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【完全ガイド】電動歯ブラシの捨て方・分解方法を分かりやすく解説
電動歯ブラシに使用されている電池は主に以下の2種類です。
- リチウムイオン電池
- ニッケル水素電池
これらの電池は、リサイクルできる貴重な資源です。
そのため、電動歯ブラシ本体から充電池を取り出し、家電量販店やホームセンター等に置いてあるリサイクルボックスに持っていきましょう。
リチウムイオン電池が不燃ゴミとして出されてしまったことが原因で、ゴミ処理施設で火事が起きたこともあります。(*1)
環境面からみても、安全面からみても、電動歯ブラシの充電池をリサイクルボックスに持っていくことが最善です。
しかし、電動歯ブラシから充電池を取り出すための分解方法が分からない人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、どのようにして電動歯ブラシを分解するのかについてお伝えします。
電動歯ブラシを捨てる前の注意事項
電動歯ブラシを捨てる前に知っておきたい注意事項を先に解説します。
- 電動歯ブラシを分解すると本体保証の対象外になる。
- 充電池の残量がある場合はショートを起こす可能性がある。
以下で1つずつお伝えしていきます。
電動歯ブラシを分解すると本体保証の対象外になる
1つ目の注意点は、電動歯ブラシを分解すると本体保証の対象外になる点です。
そのため、「今後二度と電動歯ブラシを使用しない」という場合にだけ分解作業を進めてください。
一度分解してから使用したくなっても、安全上の理由から推奨しません。
分解作業を進めると、再度組み直したとしても防水性能が維持できないことも考えられます。
充電池の残量がある場合はショートを起こす可能性がある
2つ目の注意点は、充電池の残量がある場合はショートを起こす可能性がある点です。
これから電動歯ブラシを分解し、充電池を取り出すわけですが、充電池の残量を空っぽにしてから分解しましょう。
充電池の残量が空っぽになった状態とは、「電源ボタンを押しても動作しない状態」です。
そのため、電動歯ブラシを分解する前に、電源をONにして放置しましょう。
充電池の残量が空っぽになると、電源ボタンを押しても動作しなくなります。
電動歯ブラシを安全に分解するためにも、充電池の残量を空にすることは忘れないでください。
電動歯ブラシの捨て方・分解方法【メーカーごとに紹介】
電動歯ブラシの分解方法はメーカーや機種によって異なります。
そのため、
- フィリップス ソニッケアー
- ブラウン オーラルB
- パナソニック ドルツ
- オムロン
の大手メーカー4社の電動歯ブラシの分解方法をお伝えしていきます。
- 電動歯ブラシの分解は自己責任で行ってください。
- 製品を廃棄するとき以外は、絶対に電動歯ブラシを分解しないでください。
- 安全作業のため完全に放電してから、充電池を取り外してください。
- 一度分解した電動歯ブラシは安全上の理由から、絶対に再使用しないでください。
フィリップス ソニッケアーの分解方法
フィリップスの電動歯ブラシである「ソニッケアー」の分解方法は少し難易度が高いです。
以下の道具を用意してください。
- タオルまたは布
- ハンマー
- マイナスドライバー
ソニッケアーの電源をONにして、完全に動作しなくなるまで電池を放置します。
これは安全にソニッケアーを分解するために必須の手順です。
必ず、絶対に電池がなくなるまで放電させてから分解作業を行いましょう。
電源ボタンを押しても、ソニッケアーが全く動作しなくなったら次の手順に移ります。
ポイント:
電源ボタンを押して、ソニッケアーが動作しなくなるまで確認したら、もう一度電源ボタンを押してみてください。完全に放電しきっていない場合、少しだけ動作する可能性があります。この手順を何度か繰り返し、完全に放電したことを確認してください。
ソニッケアーにブラシヘッドが付いている場合、そのブラシヘッドを外してください。
そして、ソニッケアーをタオルまたは布で包んでください。
このとき、ソニッケアーの下部を中心に包みましょう。
ソニッケアーの分解が大変な理由は、ハンマーでソニッケアー底部を叩かなければいけないからです。
これからハンマーで叩くので、机と水平になるようにソニッケアーを置いてください。
片手でソニッケアー上部(ブラシヘッド装着側)を持ち、ソニッケアー底部から1.5cmの位置をハンマーで叩きます。
ソニッケアーを回転させながら、4方向から叩いて底部のキャップを外しましょう。
キャップを外すときは、マイナスドライバーを差し込んだほうが取り外しやすいです。
集合住宅に住んでいる人は、騒音トラブルにならないように昼間に作業してください。
ソニッケアー底部のキャップを外したら、ソニッケアーを逆さまに持ってください。
