【2024年最新】パナソニック ドルツのオススメ5選!人気14機種を徹底比較
海外メーカーの電動歯ブラシである「ソニッケアー」や「オーラルB」は替えブラシの価格が高いです。
それに対して、パナソニックの電動歯ブラシである「ドルツ」は替えブラシの価格が比較的に安いです。
多くの人にとって、ランニングコストを下げることができるので、替えブラシが安いという点は魅力的なのではないでしょうか。
私はフィリップスやオーラルBを使用した経験がありますが、今はドルツを使用しています。
やはりドルツは、
- 替えブラシが比較的に安い
- 電動歯ブラシ本体の性能が良い
- 電動歯ブラシの動作音がうるさくない
といった点が魅力の電動歯ブラシです。
そんなドルツを比較し、オススメ機種をご紹介するのが本記事の内容です。
電動歯ブラシ選びの参考にしていただければ幸いです。
ドルツのおすすめ5機種をすぐに見る
パナソニックのドルツの選び方
まずは、パナソニックのドルツの選び方について解説します。
パナソニックのドルツを選ぶ際には、「タタキ磨き」や「押しつけ防止センサー」などのポイントをおさえることが重要です。
誰にでもオススメの1台は存在しません!
ドルツの何を重要視するのか改めて確認しましょう!
タタキ磨きの有無で選ぶ
下位機種やエントリーモデルのドルツは、ヨコ方向の振動のみで歯垢を除去します。
それに対して、タテ方向の振動がある機種は、縦と横の振動によって歯垢をパワフルに除去できます。
このタテ方向の振動で歯垢除去することを「タタキ磨き」と呼ばれ、ドルツの上位機種で見られるブラシの動きです。
例えば、
- Wクリーンモード
- Wガムケアモード
といったブラッシングモードを搭載した機種であれば、タタキ磨きを搭載していることになります。
「歯磨きの時間を短縮したい」「歯のツルツル感が欲しい」という人は、このタタキ磨きを搭載した機種を選びましょう。
ただ、このタタキ磨きは一部の人にとって、刺激が強い歯の磨き方です。
そのため、歯や歯ぐきを優しく磨きたい人は、無理にタタキ磨きを搭載した機種を選ぶ必要がありません。
押しつけ防止センサーの有無で選ぶ
ドルツに限らず、電動歯ブラシを選ぶときは「押しつけ防止センサーの有無」に注目すべきです。
押しつけ防止センサーとは、ブラシを歯に押し当てる力が強いときにお知らせしてくれる機能です。
歯や歯ぐきを傷つける可能性が低くなるので、できれば押しつけ防止センサーを搭載した機種を選びましょう。
なお、ドルツの場合、押しつけ防止センサーには2種類存在します。
- 音でお知らせする機種
- 光と音でお知らせする機種
例えば、「音でお知らせする機種」は、ブラシを歯に押し当てる力が強いときに「ピピピ」と音でお知らせします。
また、「光と音でお知らせする機種」は、電動歯ブラシ本体のライトリングが赤く光ると同時に、「ピピピ」と音でお知らせします。
この押しつけ防止センサーは、電動歯ブラシに慣れていない人ほどオススメの機能です。
「価格的にどうしても無理!」という場合を除いて、基本的にはこの押しつけ防止センサー搭載機種を選びましょう。
専用アプリと連携できるかどうかで選ぶ
手磨きブラシにはなく、電動歯ブラシにある機能といえば「専用アプリとの連携」です。
せっかく電動歯ブラシを使用するなら、専用アプリと連携して使いたい人も少なくないでしょう。
ドルツの場合、
- 専用アプリと連携できない機種
- 専用アプリと連携できるが一部機能のみの機種
- 専用アプリと連携でき、全機能を利用できる機種
の3種類があります。
専用アプリと連携と連携でき、アプリの全機能を利用できる機種は今のところ最上位機種しかありません。
そして、「専用アプリと連携できるが一部機能のみの機種」は、レッスン動画をアプリで見れるくらいしか機能がないので、それほど魅力的ではありません。
そのため、ドルツでアプリを使用したい人は、アプリの全機能を利用できる最上位機種をオススメします。
最上位機種は当然ながら価格が高いので、専用アプリと連携したい気持ちが強い人を除いて、アプリ連携の有無はあまり気にする必要がありません。
