ソニッケアーの替えブラシは安い?高い?他社の替えブラシと比較
電動歯ブラシを使用する上で、定期的に購入する必要があるのは替えブラシです。
その替えブラシが安いのか高いのかという点は、電動歯ブラシを評価するときに重要な要素だといえます。
そこで、本記事では、フィリップスの電動歯ブラシであるソニッケアーの替えブラシについて他社の替えブラシと比較します。
そして、ソニッケアーの替えブラシの価格が「他社と比較した場合に価格が安いのか高いのか」についてお伝えしていきます。
正規品の替えブラシ同士を比較
まず、忙しい人向けに記事の結論をお伝えします。
本記事の結論:
ソニッケアーの替えブラシは他社と比較すると高い。
他社と比較した結果、ソニッケアーの替えブラシは高めであることが分かりました。
この結論を裏付ける比較表が以下になります。
製品名 | メーカー | 1本あたりの価格 | 販売価格 | 本数 |
---|---|---|---|---|
クリーンプラス レギュラー | フィリップス (ソニッケアー) | 1070 | 3209 | 3 |
プレミアムクリーン レギュラー | フィリップス (ソニッケアー) | 1430 | 4289 | 3 |
プレミアムオールインワン ブラシヘッド レギュラー | フィリップス (ソニッケアー) | 1463 | 4391 | 3 |
ホワイトプラス スタンダード (並行輸入品) | フィリップス (ソニッケアー) | 930 | 3720 | 4 |
アルティメイト クリーンブラック | ブラウン (オーラルB) | 1152 | 4609 | 4 |
ベーシックブラシ EB20-7EL | ブラウン (オーラルB) | 689 | 4822 | 7 |
マルチアクションブラシ EB50-5-EL | ブラウン (オーラルB) | 768 | 3844 | 5 |
フラストレーション フリーパッケージ EB50(並行輸入品) | ブラウン (オーラルB) | 540 | 2160 | 4 |
極細毛ブラシ コンパクト | パナソニック (ドルツ) | 338 | 676 | 2 |
クリーン&ホワイトブラシ | パナソニック (ドルツ) | 347 | 695 | 2 |
極細毛ブラシ ラージ | パナソニック (ドルツ) | 483 | 2900 | 6 |
歯垢除去ブラシ タイプ2 | オムロン | 333 | 3330 | 10 |
幅広プレミアムブラシ タイプ2 | オムロン | 410 | 4099 | 10 |
歯周ケアブラシ タイプ2 | オムロン | 333 | 3330 | 10 |
商品の価格は2023年4月時点のAmazonでの販売価格を参照しています。記事を読んでいる時期によっては、商品の価格が異なる場合がありますので、最新情報は各販売サイトをご確認ください。
上記の比較表では、
- フィリップス(ソニッケアー)
- ブラウン(オーラルB)
- パナソニック(ドルツ)
- オムロン
の正規品ブラシの価格を比較しています。
比較表のとおり、ソニッケアーやオーラルBなどの海外メーカーの替えブラシは価格が高い傾向にあります。
一方で、日本メーカー(パナソニックやオムロン)の替えブラシは価格が安い傾向にあります。
まず、替えブラシ1本あたりの価格を見てみると、ソニッケアーの替えブラシは価格が特に高いことが分かるでしょう。
ソニッケアーの場合、替えブラシ1本あたり約900~1,400円です。
それに対して、パナソニックのドルツの場合、替えブラシ1本あたり約300~400円です。
ソニッケアーとドルツの替えブラシでは、1本あたりの価格の差が3倍近くあるといえるでしょう。
そのため、冒頭でお伝えした通り、「ソニッケアーの替えブラシは他社と比較すると高い」という結論になります。
ただし、この結論については筆者が調べた2023年4月時点での状況です。
この文章を読んでいる時期によっては、結論とは異なる状況になっている可能性があるため、一度自分の目で確認してみることをオススメします。