そして、頑丈で安定した場所に対して、ブラシヘッドを装着していたシャフト(軸)を垂直に押し下げます。
シャフトを押し下げると、ソニッケアー内部にある部品が押し出されてきます。
マイナスドライバーを使用して、ソニッケアーの内部部品から充電池を取り出しましょう。
充電池と内部部品の底の白い枠との間にマイナスドライバーの先を入れ、こじ開けて充電池を離し、白い枠を壊します。
充電池の底と白い枠の間にマイナスドライバーの先を差し込み、充電池と緑色の回路基板の接続部にある金属タブを壊します。
これで白い枠から充電池の底が外れます。
なお、半田ごてを持っている人は基盤の半田を取り除くことで、充電池を外すことも可能です。
充電池を取り外したら、充電池の端子(プラスとマイナス)をセロハンテープなどで覆ってください。
これは充電池がショートしないための絶縁作業です。
リチウムイオン電池の回収ボックスに持っていくときは、セロハンテープなどで絶縁処理した状態で持っていきましょう。
フィリップス ソニッケアーの場合、以下のWebページから取扱説明書のPDFを入手できます。
ご使用中のソニッケアーを上記のページから探し、取扱説明書に記載の分解方法もご確認ください。
ブラウン オーラルBの分解方法
ブラウンの電動歯ブラシである「オーラルB」の分解方法を解説します。
以下の道具を用意してください。
- 充電器台
- マイナスドライバー
- 手袋(任意)
- 安全ゴーグル(任意)
*オーラルBの取扱説明書では、安全作業のために手袋と安全ゴーグルの装着が推奨されています。
オーラルBの電源をONにして、完全に動作しなくなるまで電池を放置します。
これは安全にオーラルBを分解するために必須の手順です。
必ず、絶対に電池がなくなるまで放電させてから分解作業を行いましょう。
電源ボタンを押しても、オーラルBが全く動作しなくなったら次の手順に移ります。
ポイント:
電源ボタンを押して、オーラルBが動作しなくなるまで確認したら、もう一度電源ボタンを押してみてください。完全に放電しきっていない場合、少しだけ動作する可能性があります。この手順を何度か繰り返し、完全に放電したことを確認してください。
マイナスドライバーをご用意ください。
オーラルBのブラシ装着部分についている「リング」を外す作業を開始します。
オーラルB本体の正面から、マイナスドライバーを使い、リングを上方向にずらしながら引き上げましょう。
次に充電器台をご用意ください。
オーラルB本体の底部に充電器台の裏側をはめ込むことができます。
充電器台をはめ込んだ状態で、45度回転させるとオーラルB底部を開けることが可能です。
ポイント:
充電器台の裏側にある3か所の凸凹が、オーラルB底部にはめ込むことができるようになっています。
オーラルB底部を開けることができたら、内部部品を取り出す作業に移ります。
頑丈で安定した場所に対して、ブラシヘッドを装着していたシャフト(軸)を垂直に押し下げます。
シャフトを押し下げると、オーラルB内部にある部品が押し出されてきます。
マイナスドライバーを使用して、オーラルBの内部部品から充電池を取り出しましょう。
充電池の底にマイナスドライバーを差し込み、グッと力を入れて引き上げると充電池を取れます。
充電池を取り外したら、充電池の端子(プラスとマイナス)をセロハンテープなどで覆ってください。
これは充電池がショートしないための絶縁作業です。
リチウムイオン電池の回収ボックスに持っていくときは、セロハンテープなどで絶縁処理した状態で持っていきましょう。
オーラルBの場合、公式が提供するPDF形式の取扱説明書はありません。
そのため、購入したときに付属されている紙の取扱説明書の分解方法をご確認ください。
パナソニック ドルツの分解方法
パナソニックの電動歯ブラシである「ドルツ」の分解方法を解説します。
以下の道具を用意してください。
- ドライバー
- マイナスドライバー
ドルツの電源をONにして、完全に動作しなくなるまで電池を放置します。
これは安全にドルツを分解するために必須の手順です。
必ず、絶対に電池がなくなるまで放電させてから分解作業を行いましょう。
電源ボタンを押しても、ドルツが全く動作しなくなったら次の手順に移ります。
ポイント:
電源ボタンを押して、ドルツが動作しなくなるまで確認したら、もう一度電源ボタンを押してみてください。完全に放電しきっていない場合、少しだけ動作する可能性があります。この手順を何度か繰り返し、完全に放電したことを確認してください。
プラスドライバーをご用意ください。
ドルツ底部はネジ留めされていますので、プラスドライバーを使用してネジを取り外してください。
ネジを取り外すことで、ドルツ底部を開けられるようになります。
ドルツ底部を開けることができたら、内部部品を取り出す作業に移ります。
