おすすめの電動歯ブラシを見る

電動歯ブラシで互換ブラシを使ってはいけない理由!正規品と比べたメリットとデメリットを解説

電動歯ブラシで互換ブラシを使ってはいけない理由

電動歯ブラシの互換ブラシは、正規品よりも価格が安く魅力的ですよね。

しかし、電動歯ブラシの互換ブラシには「デメリット」が存在します。

デメリットを理解せずに、互換ブラシを使用すると後悔する可能性があります。

そこで本記事では、互換ブラシのメリットとデメリットの両方をお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。

目次

\ 3分で診断できる! /

お似合いの電動歯ブラシを見つける手助けをします!

電動歯ブラシの互換ブラシを使ってはいけない理由【正規品と比べたデメリット】

バツ印を掲げる男性

まずは、電動歯ブラシの互換ブラシを使ってはいけない理由について解説していきます。

電動歯ブラシの互換ブラシには、以下のデメリットが存在します。

  • 歯垢除去力が低い。
  • 本体への負荷が大きい。
  • 動作音が大きくなる可能性がある。
  • 本体保証の対象外になる。
  • ブラシの消耗が正規品よりも早い傾向がある。

歯垢除去力が低い

まず、互換ブラシの歯垢除去力は正規品と比べると低いです。

オーラルBを販売するブラウンによれば、互換ブラシは正規品と比べて約30%ほど歯垢除去力が落ちると明記されています

正規品と互換品の歯垢除去力【比較表】

筆者の場合、互換ブラシを使い始めたときは、磨き心地にそれほど違和感を感じません。

しかし、互換ブラシを数回使用した後、徐々に「磨き心地が悪いような気がする…」と違和感を感じ始めました。

互換ブラシのメーカーにもよるとは思いますが、正規品と比べるとやはり歯垢除去力は期待できないでしょう

本体への負荷が大きい

互換ブラシは本体への負荷が大きいとされています。

電動歯ブラシの替えブラシは、使用後に洗うために外し、使用前に付ける必要があります。

互換ブラシだと、その付けたり外したりする行為によって本体に大きい負荷がかかるのです。

電動歯ブラシ本体を長く使用したい場合には、互換ブラシではなく正規品をオススメします。

動作音が大きくなる可能性がある

オーラルBの公式サイトでは、替えブラシを付けると稼働音、つまり動作音が大きくなる可能性があると明記されています。

正規品と互換品の稼働音【比較表】

ただ筆者の場合は、互換ブラシを付けたとしても、それほど動作音が大きくなった印象はありませんでした。

しかし、互換ブラシによっては、正規品よりも動作音が大きくなる可能性はあります。

動作音の大きさを気にする人は、互換ブラシよりも正規品を使用したほうがいいでしょう

本体保証の対象外になる

通常、電動歯ブラシには「本体保証」が存在します。

  • フィリップス ソニッケアー:本体保証2年間
  • ブラウン オーラルB:本体保証1年間
  • パナソニック ドルツ:本体保証1年間

この本体保証の期間内に電動歯ブラシ本体が故障しても、無償で修理を受けることができます。

しかし、互換ブラシを使用していた場合、この本体保証の対象外になってしまうのです。

つまり、半年しか電動歯ブラシを使用していないとしても、互換ブラシを使用していた場合には有償修理になります。

各メーカーの公式サイトには以下のように記載があります。

フィリップス ソニッケアーの場合…

ソニッケアー以外の互換ブラシヘッドに関する注意事項

ソニッケアー以外の互換ブラシヘッドをご使用になると、ハンドル本体の内部構造に負荷をかけ、想定外の破損や不具合が起きることがあります。 ソニッケアーのハンドルは、お買い上げ日より2年間の保証を受けることができますが、ソニッケアー以外の互換ブラシヘッドのご使用による不具合への対応は、保証期間内であっても保証しかねますのでご注意ください。

フィリップス公式サイト:替ブラシはソニッケアー純正品のご使用をお薦めします

ブラウン オーラルBの場合…

正規品の替えブラシは、オーラルBの高い歯垢除去力が唯一実現できる替えブラシです。 また、本体に付属の1年保証は、正規品の替えブラシを使用した場合にのみ有効となります

ブラウン公式サイト:ベーシックブラシ

この2社以外のメーカーであっても、互換ブラシを使用していると本体保証の対象外になる可能性があるので注意しましょう。

ブラシの消耗が正規品よりも早い傾向がある

互換ブラシは正規品よりも消耗が早い傾向があります

正規品の場合、ブラシの交換頻度は3ヵ月ごとが推奨されています。

互換ブラシの場合も、ブラシの交換頻度は3ヵ月ごとを推奨しているメーカーが多いです。

滝口 史一

推奨しているブラシの交換頻度は、どのメーカーも基本同じでした。

しかし、実際に互換ブラシを使ってみると、3ヵ月も経たずに毛先が開いてしまいます。

筆者が使った結果、互換ブラシは1日2回、1ヵ月間使用しただけで毛先の開きが気になってしまうことが多かったです

電動歯ブラシの互換ブラシを使用するメリット

財布

デメリットだけではなく、互換ブラシを使用するメリットも存在します。

そのメリットとは、価格がとにかく安いことです。

替えブラシ1本あたりの価格
正規品のブラシ約800~1,100円
互換品のブラシ約100~250円

*表の価格は「オーラルBの替えブラシは高い?安い?他社の替えブラシと比較」や「ソニッケアーの替えブラシは安い?高い?他社の替えブラシと比較」といった記事のデータを参照しています。

1本あたりの価格を比べると、約500~1,000円程度の違いがあります

電動歯ブラシを購入した人の中には、「正規品のブラシが想像以上に高額だった」と感じた人もいるでしょう。

そんな人の助けになるのが互換ブラシなのです。

価格が安いという点は、互換ブラシの唯一のメリットだといえるでしょう

まとめ:基本的には正規品のブラシを使用しよう!

まとめ

本記事では、電動歯ブラシの互換ブラシを使ってはいけない理由についてお伝えしました。

互換ブラシを使ってはいけない理由
  • 歯垢除去力が低い。
  • 本体への負荷が大きい。
  • 動作音が大きくなる可能性がある。
  • 本体保証の対象外になる。
  • ブラシの消耗が正規品よりも早い傾向がある。

一方で、互換ブラシは「価格がとにかく安い」というメリットがあります。

1本あたりの価格で比較すると、約500~1,000円程度の違いがあるのです。

ただ、価格が安いことを除いて、互換ブラシにメリットはありません

正規品に勝っている部分は価格の安さだけです。

そのため、基本的には互換ブラシよりも正規品のブラシのほうをオススメします

また、価格的に正規品のブラシが厳しい人であっても、本体保証の期間内はなるべく互換ブラシの使用を避けましょう

デメリットとしてお伝えしましたが、互換ブラシを使用すると、本体保証の対象外になっていまいます。

互換ブラシを使って節約しようとした結果、かえって損してしまう可能性があるので注意してください。

替えブラシが高いと感じる人へ

ソニッケアーやオーラルBといった海外メーカーの電動歯ブラシは、替えブラシの価格が高い傾向にあります。そのため、替えブラシの安さを重視する場合には、日本メーカー、たとえばパナソニック製やオムロン製の電動歯ブラシをオススメします。(日本メーカーだと替えブラシ1本あたり500円以下くらいです。)

電動歯ブラシの買い替えを考える際に参考にしてください!

電動歯ブラシで互換ブラシを使ってはいけない理由

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次