なお、ここで比較している4社の替えブラシは、3ヵ月ごとに替えブラシを交換することを基本的に推奨しています。
メーカー | 交換頻度(目安) |
---|---|
フィリップス (ソニッケアー) | 3ヵ月ごとに交換 (参照元:フィリップス『よくある質問』) |
ブラウン (オーラルB) | 3~4ヵ月ごとに交換 (参照元:ブラウン『よくある質問(替えブラシについて)』) |
パナソニック (ドルツ) | 3ヵ月ごとに交換 (参照元:パナソニック『ドルツの使い方』) |
オムロン | 3ヵ月ごとに交換 (参照元:オムロン『電動歯ブラシの替えブラシの交換頻度』) |
この交換頻度は1日2回使用した場合を想定しているので、1日3回使用している場合は1~2ヵ月程度で交換する必要があります。
互換品の替えブラシ同士を比較
電動歯ブラシには、正規品の替えブラシではなく、互換品の替えブラシも存在します。
プリンターのインク等でも言えることですが、正規品の消耗品は価格が高い傾向にあります。
そのため、価格の安い互換品で済ませたい人も多いでしょう。
以下では、互換品の替えブラシ同士を比較してみます。
製品名 | 互換対象 | 1本あたりの価格 | 販売価格 | 本数 |
---|---|---|---|---|
ブラシモ ソニッケアー 互換ブラシ | フィリップス (ソニッケアー) | 212 | 1695 | 8 |
Trustnice ソニッケアー 互換ブラシ | フィリップス (ソニッケアー) | 207 | 1655 | 8 |
ブラシモ オーラルB 互換ブラシ | ブラウン (オーラルB) | 100 | 1995 | 20 |
Trustnice オーラルB 互換ブラシ | ブラウン (オーラルB) | 154 | 1232 | 8 |
商品の価格は2023年4月時点のAmazonでの販売価格を参照しています。記事を読んでいる時期によっては、商品の価格が異なる場合がありますので、最新情報は各販売サイトをご確認ください。
上記比較表では、
- フィリップス(ソニッケアー)
- ブラウン(オーラルB)
の互換品ブラシの価格を比較しています。
ちなみにパナソニックやオムロンの互換品ブラシは、筆者が調べたところ見つけられませんでした。
互換品ブラシは、正規品ブラシよりも圧倒的に価格が安いことが分かります。
また、互換品ブラシを比較しても、オーラルBよりソニッケアーの替えブラシのほうが高い結果となりました。
ただし、これらの互換品ブラシは基本的にあまり推奨しません。
互換品ブラシには、以下のようなデメリットが存在します。
- 歯垢除去力が低い。
- 本体への負荷が大きい。
- 動作音が大きくなる可能性がある。
- 本体保証の対象外になる。
- ブラシの消耗が正規品よりも早い傾向がある。
正規品のブラシは基本的に3ヵ月ごとの交換が推奨されています。
それに対して、互換品ブラシは交換頻度の目安が明記されず、1ヵ月せずにブラシの毛先が開いてしまう可能性さえあります。
「正規品ブラシは価格的にどうしても厳しい…」という場合を除いて、基本的には正規品ブラシを推奨します。
まとめ:ソニッケアーの替えブラシはお高め
本記事では、ソニッケアーの替えブラシの価格について解説しました。
他社と比較した場合、ソニッケアーの替えブラシは高いというのが本記事の結論です。
しかし、替えブラシの価格が高いというのは悪いことだけではありません。
電動歯ブラシは「歯垢を除去する道具」です。
その電動歯ブラシにおいて、替えブラシは非常に重要な役割を果たします。
そして、替えブラシの品質や材質にこだわった結果、価格が高くなったのがソニッケアーです。
それだけ品質の高いブラシで歯磨きできるという点は、ソニッケアーの良さだといえます。
ただ、替えブラシが高いと電動歯ブラシを使用したい気持ちにならない人もいるでしょう。
そういった場合には、替えブラシの価格が少しでも安いドルツなどの日本メーカーが販売する電動歯ブラシをオススメします。
本記事があなたにとってピッタリの電動歯ブラシを見つけるキッカケになれば幸いです。
「替えブラシが高い…」と感じる場合には、
電動歯ブラシサブスクという選択も。