【人気14機種】パナソニック ドルツの性能比較表
- 表の各項目(価格など)をクリックまたはタップすると、昇順・降順が切り替わる。
- 表の情報は2024年1月時点のものであり、公式サイトに記載の情報が最新情報となっている。
- 充電時間は「充電切れから満充電になるまでの時間」
- 使用時間は「満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合の時間」
※横にスクロールできます。
製品名 | 販売サイト | レビュー | 価格 | 振動数 | ブラッシングモード | 押しつけ防止 | 動かしすぎ防止 | 磨き角度センサー | 専用アプリ | 重量 | 充電時間 | 使用時間 | 携帯ケース |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ドルツ EW-DL39 |
Amazon
楽天 Yahoo | レビュー | 8600 | ヨコ:31,000回/分 | 2つのモード | ある(音のみ) | なし | なし | 可能 (一部機能のみ) | 95 | 17 | 22 | なし |
ドルツ EW-DA37 |
Amazon
楽天 Yahoo | レビュー | 13455 | ヨコ:31,000回/分 | 3つのモード | ある(音のみ) | なし | なし | 可能 (一部機能のみ) | 90 | 2 | 22 | ある |
ドルツ EW-DA57 |
Amazon
楽天 Yahoo | レビュー | 15655 | ヨコ:31,000回/分 | 3つのモード | ある(音のみ) | なし | なし | 可能 (一部機能のみ) | 90 | 2 | 22 | ある |
ドルツ EW-DP37 |
Amazon
楽天 Yahoo | レビュー | 21009 | ヨコ:31,000回/分 タテ:12,000回/分 | 3つのモード | ある(音のみ) | なし | なし | 可能 (一部機能のみ) | 110 | 3 | 22 | なし |
ドルツ EW-DP57 |
Amazon
楽天 Yahoo | レビュー | 27308 | ヨコ:31,000回/分 タテ:12,000回/分 | 5つのモード | ある(音のみ) | なし | なし | 可能 (一部機能のみ) | 110 | 3 | 22 | なし |
ドルツ EW-DT63 |
Amazon
楽天 Yahoo | レビュー | 40350 | ヨコ:31,000回/分 タテ:12,000回/分 | 5つのモード | ある(音と光) | ある | ある | 可能 | 110 | 3 | 16 | なし |
ドルツ EW-DT73 |
Amazon
楽天 Yahoo | レビュー | 44800 | ヨコ:31,000回/分 タテ:12,000回/分 | 5つのモード | ある(音と光) | ある | ある | 可能 | 110 | 3 | 16 | ある |
2023年モデルが2022年モデルよりも全てにおいて優れていることはありません。
たとえば、
- 2023年に発売された「EW-DP37」
- 2022年に発売された「EW-DP36」
の2機種を比べた場合は、充電時間が短いのは旧機種である「EW-DP36」です。
EW-DP37はフル充電に3時間かかりますが、EW-DP36は1時間でフル充電になります。
そして、執筆時点(2024年1月)では、EW-DP37よりEW-DP36のほうが安く販売されています。
さらに充電時間以外のブラッシングモード数や機能面について、この2機種に異なる点はありません。
1年型落ちにはなりますが、EW-DP37よりもEW-DP36のほうが価格が安いことで魅力的に感じる人も多いはずです。
そのため、筆者は2022年モデルのドルツを購入の選択肢に入れることもアリだと考えています。
パナソニック ドルツのオススメ5選【どれを選べばいいか迷ったらコレ!】
ここからは、ドルツのおすすめ機種をご紹介します。
比較表を見ても、どの機種を選ぶか悩んでしまう人は参考にしてください!
