電動歯ブラシおすすめ5選!人気メーカーの計44機種を徹底比較【2024年最新】
電動歯ブラシは、いくつものメーカーがさまざまな機種を販売しています。 多くの機種があり、選択の幅が広いことはメリットだといえますが、どの機種を選ぶか悩んでしま...電動歯ブラシサブスクのおすすめはコレ!人気3社の料金・性能・利便性の比較ランキング【2024年版】
国内で提供されている電動歯ブラシサブスクは主に3社*です。 *3社以外にも、海外を中心に提供されている電動歯ブラシサブスクは日本に住んでいても利用できます。しかし...【2024年最新】フィリップスのソニッケアー15機種の性能比較とオススメ4選!
電動歯ブラシの中でも人気の高いフィリップスの「ソニッケアー(sonicare)」。 せっかく電動歯ブラシを購入するなら、有名メーカーであるフィリップスの電動歯ブラシか...【2024年最新】13機種のブラウン オーラルBを徹底比較!オススメ4選と注意すべき点
フィリップスの電動歯ブラシと肩を並べ、高いシェア率をほこるブラウンの「オーラルB(Oral-B)」。 オーラルBの特徴的な"丸い形のブラシ"を見て、気になっている人も多...【2024年最新】パナソニック ドルツのオススメ5選!人気14機種を徹底比較
海外メーカーの電動歯ブラシである「ソニッケアー」や「オーラルB」は替えブラシの価格が高いです。 それに対して、パナソニックの電動歯ブラシである「ドルツ」は替え...【2024年最新】オムロンの電動歯ブラシ オススメ3選!最新9機種を徹底比較
制御機器やヘルスケア、電子部品などを提供する日本の電気機器メーカー「オムロン」が販売する電動歯ブラシ。 日本メーカーなので替えブラシの価格が安く、根強い人気が...
ドルツとオムロンを比較!価格や性能で比較したらおすすめはどっち?
電動歯ブラシについて調べると、ドルツとオムロンの電動歯ブラシの違いについて気になってくる人が多いでしょう。
そこで本記事では、ドルツとオムロンをさまざまな項目で比較します。
それぞれの特徴やメリットについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
ドルツとオムロンを徹底比較
項目 | ドルツ | オムロン |
---|---|---|
価格 | 5,656円~ | 2,000円~ |
種類 | 音波式電動歯ブラシ | 音波式電動歯ブラシ |
ブラッシングモード | 2つ~ | 1つ~ |
充電時間 | 約1時間 約2時間 約3時間 約17時間 | 約10時間 |
使用時間 | 7日間 16日間 22日間 | 7日間 10日間 |
アプリ評価 | Appleストア:星2.0 Google Play:星3.0 | アプリ無し |
*:比較表は「パナソニックのドルツ性能比較表」や「オムロンの電動歯ブラシ性能比較表」をもとに作成しています。
*:充電切れから満充電になるまでの時間。
*:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合。
価格を比較
ドルツは5,000円台の「ドルツ EW-DM63」が最安モデルです。
それに対して、オムロンの電動歯ブラシは2,000円台の「オムロン HT-B222」が最安モデルです。
電動歯ブラシの本体価格で比べると、オムロンのほうが安価な機種が多い傾向にあります。
ただし、オムロンは2019年以降、新機種を発売していません。
そのため、新しい電動歯ブラシを購入したい場合は、オムロンよりドルツのほうがオススメです。
一方で、替えブラシの価格を比べると、ドルツもオムロンも同程度の価格です。
電動歯ブラシ | 替えブラシの価格 |
---|---|
ドルツ | 約400~600円/本 |
オムロン | 約400~600円/本 |
海外メーカーの電動歯ブラシの場合は、替えブラシ1本あたり約800~1,000円ほどです。
日本メーカーのドルツとオムロンは、海外メーカーと比べると安価であるといえるでしょう。
ランニングコストの面で考えると、ドルツとオムロンの電動歯ブラシは優れています。
種類を比較
電動歯ブラシには、大きく分けて3つの種類があります。
そして、ドルツとオムロンは「音波式電動歯ブラシ」です。
音波式電動歯ブラシは最もベーシックな種類であり、ブラシの形状は手磨きブラシと同じです。
音波式電動歯ブラシと他の種類の電動歯ブラシとの違いを以下表にまとめます。
項目 | 歯垢除去のパワー | 動作音 |
---|---|---|
音波式電動歯ブラシ | 普通 | 普通 |
丸型回転式電動歯ブラシ | 強い | 大きめ |
超音波式電動歯ブラシ | 弱い | 小さい |
音波式電動歯ブラシは「振動の力」で歯垢を除去します。
