 × 26mm (ブラシを含む) |
*1:充電切れから満充電になるまでの時間
*2:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
電動歯ブラシ ドットコムでは「ソニッケアー2100」を使用した人の感想を募集中です。
[レビューを書く]から感想を投稿できます。
※いたずら・スパム防止のため管理者が承認するまでレビューは更新されません。
次に、ソニッケアー2100の歯磨き性能について見ていきましょう。
ソニッケアー2100の振動数は31,000回/分です。
音波式電動歯ブラシとしては、振動数の多い機種といえるでしょう。
しかし、「振動数が多ければ多いほど歯磨き性能が高い」ということではありません。
ただ、評判の良い電動歯ブラシは大体3~4万回の振動数であることが多く、ソニッケアーの電動歯ブラシはほぼ全て毎分31,000回です。
また、フィリップスの電動歯ブラシは「音波水流」という技術によって、歯垢を落とす能力が高いといわれています。
ソニッケアーは、粘着性の高い歯垢を効率的に除去するために、毎分約31,000回の高速振動と、ブラシヘッドの幅広い振幅によって唾液を利用した液体流動が、やさしく、効果的に歯垢を除去します。
フィリップス 音波水流 より引用
フィリップスの電動歯ブラシは振動数が多いだけではなく、振動の幅が広いことで歯垢除去力を高めていることが分かります。
ソニッケアー2100は、ブラッシングモードが1つだけしかありません。
そのため、好きな振動のリズムを選択することができないのです。
歯の着色汚れを落とすことが目的のホワイトプラス等が搭載されていないため、期待以上のブラッシング体験を得られないでしょう。
また、振動の強弱を調整できません。
振動の強弱を3段階(弱・中・強)ほど変更できる機種であれば、振動が強すぎると感じた場合でも振動を弱めて歯磨きできます。
「イージースタート」という機能で、ある程度慣れてから強い振動になりますが、自由に振動の強弱を変更できない点は使いづらいといえるでしょう。
イージースタートは、使用回数に合わせて段階的に振動を強めていく機能です。この機能で使い始めは弱い振動で優しく歯を磨けます。
ソニッケアー2100は、過圧防止機能は搭載されていません。
過圧防止機能とは?
過圧防止機能とは、歯にブラシを押し当てる強さが強すぎるときにお知らせする機能のことです。
電動歯ブラシ本体に内蔵された過圧防止センサーによって、ブラシを歯に強く当てすぎると、振動が弱まり、歯や歯ぐきを傷つけないようにします。
(上位モデルになると、本体のライトリングが紫色になってお知らせしてくれる機能もあります。)
スタンダードモデルやハイエンドモデルであれば、この過圧防止機能が基本的に搭載されています。
過圧防止機能は電動歯ブラシの使い方・歯の磨き方が分かっていない人ほど有効な機能です。
電動歯ブラシを歯に当てる力加減が強すぎると、歯や歯ぐきを傷つけるキッカケになってしまいます。
「電動歯ブラシを歯に当てる力加減がイマイチ分からない」という人は、この過圧防止機能が搭載されている機種を選ぶことをオススメします。
ただし、過圧防止機能が搭載されている機種が価格的に厳しいという場合には、エントリーモデルから使い始めることも1つの手です。
ソニッケアー2100をレビューしていきます。
ソニッケアー2100の本体は以下の2色から選べます。
本体カラー | 品番 |
---|---|
ライトピンク | HX3651/21 , HX3651/31 |
ライトブルー | HX3651/22 , HX3651/32 |
ライトピンクとライトブルーの2色ともに、マットなデザインで可愛らしい印象です。
また、ブラッシングモードが1つだけなので、電源ボタンと充電表示ランプしかありません。
機能性は低いですが、電源ボタン1つだけで扱いが簡単です。
グレードの高い機種になると、ごちゃごちゃとしたデザインになりますが、ソニッケアー2100はシンプルなデザインに仕上がっているといえるでしょう。
ソニッケアー2100の充電時間は、約24時間とフィリップスの電動歯ブラシの中では標準的です。
他のフィリップスの電動歯ブラシでは、フル充電までに「16時間」または「48時間」の機種もあります。
基本的には、歯磨き後に充電器台に置くことになります。
そのため、日常生活において充電時間の長さはあまり気にする必要がありません。
ただし、出先でのトラブルや停電時など不測の事態が起こったときに、充電時間と使用時間のメリットを感じられるでしょう。
使用時間はフル充電状態で最大2週間です。
フィリップスの電動歯ブラシでは、使用時間も標準的といえるでしょう。
ソニッケアー2100はエントリーモデルであり、機能性が必要最低限となっています。
そのため、電動歯ブラシの中でも軽量な部類で、ブラシ装着時の重量は「約97g」です。
多くの電動歯ブラシは100g以上であるため、約97gという点は軽くて魅力的です。
「電動歯ブラシが重くて使いづらい」と感じている人であれば、ソニッケアー2100のように100g以下の電動歯ブラシを試してみてください。
ソニッケアー2100には、充電器台が付属されてきます。
充電のために電動歯ブラシ本体に充電ケーブルを接続する必要がないので、これは非常に便利です。
筆者の感覚ですが、電動歯ブラシ本体に充電ケーブルを接続するのって結構面倒に感じます。
歯磨きが終わったら、水気を軽く切って充電器台に置くだけなので、充電の感覚がほとんどありません。
収納のような感覚で充電できるので、面倒くさがりの人には必須の付属品です。
この記事では、フィリップスのソニッケアーのエントリーモデルである「ソニッケアー2100」をご紹介しました。
ソニッケアー2100は、エントリーモデルだけあって価格は5,000円台です。
スタンダードモデルやハイエンドモデルと比べて機能性では劣りますが、それなりのブラッシング体験を得られるでしょう。
電動歯ブラシとしての性能・価格の面からみれば、初めての電動歯ブラシとしてピッタリの1台です。
ただ、「過圧防止機能」が搭載されておらず、力加減を間違えると歯や歯ぐきを傷つけやすいという悪い点もあります。
電動歯ブラシの力加減が分かっていない人ほど、過圧防止機能が搭載されている機種が本当はおすすめです。
たとえば、「ソニッケアー3100」や「4300ソニッケアー プロテクトクリーン」であれば、比較的安い価格で過圧防止機能が搭載されています。
価格の安さを優先するか、過圧防止機能などの機能性を優先するかをじっくりと検討してみてください。
この記事が気に入ったら
フォローしてね!