コスパの良い機種を選びたい人は「ドルツ EW-DP36」がオススメ
本体カラー | ホワイト、ブラック |
発売日 | 2022年9月 |
ブラシの動き | ヨコ磨き+タタキ磨き |
ブラッシングモード | 3つのモード*1 |
重量 | 約110g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約1時間*2 |
使用時間 | 22日間*3 (Wクリーンモードは11日間) |
アプリ連携 | 可能 (一部機能のみ) |
押しつけ防止センサー | ある |
充電器台 | ある |
トラベルケース | なし |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | 約235 × 29 × 35mm (ブラシを含む) |
*1:3つのブラッシングモード=「Wクリーンモード・ノーマルモード・ソフトモード」
*2:充電切れから満充電になるまでの時間
*3:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
まず、コスパの良いドルツを選びたい人は、「ドルツ EW-DP36」をオススメします。
ドルツ EW-DP36は、
- 「タタキ磨き」を搭載している
- 「タタキ磨き」を搭載している2022年モデルの中で最も価格の安い機種
- 充電時間が短く、使用できる時間も長い
といった特徴があります。
ドルツ EW-DP36以外に「タタキ磨き」を搭載している機種は、
- ドルツ EW-DP56(26,800円)
- ドルツ EW-DT72(32,927円)
の2機種です。
ドルツ EW-DP36の価格は20,309円なので、上記2機種と6,000円から12,000円の差があります。
また、充電時間は約1時間だけであり、最上位機種の「ドルツ EW-DT72」よりも短いです。
ドルツ EW-DP36は決して価格の安い機種ではありませんが、性能面などを考えると非常にコスパが良い電動歯ブラシです。
コスパの良い機種を選びたい人は、ドルツ EW-DP36を検討してみてはいかがでしょうか。
旅行や出張が多い人は「ドルツ EW-DA37」がオススメ
本体カラー | ホワイト |
発売日 | 2023年9月 |
ブラシの動き | ヨコ磨きのみ |
ブラッシングモード | 3つのモード*1 |
重量 | 約90g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約2時間*2 |
使用時間 | 22日間*3 |
アプリ連携 | 可能 (一部機能のみ) |
押しつけ防止センサー | ある |
充電器台 | なし |
トラベルケース | ある |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | 約219 × 25 × 29mm (ブラシを含む) |
*1:3つのブラッシングモード=「ノーマルモード・ソフトモード・センシティブモード」
*2:充電切れから満充電になるまでの時間
*3:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
旅行や出張が多い人は、「ドルツ EW-DA37」がオススメします。
ドルツ EW-DA37は充電ケーブル(USB TypeC)によって充電する方式です。
そのため、旅行や出張のときに充電器台ではなく、充電ケーブル1本を携帯すれば充電可能です。
充電器台で充電する方式だと、旅行や出張に充電器台まで持っていかないと充電できません!
