【2024年最新】13機種のブラウン オーラルBを徹底比較！オススメ4選と注意すべき点

フィリップスの電動歯ブラシと肩を並べ、高いシェア率をほこるブラウンの「オーラルB（Oral-B）」。

オーラルBの特徴的な”丸い形のブラシ”を見て、気になっている人も多いのではないでしょうか。

しかし、オーラルBは種類が多く、具体的な性能の違いが少し分かりづらいですよね。

そこで、本記事ではブラウンの電動歯ブラシを比較し、どの機種がどんな人にオススメなのかをお伝えしていきます。

本記事を読めば、「オーラルBのどの機種を選べばいいか分からない」という悩みを解決できます！

オーラルBのおすすめ4機種をすぐに見る

ブラウンのオーラルBの選び方

まずは、ブラウンのオーラルBの選び方について解説していきます。

オーラルBを選ぶ際には、「ブラシの動き」や「押しつけ防止センサー」などのポイントをおさえることが重要です。

ブラシの動きで選ぶ

オーラルBを選ぶときに、特に意識したいポイントは「ブラシの動き」です。

オーラルBには、大きく分けて3種類の”ブラシの動き”が存在します。

ブラシの動き	性能	特徴
丸型回転+ 遠心マイクロモーション	最も高い	オーラルBの中では、最も歯垢除去力の高いブラシの動き。毛の1本1本が振動することで高い歯垢除去力を実現している。
丸型回転+ 上下振動 （3D丸型回転）	高い	スタンダードモデルから上位モデルの機種で見られるブラシの動き。回転の動きに加えて、上下振動が加わったことで高い歯垢除去力を実現している。
丸型回転のみ	普通	主にエントリーモデルで採用されているブラシの動き。細かな振動ではなく、回転の動きによって歯垢除去する。

オーラルBの場合、ブラッシングモードの数よりも、ブラシの動きに注目したほうが歯の磨き心地に違いがあります。

磨き心地で後悔したくない人は、「丸型回転+遠心マイクロモーション」の機種をオススメします。

また、「丸型回転+上下振動」の機種であっても、基本的に満足のいく歯の磨き心地になるでしょう。

ただ、遠心マイクロモーションや上下振動を搭載した電動歯ブラシは、価格がどうしても高くなりがちです。

そのため、価格の安いエントリーモデルに搭載されている「丸型回転のみ」の機種を選ぶことも悪い選択肢ではありません。

押しつけ防止センサーで選ぶ

オーラルBを選ぶときに、「押しつけ防止センサー」に注目することも重要です。

押しつけ防止センサーとは、ブラシを歯に押し当てる力が強いときにお知らせしてくれる機能のことです。

歯に押し当てる力加減が分からずに、歯や歯ぐきを傷つけるリスクを減らしてくれます。

そして、LEDリングが赤く光ると、「押し当てる力が強いよ。もっと優しく押し当ててね。」という意味になります。

電動歯ブラシの使用回数少ない人や慣れていない人は、この押しつけ防止センサーが搭載された機種がオススメです。

ちなみにこの押しつけ防止センサーは、フィリップス ソニッケアーでは「過圧防止機能」と呼ばれています。

ディスプレイの有無で選ぶ

オーラルBには、「ディスプレイ」が搭載されている機種が存在します。

ディスプレイによる視覚ガイドがあると、

といったメリットがあります。

ディスプレイが非搭載の機種だと、「使用しているブラッシングモードが分からない」という問題が発生しがちです。

ブラッシングモードを使い分けて有効的に利用したい人は、このディスプレイが搭載された機種を選ぶことをオススメします。

オーラルBはアイコンが点灯することで、ブラッシングモードをお知らせする機種が少ないのです…。そのため、「ディスプレイが非搭載＝使用中のブラッシングモードが分かりづらい」というデメリットが存在しています。

アプリと連携できるかどうかで選ぶ

オーラルBを選ぶ際に、「アプリと連携できるかどうか」という点も注目したいです。

電動歯ブラシに慣れていない人は、専用アプリと連携したほうが歯をキレイに磨けます。

※一部機能は最上位機種でなければ利用できません。

電動歯ブラシの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

13機種のブラウン オーラルBの性能比較表

ブラウン オーラルBのオススメ4選【どれを選べばいいか迷ったらコレ！】

ここからは、オーラルBのおすすめ機種をご紹介します。

コスパの良い機種を選びたい人は「オーラルB iO3」がオススメ

ブラシの動き	丸型回転+遠心マイクロモーション
ブラッシングモード	3つのモード*1
重量	約127g （ブラシを含む）
充電時間	約16時間*2
使用時間	12日間*3
アプリ連携	不可
押しつけ防止センサー	ある
充電器台	ある
USB充電 トラベルケース	なし
本体寸法 （高さ・幅・奥行き）	約227 × 30 × 30mm （ブラシを含む）

