電動歯ブラシのカビは何が原因?予防法を分かりやすく解説!
電動歯ブラシのブラシヘッドを見ると、毛先やその奥に黒や赤の汚れが付いていた経験がある人もいるでしょう。
そのほとんどは「カビ」である可能性が高く、お手入れや保管方法に問題があると考えられます。
本記事では、電動歯ブラシやブラシヘッドにカビが発生する原因や予防法について解説していきます。
なぜ電動歯ブラシやブラシヘッドにカビが発生するのか?
電動歯ブラシやブラシヘッドにカビが発生する原因は、主に以下の3つです。
- 歯磨き後の水分や汚れを落とせていない。
- ブラシスタンドやコップにカビが発生している。
- 湿度の高い空間で保管している。
歯磨き後の水分や汚れを落とせていない
電動歯ブラシで歯を磨いた後は、本体とブラシ部分を水で洗い流しますよね。
水で洗い流した後、本体とブラシ部分に「水分」が残っているとカビが発生する可能性があります。
カビは水分の多い場所を好みます。
水分をしっかりと落としきれていないと、カビが現れやすくなるのです。
水分だけではなく、歯ブラシに汚れが残っている場合も、その汚れを栄養源としてカビが育ってしまうかもしれません。
そのため、電動歯ブラシ本体とブラシ部分に汚れが残らないように、水で入念に洗う必要があります。
ブラシスタンドやコップにカビが発生している
電動歯ブラシはどのように保管していますか?
多くの人は、ブラシスタンドやコップに保管しているのではないでしょうか。
そのブラシスタンドやコップにカビが発生していると、電動歯ブラシ本体やブラシヘッドにカビが移る可能性があります。
湿度の高い空間で保管している
知っている人が多いとは思いますが、カビは湿度の高い空間を好みます。
そのため、浴室や脱衣室などの湿度の高い空間で、電動歯ブラシを保管しているとカビが発生する可能性があります。
空気の専門メディア「AIR Lab.JOURNAL」によると、湿度60%を超えるあたりからカビが活動し始めます。
つまり、カビの発生を防ぐためには、湿度の低い空間で保管することがが重要です。
電動歯ブラシやブラシヘッドのカビを予防するには?
電動歯ブラシやブラシヘッドにカビが発生するのを予防するには、正しい洗い方と保管方法を徹底しましょう。
正しい洗い方
電動歯ブラシ本体を洗うときは、ブラシヘッドの装着部分(軸)を洗ってください。
このとき、電動歯ブラシ本体の電源ボタンなどに水が当たらないように注意しましょう。
また、ブラシヘッドを洗うときは、ブラシの内側や根本部分の汚れを入念に洗ってください。
それに加えて、ブラシの底面部もきちんと洗う必要があります。
正しい保管方法
電動歯ブラシやブラシヘッドを洗った後は、水分が残らないようにする必要があります。
そのため、自然乾燥だけではなく、タオルやティッシュペーパーなどで水気をある程度ふき取るようにしてください。
自然乾燥だと乾くまでに時間がかかり、カビの発生につながる可能性があります。
また、湿度の低い部屋、たとえば寝室などで保管することをオススメします。
カビが発生しやすい浴室や脱衣室で保管するのは、可能なかぎり避けるようにしましょう。
まとめ:正しい洗い方や保管方法をマスターしてカビを予防しよう
本記事では、電動歯ブラシのカビの原因を解説し、カビの発生を予防する方法についてお伝えしました。
電動歯ブラシのカビの発生原因は主に以下の3つです。
- 歯磨き後の水分や汚れを落とせていない。
- ブラシスタンドやコップにカビが発生している。
- 湿度の高い空間で保管している。
電動歯ブラシのカビの発生を予防する方法は以下のとおりです。
- 「ブラシヘッドの装着部分(軸)」「ブラシの内側や根本部分」「ブラシの底面部」をよく洗う。
- 自然乾燥だけではなく、タオルやティッシュペーパーで水気をよく拭き取る。
- 湿度の高い部屋で保管しないようにする。
正しい洗い方や保管方法をマスターして、電動歯ブラシやブラシヘッドのカビを予防しましょう!