一方で、丸型回転式電動歯ブラシは「回転の力」を主力にして歯垢を除去します。
ブラシの動きが大きいのは、丸型回転式電動歯ブラシなので、一般的には丸型回転式電動歯ブラシのほうが歯垢を除去するパワーが強いです。
ただし、歯垢を除去するパワーが強い反面、歯や歯ぐきへの刺激も強いので、きちんと正しい使い方を意識しなければいけません。
また、動作音を比較すると、音波式電動歯ブラシは「ブゥゥーン」という振動の音。
丸型回転式電動歯ブラシは「ガガガガ」というギアが回転する音がします。
動作音の静かな機種を選びたい人にとって、ドルツやオムロンは良い選択肢であるといえるでしょう。
充電時間と使用時間を比較
充電時間と使用時間を見ると、オムロンよりもドルツのほうが優れている機種が多いです。
オムロンの充電時間は約10時間です。
エントリーモデルでも上位モデルでも約10時間という充電時間に統一されています。
それに対して、ドルツの充電時間は約1~17時間です。
ドルツは最上位機種ではなくとも、充電時間が短く、約1~3時間程度でフル充電になります。
つまり、充電時間の短さでは、オムロンよりもドルツのほうが優れているといえるでしょう。
また、使用可能時間の長さについてもオムロンよりドルツが優れています。
オムロンの使用可能時間は約7~10日間です。
それに対して、ドルツの使用可能時間は約16~22日ほどです。
(一部エントリーモデルを除く。)
ドルツのほうがフル充電時に使用できる期間が長いため、充電器無しで旅行や出張に持っていきやすいでしょう。
アプリの評価で比較
大手メーカーの電動歯ブラシには「専用アプリ」が存在します。
ドルツ、ソニッケアー、オーラルBなどの電動歯ブラシでは、専用アプリを活用しながら歯磨きできます。
しかし、オムロンの電動歯ブラシには専用アプリが存在しません。
そのため、アプリを活用しながら電動歯ブラシを使いたい人は、オムロンよりもドルツを選ぶべきでしょう。
ただし、ドルツのアプリは利用者からの評価があまり高くありません。
電動歯ブラシのアプリ | ストアの評価 |
---|---|
ドルツのアプリ | Appleストア:星2.0 Google Play:星3.0 |
オムロンのアプリ | 無し |
*アプリ機能・評価は執筆時点(2024年1月2日)の評価。
ドルツはスタンダードモデルなどの低価格機種からアプリを利用できますが、上位機種でなければ利用できる機能が少ないです。
「電動歯ブラシのアプリを重要視している」という場合は、ドルツやオムロンよりもソニッケアーやオーラルBのほうがオススメです。
ドルツよりもソニッケアーやオーラルBのアプリのほうが利用者からの評価は高いです。
電動歯ブラシのアプリ | ストアの評価 |
---|---|
ドルツのアプリ | Appleストア:星2.0 Google Play:星3.0 |
ソニッケアーのアプリ | Appleストア:星4.4 Google Play:星4.2 |
オーラルBのアプリ | Appleストア:星4.4 Google Play:星3.9 |
ソニッケアーやオーラルBは上位機種しかアプリを利用できませんが、アプリの機能面については非常に優れています。
【結論】ドルツとオムロンはどっちの方がいい?
ここで、ドルツとオムロンのどちらがいいのかについて個人的な見解をお伝えします。
基本的にはドルツがオススメ
ドルツとオムロンの2つで迷っている場合、基本的にはドルツをオススメします。
その理由は以下のとおりです。
- オムロンとは違い、新機種を発売され続けているから。
- W音波振動などパワフルなブラッシングモードがあるから。
- アプリが用意されているから。
最も大きな理由として、オムロンの電動歯ブラシは2019年以降、新機種が発売されていません。
(*執筆時点2024年1月時点。)
一方で、ドルツは2023年10月にも新機種を発売しており、基本的にはドルツのほうがオススメできます。
上位機種であれば、W音波振動などのパワフルなブラッシングモードがあります。
パワフルなブラッシングモードによって、効率的に歯磨きでき、電動歯ブラシの魅力を十分に感じることができるでしょう。
また、オムロンには無い「専用アプリ」もドルツには用意されています。
ドルツの下位機種だと、専用アプリの恩恵はそこまで大きくありませんが、上位機種であれば専用アプリを利用する価値があります。
以上のことから、オムロンとドルツのどちらを選ぶか悩んでいるのであれば、まずはドルツから選ぶべきだといえるでしょう。
古い機種が気にならない人はオムロンもオススメ
2019年以前に発売された古い電動歯ブラシでも気にならないのであれば、オムロンの電動歯ブラシも悪い選択肢ではありません。
古い機種ということもあって、発売当時よりも値下がりしているオムロン機種も存在します。
