電動歯ブラシサブスクにデメリットはある?利用前に知っておきたい注意点4選!

電動歯ブラシサブスクについて調べていると、そのメリットを理解できても、デメリットについてはあまり言及されていないように感じます。
そこで本記事では、電動歯ブラシサブスクのデメリットを中心にお伝えします。
電動歯ブラシサブスクの概要


記事を読む前提知識として、電動歯ブラシサブスクについて少しだけ説明します。
電動歯ブラシサブスクでは、「電動歯ブラシ本体」と「替えブラシ」が定額料金で提供されるサービスです。
電動歯ブラシを購入するよりもお得感があり、近年人気が高まっています。
代表的な電動歯ブラシサブスク、たとえば「ガレイドデンタルメンバー」や「デンタリー」は、
- 電動歯ブラシ本体が無料で提供。
- 契約中は永久に本体保証されている。
- 替えブラシ1本あたりの価格が安い。
- 定期便で便利。
という魅力があります。
一方で、どのようなデメリットが存在するのかについてお伝えしていきます。
電動歯ブラシサブスクのデメリット・注意点【4選】
電動歯ブラシサブスクのデメリット・注意点は以下のとおりです。
- 最低利用期間が存在する。
- 大手メーカー品より本体性能が劣っている。
- 別の電動歯ブラシ機種を始めづらくなる。
- 解約を忘れると料金がずっと請求される。
最低利用期間が存在する


電動歯ブラシサブスクには、「最低利用期間」という仕組みがあります。
最低利用期間を設定している電動歯ブラシサブスクの場合、期間内に解約すると少なからず解約手数料は発生します。
最低利用期間の長さや解約手数料の金額は、各社サービスによって異なるため、あらかじめ確認しておくことが大切です。
代表的な電動歯ブラシサブスクの「最低利用期間の長さ」と「解約手数料の金額」は以下のとおりです。
電動歯ブラシサブスク | 最低利用期間の長さ | 解約手数料の金額 |
---|---|---|
デンタリー | 9カ月 | 1,980円 |
ガレイドデンタルメンバー | 480日 | 1,980円 |
Lilly | 12ヵ月 | 33,000円 – 合計利用料金 |
例として、デンタリーの最低利用期間を見ていきます。
表のとおり、デンタリーは最低利用期間が9ヵ月であり、解約手数料が1,980円です。
つまり、デンタリーを8ヵ月しか利用していないのに解約した場合は、解約手数料が1,980円発生するという意味です。
この最低利用期間という仕組みを知らないまま電動歯ブラシサブスクを利用してしまうと、解約手数料で損してしまう可能性があるため注意しましょう。
最低利用期間という仕組みは、電動歯ブラシサブスク以外のサービスにも存在します。スマホの回線やウォーターサーバーを利用するときは、あらかじめ最低利用期間の有無について調べておくことをオススメします。
大手メーカー品より本体性能が劣っている


電動歯ブラシサブスクでは、「電動歯ブラシ本体」が無料で提供されます。
この無料で提供される電動歯ブラシ本体は、大手メーカー品の電動歯ブラシよりも性能が劣っていると感じます。
(これはあくまでも個人の意見です。)
筆者の場合になりますが、「歯磨きの時間」で比べると、大手メーカー品の電動歯ブラシのほうが早く歯垢を除去できました。
大手メーカー品の歯磨き時間よりも3~4分長く歯磨きすると、ようやく大手メーカー品と同じぐらいの歯のツルツル感でした。
また、電動歯ブラシを使用中の使い心地も大手メーカー品のほうが良好です。
電動歯ブラシサブスクの利用で提供される機種は、電動歯ブラシ本体を持っている手への振動を強く感じます。
そのため、歯磨き中に手がピリピリと痺れるような感覚がわずかにあります。
言い換えると、ブラシだけではなく、電動歯ブラシ本体も振動している感覚があるのです。
一方で、大手メーカー品の場合は、電動歯ブラシ本体を持っている手がピリピリと痺れるような感覚がありません。
これは電動歯ブラシ本体の設計の問題だと思いますが、この点を比べても大手メーカー品のほうが優れているといえるでしょう。
電動歯ブラシサブスクの利用で提供される機種は「無料」です。一方で、大手メーカー品は数千円から数万円のお金を支払っています。つまり、大手メーカー品よりも電動歯ブラシサブスクの本体性能が劣っていることは当然といえば当然です。
別の電動歯ブラシ機種を始めづらくなる


別の電動歯ブラシ機種を始めづらくなる点も電動歯ブラシサブスクのデメリットです。
電動歯ブラシサブスクは、月額料金だけで考えると月に数百円ほどで、誰でも気軽に利用できるサービスです。
しかし、解約しづらい仕組みが存在しています。
たとえば、最低利用期間があることで、「1ヵ月だけお試しで電動歯ブラシを利用する」といったことはできません。
また、「契約期間中に限って電動歯ブラシ本体が永久保証」という仕組みがあります。
簡単にいえば、電動歯ブラシサブスクを解約してしまうと、本体保証がなくなってしまいます。
「本体保証がなくなるのはもったいない!」と考えてしまうと、いつまで経っても解約できなくなってしまうのです。
これらのことから、色々な電動歯ブラシを試してみたい人には不向きなサービスといえるでしょう。
解約を忘れると料金がずっと請求される


電動歯ブラシサブスクは一度利用を始めると、解約の手続きを行うまで料金がずっと請求されます。
つまり、解約を忘れた場合、料金がずっと請求されてしまうのです。
これは「サブスク」というサービス形態で共通しているデメリットです。
電動歯ブラシサブスクの場合は、解約するまでは替えブラシが定期的に届けられます。
そのため、「なんで替えブラシが届いてるんだろう?解約していないんだっけ?」と解約を忘れにくいです。
しかし、最低利用期間があることで、基本的にはしばらく利用し続けることになります。
忙しい日々を過ごしていると、電動歯ブラシを使わなくなったのに、ついつい解約していない状態になる可能性があります。
電動歯ブラシサブスクを利用する場合は、替えブラシが定期的に届くたびに「電動歯ブラシを最近使っているか」について考えることをオススメします。
まとめ:デメリットを理解した上で電動歯ブラシサブスクの利用を検討しよう!


本記事では、電動歯ブラシサブスクのデメリットについてお伝えしました。
- 最低利用期間が存在する。
- 大手メーカー品より本体性能が劣っている。
- 別の電動歯ブラシ機種を始めづらくなる。
- 解約を忘れると料金がずっと請求される。
電動歯ブラシサブスクの利用を検討するときは、これら4つのデメリットを理解しておくことで、利用後に後悔する可能性が少なくなるでしょう。
なお、オススメの電動歯ブラシサブスクは以下で紹介しています。参考にしてみてください。