コスパの良いオーラルBを選びたい人は、「オーラルB iO3」をオススメします。

オーラルB iO3は、

といった特徴があります。

まず、iOシリーズの機種だけあって、ブラシの動きは「丸型回転+遠心マイクロモーション」です。

そして、iOシリーズの機種の中では最も安価な機種で、だいたい1万円程度で購入できます。

価格が比較的に安く、最上位のブラシの動きを実現した機種なので、コスパは非常に優れているといえるでしょう。

アプリと連携できないなどのデメリットはありますが、価格を考えれば十分に納得できる機種です。

コスパの良いオーラルBを選びたい人は、「オーラルB iO3」を選択してみてはいかがでしょうか。

押しつけ防止センサー搭載機種を選びたい人は「オーラルB PRO2」がオススメ

ブラシの動き	丸型回転+上下振動
ブラッシングモード	3つのモード*1
重量	約131g （ブラシを含む）
充電時間	約12時間*2
使用時間	12日間*3
アプリ連携	不可
押しつけ防止センサー	ある
過圧ストッパー	ある
充電器台	ある
USB充電 トラベルケース	なし （USB充電不可の トラベルケースは付属）
本体寸法 （高さ・幅・奥行き）	約237 × 29 × 31mm （ブラシを含む）

「押しつけ防止センサーが搭載の中で一番安い機種」を選びたいなら、「オーラルB PRO2」がオススメです。

オーラルB PRO2は、押しつけ防止センサーが搭載されています。

ブラシを歯に押し付ける力が強いときに、電動歯ブラシ本体のLEDが赤く光ることでお知らせしてくれます。

その押しつけ防止センサーが搭載されていながら、価格は2024年1月時点で8,843円です。

比較的に安価でありながら、押しつけ防止センサーが搭載されている点は魅力的といえるでしょう。

押しつけ防止センサーが搭載された機種が欲しいなら、オーラルB PRO2を選んでみてはいかがでしょうか。

ブラウンの「オーラルB」ではなく、フィリップスの「ソニッケアー」であれば、さらに安価な価格で過圧防止機能が搭載された機種があります。ソニッケアー3100という機種は、2024年1月時点で7,700円でした。

専用アプリを利用したい人は「オーラルB iO4」がオススメ

ブラシの動き	丸型回転+遠心マイクロモーション
ブラッシングモード	4つのモード*1
重量	約127g （ブラシを含む）
充電時間	約16時間*2
使用時間	12日間*3
アプリ連携	可能
押しつけ防止センサー	ある
充電器台	ある
USB充電 トラベルケース	なし （USB充電不可の トラベルケースは付属）
本体寸法 （高さ・幅・奥行き）	約227 × 30 × 30mm （ブラシを含む）

オーラルBのアプリを利用したいなら、「オーラルB iO4」がオススメです。

オーラルB iO4は、

といった特徴があります。

専用アプリを利用できる機種の中では価格が安く、ブラシの動きも「遠心マイクロモーション」です。

押しつけ防止センサーが搭載まで搭載されているので、オーラルB iO3と同様にコスパに優れた機種でもあります。

オーラルB iO3はアプリを利用しない人、オーラルB iO4はアプリを利用したい人にオススメです。

歯磨きと真剣に向き合いたい人は「オーラルB iO9」がオススメ

ブラシの動き	丸型回転+遠心マイクロモーション
ブラッシングモード	7つのモード*1
重量	約137g （ブラシを含む）
充電時間	約3時間*2
使用時間	12日間*3
アプリ連携	可能
押しつけ防止センサー	ある
充電器台	ある
USB充電 トラベルケース	ある
本体寸法 （高さ・幅・奥行き）	約239 × 30 × 30mm （ブラシを含む）

歯磨きと真剣に向き合いたい人は、「オーラルB iO9」がオススメです。

オーラルB iO9は価格が5万円近いため、気軽に購入できる機種ではありません。

しかし、オーラルBの最上位機種として、全ての性能が高い水準にあります。

最上位機種として優秀な機能は以下のとおりです。

ブラッシングモードは7つも搭載されており、使い分けることで満足のいくブラッシング体験を得られます。

また、カラーのディスプレイは地味に便利で、

といった機能があります。

さらに、口の中を16か所を検知し、磨き残しを減らしてくれるAIガイド機能も優秀です。

「価格なんて気にしない！性能の良い電動歯ブラシを教えてくれ！」といわれたら、オーラルB iO9をオススメしますね。

ブラウン オーラルBのデメリット・注意点

オーラルBのデメリットや注意点についても知っておきましょう。

デメリット・注意点を事前に知っておけば、購入後に後悔する可能性は低くなるでしょう。

動作音が比較的に大きい

まず、オーラルBは電動歯ブラシの中でも動作音の大きい機種が多いです。

オーラルBは、およそ70~80デシベル程度の動作音がします。

一般的なドライヤーは約80~100デシベルなので、「ドライヤーよりは音が小さい」といったイメージです。

ソニッケアーやドルツなどの音波式電動歯ブラシは、だいたい60デシベルでした。

なお、iOシリーズに関してだけは、駆動機構が「ギア駆動から磁気駆動」に変わったことで、オーラルBの中でも動作音が静かになっている印象です。

駆動機構	擬音	音の大きさ
ギア駆動（iOシリーズ以外）	ｶﾞｶﾞｶﾞ…	一般的な電動歯ブラシよりも音が大きい
磁気駆動（iOシリーズ）	ﾌﾞｳｩｩｩｰﾝ…	ギア駆動の機種よりも音が控えめ