ただし、電動歯ブラシなどの製品には「補修用性能部品の保有期間」というルールがあります。
簡単にいえば、補修用性能部品とは、製品の機能を維持するために必要な部品のことです。
そして、補修用性能部品の保有期間は「製造打ち切り後から5~6年」の電動歯ブラシメーカーが多いです。
電動歯ブラシ | 補修用性能部品の保有期間 |
---|---|
オムロン | 製造終了後5年 |
ドルツ | 製造終了後5年 |
ソニッケアー | 製造終了後6年 |
オーラルB | 製造終了後6年 |
そのため、オムロンの古い電動歯ブラシを購入した場合、補修用性能部品をメーカーが保有していない可能性があります。
故障したときに新機種を買い直す人であれば気にする必要はありませんが、修理しながら長く使い続けたい場合には注意してください。
ドルツならではの特徴・メリット
ドルツならではの特徴・メリットについても解説していきます。
W音波振動でパワフルに歯磨きできる(上位機種)
ドルツの上位機種には、「W音波振動」のブラッシングモードが搭載されています。
W音波振動とは、通常のヨコ方向の振動に加えて、縦方向にも振動することでパワフルに歯磨きできるモードです。
人によって合う合わないはありますが、歯を効率的に磨けるので魅力的であるといえるでしょう。
W音波振動を体験するには、
- Wクリーンモード
- Wガムケアモード
といったブラッシングモードが搭載されている機種を選んでください。
基本的には「EW-DPシリーズ」「EW-DTシリーズ」であれば、W音波振動によるパワフルな歯磨きを体験できます。
専用アプリが用意されている
専用アプリが用意されている電動歯ブラシは多くありません。
大手メーカーのオムロンでさえ、専用アプリが用意されていません。
一方で、ドルツには専用アプリが用意されており、アプリ機能を活用した歯磨きを行えます。
たとえば、ドルツのアプリでは、以下のような機能を利用できます。
- レッスン動画
- 押し付け過ぎお知らせ
- 45度磨きのお知らせ
- 歯磨き結果フィードバック
- カレンダー機能
ドルツの下位機種だと、レッスン動画の視聴しかできず、十分にアプリ機能を利用できません。
しかし、ドルツの上位機種であれば、押し付け過ぎお知らせなど有用な機能を利用できます。
電動歯ブラシのアプリを使って歯磨きしたい人は、ドルツの下位機種よりも上位機種をオススメします。
充電時間が短い
ドルツは充電時間の短い電動歯ブラシとして知られています。
一部の上位機種は「急速充電」に対応しており、充電し忘れていても短い時間でフル充電になります。
しかし、電動歯ブラシを家で使用することが多い人にとっては、あまり大きな利点には感じられないかもしれません。
使用後の電動歯ブラシは基本的に充電器台に置いて保管します。
そのため、電動歯ブラシは充電し忘れることが少なく、基本的にはずっとフル充電の状態です。
ただし、停電したときには充電時間の短い機種のほうが便利に感じるでしょう。
オムロンならではの特徴・メリット
オムロンならではの特徴・メリットについても解説していきます。
本体価格が安い
オムロンの電動歯ブラシは替えブラシだけではなく、本体価格も良心的な価格で販売されています。
たとえば、オムロン HT-B222は執筆時点(2024年1月時点)の価格が1,713円と非常に安価です。
上位機種であっても2万円台なので、大手メーカーの中では安価といえます。
電動歯ブラシを初めて購入する場合に、オムロンの低価格な機種でお試しするのは賢い選択だといえるでしょう。
本体重量が軽い
オムロンの電動歯ブラシは、全電動歯ブラシの中でも本体重量が軽い傾向があります。
電動歯ブラシ | 重量 |
---|---|
オムロン | 約36~64g |
ドルツ | 約90~110g |
ソニッケアー | 約97~144g |
オーラルB | 約103~141g |
大手メーカーの電動歯ブラシには100g以上の機種が多く、約36~64gのオムロンは非常に軽量だといえるでしょう。
電動歯ブラシの本体重量が軽量だと、子どもやお年寄りが歯磨きで疲れにくくなります。
子どもやお年寄りに電動歯ブラシをプレゼントする場合は、オムロンやドルツなどの軽量な電動歯ブラシのほうが好まれるでしょう。
ブラシ部分が11度傾いている(上位機種)
オムロンの上位機種に限りますが、ブラシ部分が11度傾いている機種があります。
- オムロン HT-B315
- オムロン HT-B324
11度傾いていることで、ブラシを奥歯に当てやすく、口を大きく開けられない人でも歯磨きしやすいです。
他社の大手メーカーでは上位機種であっても、ブラシが11度傾いている機種は多くありません。
「電動歯ブラシは奥歯が磨きにくい」と感じている人は、オムロンの上位機種を検討してみてください。