さらに、電動歯ブラシを持ち運ぶための「携帯ケース」が付属される点も旅行や出張が多い人にオススメする理由の1つです。
ただ、ドルツ EW-DA37は他のドルツ機種とは違い、「充電器台」が付属されません。
つまり、家で使用することが多い人からすると、充電のたびに充電ケーブルを本体に差し込む手間があります。
電動歯ブラシを購入した場合に、「家で使用することが多いのか」「外出先で使用することが多いのか」でドルツ EW-DA37の評価は異なります。
もし、外出先で電動歯ブラシを使用することが多い場合には、ドルツ EW-DA37を検討してみてください。
押しつけ防止センサー搭載機種を選びたい人は「ドルツ EW-DL38」がオススメ
本体カラー | ブルー、ピンク |
発売日 | 2022年9月 |
ブラシの動き | ヨコ磨きのみ |
ブラッシングモード | 2つのモード*1 |
重量 | 約95g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約17時間*2 |
使用時間 | 22日間*3 |
アプリ連携 | 可能 (一部機能のみ) |
押しつけ防止センサー | ある |
充電器台 | ある |
トラベルケース | なし |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | 約216 × 27 × 30mm (ブラシを含む) |
*1:2つのブラッシングモード=「ノーマルモード・ソフトモード」
*2:充電切れから満充電になるまでの時間
*3:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
押しつけ防止センサー搭載機種を選びたい人は、「ドルツ EW-DL38」をオススメします。
「押しつけ防止センサー」を搭載している2022年モデルの中で、最も価格の安い機種がドルツ EW-DL38です。
2024年1月時点での価格は8,799円で、比較的に安い電動歯ブラシといえます。
押しつけ防止センサーの性能だけで比較すると、最上位機種のドルツ EW-DT72以外は全く同じ性能です。
そのため、押しつけ防止センサーのために、上位モデルの「ドルツ EW-DP56」といった高価な機種を購入する必要がありません。
押しつけ防止センサー以外のアプリやブラッシングモード、急速充電に魅力を感じる場合のみ、ドルツ EW-DL38よりも上位機種を選択すべきです。
ドルツアプリを利用して歯磨きしたい人は「ドルツ EW-DT72」がオススメ
本体カラー | シルバー |
発売日 | 2022年9月 |
ブラシの動き | ヨコ磨き+タタキ磨き |
ブラッシングモード | 5つのモード*1 |
重量 | 約110g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約3時間*2 |
使用時間 | 16日間*3 (WクリーンとWガムケアは11日間) |
アプリ連携 | 可能 |
押しつけ防止センサー | ある |
充電器台 | ある |
トラベルケース | ある |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | 約241 × 29 × 33mm (ブラシを含む) |
*1:5つのブラッシングモード=「Wクリーンモード・Wガムケアモード・ノーマルモード・ソフトモード・センシティブモード」
*2:充電切れから満充電になるまでの時間
*3:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
ドルツアプリを利用して歯磨きしたい人は、「ドルツ EW-DT72」がオススメです。
ドルツアプリを利用するなら、やはり全機能を利用できる機種を選ぶべきでしょう。
しかし、ドルツアプリの全機能を利用できる2022年~2023年に発売された機種は、
- EW-DT72:26,182円
- EW-DT63:41,000円
- EW-DT73:46,000円
の3機種しかありません。
そして、EW-DT72を除く2機種は、販売価格が4万円を超えており、気軽に購入できる機種ではありません。
また、動かしすぎ防止センサーや角度センサーが不要な場合には、EW-DT63やEW-DT73を購入する必要がありません。
そのため、ドルツアプリを利用して歯磨きしたい人は、他2機種よりも価格が安いEW-DT72をオススメします。
動かしすぎ防止や磨き角度センサーを利用したい人は「ドルツ EW-DT63」がオススメ
本体カラー | シルバー、 シャンパンゴールド |
発売日 | 2023年9月 |
ブラシの動き | ヨコ磨き+タタキ磨き |
ブラッシングモード | 5つのモード*1 |
重量 | 約110g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約3時間*2 |
使用時間 | 16日間*3 (一部モードは11日間) |
アプリ連携 | 可能 |
押しつけ防止センサー | ある |
充電器台 | ある |
トラベルケース | なし |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | 約241 × 29 × 33mm (ブラシを含む) |
*1:5つのブラッシングモード=「Wクリーンモード・Wガムケアモード・ノーマルモード・ソフトモード・センシティブモード」
*2:充電切れから満充電になるまでの時間
*3:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
動かしすぎ防止や磨き角度センサーを利用したい人は「ドルツ EW-DT63」がオススメです。
2022年までのドルツには無かった機能として、「動かしすぎ防止センサー」や「磨き角度センサー」が挙げられます。
ドルツの新しい機能として、最上位モデル(EW-DT63やEW-DT73)にこれら2つの機能が追加されました!
動かしすぎ防止センサーとは?