ギア駆動の機種は、「ｶﾞｶﾞｶﾞ…」というドリルのような「高速回転」の音が目立ちます。

それに対して、磁気駆動の機種は、「ﾌﾞｳｩｩｩｰﾝ…」という「高速振動」の音が目立っている印象です。

研磨剤が含まれている歯磨き粉は使用してはいけない

オーラルBに限った話ではありませんが、研磨剤が含まれている歯磨き粉は電動歯ブラシで使用してはいけません。

電動歯ブラシに研磨剤入りの歯磨き粉を付けて使用すると、歯が削れてしまう可能性があるからです。

オーラルBを使用するときは、歯磨き粉の成分に研磨剤が含まれていないことをよく確認しましょう。

研磨剤は、歯磨き粉のパッケージの成分表示に下記のように記載されていることが多いです。

なお、ジェルタイプの歯磨き粉であれば、上記のような清掃剤（研磨剤）が含まれていません。

そのため、丸型回転式電動歯ブラシで歯磨き粉を使用したい場合、「ジェルタイプの歯磨き粉」をオススメします。

ブラッシングモードが分かりづらい機種が多い

オーラルBは、ブラッシングモードが分かりづらい機種が多い傾向にあります。

なぜなら、オーラルBは英単語やアイコンによって、ブラッシングモードを表示してくれる機種が少ないです。

たとえば、

では英単語やアイコンによるブラッシングモードの表示がありません。

また、最上位シリーズのiOシリーズでも、オーラルB iO3やオーラルB iO4ではブラッシングモードの表示がありません。

そのため、ブラッシングモードを変えても「今どのブラッシングモードだっけ？」と分かりづらい問題が起きます。

ブラッシングモードを適切に使い分けたい場合は、

といった機種をオススメします。

ブラウン オーラルBの特徴

続いて、ブラウン オーラルBの特徴について解説していきます。

丸型回転の大きな動きで効率的に歯垢を落とせる

オーラルBは丸型のブラシが「回転」することで、効率的に歯垢を落とすことができる電動歯ブラシです。

振動だけで歯垢を落とす音波式電動歯ブラシと比べて、より大きな動きで歯垢を除去できるので、効率よく歯磨きできるでしょう。

なお、人によっては、「歯や歯ぐきへの刺激が強い」と感じる場合もあります。

その場合は、歯に押し付ける力が強い可能性があるので、優しい力で歯に押し当てる必要があります。

また、それでも刺激が強いと感じる場合は、

などの振動が少ないブラッシングモードを試してみることをオススメします。

上位機種は「最先端の技術」を搭載している

オーラルBの上位機種は、最先端の技術が搭載されています。

たとえば、他社の電動歯ブラシでディスプレイが搭載されている機種はほとんどありません。

少なくともソニッケアーやドルツなどの有名な電動歯ブラシでは、ディスプレイが搭載されている機種はありません。

また、リニアモーターカーと同じ駆動方法、「磁気駆動」を採用している点も他社の電動歯ブラシには見られない技術です。

これら最先端の技術が搭載されることで、快適で便利な電動歯ブラシになっている点は非常に魅力的です。

価格の安い機種から高い機種まで取り揃っている

オーラルBには、価格の安い機種から高い機種まで広く取り揃っています。

電動歯ブラシとして有名なフィリップス ソニッケアーでは、最低でも4,000~5,000円台の機種しかありません※1。

それに対して、オーラルBは2,000～3,000円台の機種（すみずみクリーン2022年モデル）が存在します。

また、高価な機種としては、オーラルB iO9（49,200円）があり、電動歯ブラシの中でも非常に高性能な機種です。

このように、価格の安い機種から高い機種まで取り揃っていることで、さまざまなニーズに応えています。

※1：当サイト調べ（本サイトで調査したソニッケアー15機種の価格より）

まとめ：オーラルBでどれがいいか迷ったらこの4機種！

本記事では、丸型回転式電動歯ブラシであるオーラルBを13機種比較しました。

「比較表を見ても、どの機種を選べばいいか分からない」という人は、以下の4機種から選んでみてはいかがでしょうか。

また、本記事で比較した13機種のオーラルBは、全てレビュー記事を投稿しています。

もし、悩んだ際はレビュー記事も参考にしていただければ幸いです。