マイナスドライバーで電源ホルダーのフック2箇所を内側に倒しましょう。
電源ホルダーのフックを内側に倒せば、内部部品を取り出し、充電池を外すことが可能です。
ドルツの内部部品から充電池を取り出しましょう。
特に難しいことはなく、普通に充電池を取り出すことができます。
充電池を取り外したら、充電池の端子(プラスとマイナス)をセロハンテープなどで覆ってください。
これは充電池がショートしないための絶縁作業です。
リチウムイオン電池の回収ボックスに持っていくときは、セロハンテープなどで絶縁処理した状態で持っていきましょう。
パナソニック ドルツの場合、以下のWebページから取扱説明書のPDFを入手できます。
ご使用中のドルツを上記のページから探し、取扱説明書に記載の分解方法もご確認ください。
オムロンの分解方法
オムロンの電動歯ブラシの分解方法を解説します。
以下の道具を用意してください。
- マイナスドライバー
- ブラシヘッド
- 先端の細いハサミ
オムロンの電動歯ブラシの電源をONにして、完全に動作しなくなるまで電池を放置します。
これは安全にオムロンの電動歯ブラシを分解するために必須の手順です。
必ず、絶対に電池がなくなるまで放電させてから分解作業を行いましょう。
電源ボタンを押しても、オムロンの電動歯ブラシが全く動作しなくなったら次の手順に移ります。
ポイント:
電源ボタンを押して、オムロンの電動歯ブラシが動作しなくなるまで確認したら、もう一度電源ボタンを押してみてください。完全に放電しきっていない場合、少しだけ動作する可能性があります。この手順を何度か繰り返し、完全に放電したことを確認してください
ブラシの取り付け軸には、リング状のカバー部品が付いています。
そして、カバー部品を外すと、半透明のラバー部品が見えてくる仕組みになっています。
マイナスドライバーを使用しながら、カバー部品とラバー部品を取り外しましょう。
ブラシヘッドをご用意ください。
軸にブラシヘッドを装着し、装着した状態で90度回転させましょう。
90度回転させることで、軸を引き抜ける状態になります。
ブラシを装着した状態で軸を引き抜けますが、外せなかった場合には手で軸を引き抜いてください。
軸を引き抜くと、内部部品を取り出せます。
外側のケース2箇所、充電池の上下2箇所に付いている金具を切断してください。
「外側のケース2箇所→充電池の上下2箇所」の順番で切断するとスムーズです。
オムロンの電動歯ブラシの内部部品から充電池を取り出しましょう。
金具をきちんと切断できていれば、簡単に充電池を取り外せます。
充電池を取り外したら、充電池の端子(プラスとマイナス)をセロハンテープなどで覆ってください。
これは充電池がショートしないための絶縁作業です。
ニッケル水素電池の回収ボックスに持っていくときは、セロハンテープなどで絶縁処理した状態で持っていきましょう。
オムロンの電動歯ブラシの場合、以下のWebページから取扱説明書のPDFを入手できます。
ご使用中のオムロンの電動歯ブラシを上記のページから探し、取扱説明書に記載の分解方法もご確認ください。
充電池をリサイクルボックスに持っていく重要性
充電池をリサイクルボックスに持っていくことは、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」を達成する取り組みに繋がります。
SDGsは17つの目標が存在しています。
その目標の1つに「つくる責任 つかう責任」という目標があり、私たち消費者には”つかう責任”があるのです。
電動歯ブラシの充電池をリサイクルボックスに持っていくことは、この目標の達成に貢献する取り組みといえるでしょう。
自分はもちろん、家族や友だちが地球で安心して暮らしていくためにも、SDGsの目標を達成することは不可欠です。
電動歯ブラシをわざわざ分解し、リサイクルボックスに持っていくことは正直にいえば面倒くさいと感じるかもしれません。
しかし、私たち1人1人の行動は未来の地球に確実に影響を及ぼします。
あなたがSDGsの目標達成に取り組める1つとして、充電池をリサイクルボックスに持ってみませんか?
まとめ
本記事では、電動歯ブラシの捨て方・分解方法について解説しました。
電動歯ブラシの分解方法は、メーカーや機種によって異なります。
そのため、
- フィリップス ソニッケアー
- ブラウン オーラルB
- パナソニック ドルツ
- オムロン
の大手メーカー4社の電動歯ブラシの分解方法をお伝えしました。
オーラルB以外の3社は、電動歯ブラシの取扱説明書をPDF形式で公開しています。
その取扱説明書に記載された電動歯ブラシの分解方法なども参考にしながら、電動歯ブラシを分解して充電池を取り出してください。
取り出した充電池は冒頭でお伝えした通り、家電量販店やホームセンターなどに置いてあるリサイクルボックスに持っていきましょう。