動かしすぎ防止センサーとは、電動歯ブラシを手磨きブラシのように動かしすぎている場合にお知らせしてくれる機能です。
電動歯ブラシを使った歯磨きの場合、手磨きブラシのように手を左右に細かく動かしてはいけません。
(*一部特殊な機種を除く。)
手磨きブラシのように動かしすぎると、歯垢が残ってしまうリスクがあります。
動かしすぎ防止センサーが搭載されていれば、LEDライトリングが黄色に光ってお知らせしてくれるので正しい動かし方をサポートしてくれます。
磨き角度センサーとは?
磨き角度センサーとは、歯と歯ぐきの境界を磨くときに適した角度(45度)に近づくと、ライトリングが青く光る機能です。
歯周ポケットを正しく磨きたいときに役立つ機能といえます。
EW-DT73とEW-DT63の違いは付属品の内容であり、電動歯ブラシ本体の性能は同じです。
EW-DT73は携帯ケースや付属ブラシの本数が多いために、EW-DT63よりも販売価格が高くなっています。
「トラベルケースが欲しい」といった場合を除いて、基本的にはEW-DT73よりもEW-DT63をオススメします。
パナソニック ドルツのデメリット・注意点
パナソニックのドルツのデメリットや注意点についても知っておきましょう。
アプリの口コミ評判が良くない
電動歯ブラシには、アプリと連携できる機種がいくつかあります。
2024年1月時点でのアプリの評価を見てみると、ドルツのアプリは評価が高くありません。
専用アプリ | Appleストアの評価 | Google Playの評価 |
---|---|---|
ドルツのアプリ | 星2.1 | 星3.1 |
ソニッケアーのアプリ | 星4.4 | 星4.0 |
オーラルBのアプリ | 星4.4 | 星4.5 |
ソニッケアーやオーラルBのアプリと比較すると、アプリのレビュー自体も少なく、あまり魅力的に感じていない人が多いようです。
電動歯ブラシでアプリを活用して歯磨きしたい人は、そもそもドルツではなく、ソニッケアーやオーラルBを購入したほうが満足できるかもしれません。
トラベルケースに充電機能がない
ドルツには、トラベルケースが付属される機種があります。
電動歯ブラシやブラシヘッドを旅行や出張で持ち運ぶときに、トラベルケース(専用ケース)に入れて持ち歩けます。
しかし、ドルツのトラベルケースには充電機能がありません。
ソニッケアーやオーラルBであれば、
- トラベルケース(充電機能付き)
- トラベルケース(充電機能なし)
の2種類があります。
それに対して、ドルツは充電機能がないトラベルケースしか存在しないため、旅行や出張が多い人にとっては不便に感じるかもしれません。
充電器台を旅行や出張に持っていけば、充電切れの心配はなくなりますが、荷物が増えてしまいます。
旅行や出張が多い人は、ドルツよりもソニッケアーやオーラルBのほうがオススメです。
補修用性能部品の保有期間が少し短い
これは電動歯ブラシの保証期間が過ぎた後の話になります。
保証期間が過ぎたとしても、一定期間は電動歯ブラシの有償修理を受け付けています。
しかし、有償修理の受け付けにも期限があります。
電動歯ブラシの取扱説明書をよく読むと、「補修用性能部品の保有期間」について記載があるはずです。
その補修用性能部品の保有期間が終了すると、修理のために必要な部品をメーカーでさえ所持しません。
有名な電動歯ブラシメーカー3社の場合、補修用性能部品の保有期間は以下のように決まっています。
有名な電動歯ブラシ | 補修用性能部品の保有期間 |
---|---|
パナソニックのドルツ(EW DP56) | 製造終了後5年 |
フィリップスのソニッケアー(HX9337) | 製造終了後6年 |
ブラウンのオーラルB(iO9) | 製造終了後6年 |
表のとおり、パナソニックのドルツは他社と比べて、補修用性能部品の保有期間が1年間短いのです。
「同じ電動歯ブラシを長く使用するつもりだ」という人は、ソニッケアーやブラウンのほうが安心できるかもしれません。
パナソニック ドルツの特徴
続いて、パナソニックのドルツの特徴について解説していきます。
替えブラシが安い
ドルツの大きな魅力は、替えブラシの価格が安いことです。
有名な電動歯ブラシ | 替えブラシの価格 |
---|---|
パナソニックのドルツ | 1,100円 (2024年1月のクリーン&ホワイトブラシ2本) |
フィリップスのソニッケアー | 2,764円 (2024年1月のクリーンプラス レギュラー3本) |
ブラウンのオーラルB | 2,180円 (2024年1月のマルチアクションブラシ4本) |
上記表をもとに、替えブラシ1本あたりの価格を計算すると、以下のとおりになります。
有名な電動歯ブラシ | 替えブラシ1本あたりの価格 |
---|---|
パナソニックのドルツ | 550円 |
フィリップスのソニッケアー | 921円 |
ブラウンのオーラルB | 545円 |
まず、ソニッケアーは1本あたり921円で高い価格であることが分かります。
次に、ブラウンのオーラルBは1本あたり545円で安い価格に見えますが、これはオーラルBの替えブラシで特別価格の安い物です。
オーラルBの「iOシリーズ」に装着することはできず、下位機種やエントリーモデルの機種にしか装着できないブラシです。
それに対して、ドルツの替えブラシは安い替えブラシであっても、ほとんどの機種に取り付けることができます。
「替えブラシが安い電動歯ブラシがいい」「大手メーカーの電動歯ブラシがいい」という場合は、ドルツは最有力候補だといえるでしょう。
なお、大手メーカーでなくてもいい場合には、「電動歯ブラシサブスク」なども選択肢になります。
本体重量が軽い
本体重量を他社と比較すると、ドルツは軽量な電動歯ブラシだといえるでしょう。
有名な電動歯ブラシ | 本体重量の範囲 |
---|---|
パナソニックのドルツ | 約55~105g |
フィリップスのソニッケアー | 約97~144g |
ブラウンのオーラルB | 約103~141g |
ソニッケアーとオーラルBの本体重量は以下の記事をもとに記載しています。
手磨きブラシと比べると、重たいことに変わりありませんが、少しでも軽量な機種を選びたいならドルツは良い選択肢になるでしょう。
充電時間が短い
充電時間が短いことも、ドルツの特徴の1つです。
有名な電動歯ブラシ | 充電時間の範囲 |
---|---|
パナソニックのドルツ | 約1~17時間 |
フィリップスのソニッケアー | 約16~48時間 |
ブラウンのオーラルB | 約3~22時間 |
ソニッケアーとオーラルBの充電時間は以下の記事をもとに記載しています。
普段の生活では充電時間を気にする必要はそれほどありませんが、災害時や停電時に使用しやすくなるでしょう。
ドルツの場合、充電時間が短いことに加えて使用できる時間も長い点も魅力的です。
電動歯ブラシの動作音がうるさくない
電動歯ブラシといえば、動作音が気になる人も多いでしょう。
ドルツは「音波式電動歯ブラシ」であり、他の電動歯ブラシと比べても動作音はそこまで大きくありません。
日本製ということもあって、動作音の大きさについては考えられています。
海外メーカーの電動歯ブラシだと動作音が少しうるさく感じることも…。
ただし、WクリーンモードやWガムケアモードなどの「タタキ磨き」は、動作音が大きい傾向にあります。
やはりパワフルなブラッシングモードになるほど、動作音が大きくなってしまう点は注意が必要です。
反対に、動作音が大きい傾向にある電動歯ブラシは「オーラルB」です。オーラルBの下位機種やエントリーモデルは「ガガガ」という回転音が気になります。ただし、上位機種のiOシリーズであれば、音は控えめになっています。
まとめ
本記事では、パナソニックのドルツを徹底比較し、オススメの5機種をご紹介しました。
「比較表を見ても、どの機種を選べばいいか分からない」という人は、以下の5機種から選んでみてはいかがでしょうか。
ドルツのおすすめ5機種をすぐに見る
また、本記事で比較した14機種のドルツは、全てレビュー記事を投稿しています。
もし、悩んだ際はレビュー記事も参考にしていただければ幸いです。