ブラウン オーラルBのモードを変えると何が違う?具体的な使い分けを解説!
オーラルBにはさまざまなモードがありますが、各モードの違いはイマイチ分かっていない人が多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、オーラルBのブラッシングモードの違いを解説し、具体的な使い分けについて詳しく解説していきます。
オーラルBのモードの違い
まず、オーラルBのブラッシングモードを変更すると、
- 上下振動の回数
- 左右反転振動の回数
といった点が変わります。
例えば、「オーラルB PRO3」という機種には3つのブラッシングモードが存在します。
そして、各ブラッシングモードの違いは以下のとおりです。
ブラッシングモード | 上下振動の回数 | 左右反転振動の回数 |
---|---|---|
クリーンモード | 約45,000回/分 | 約9,900回/分 |
やわらかクリーンモード | 約33,000回/分 | 約7,400回/分 |
ホワイトニングモード | 約32,000~45,000回/分 | 約7,000~9,900回/分 |
「上下振動の回数」や「左右反転振動の回数」がモードによって違うことが分かります。
オーラルBのブラッシングモードの使い分け
オーラルBのブラッシングモードの違いを理解したところで、各モードの使い分けについても理解していきましょう。
以下の表に、オーラルBのブラッシングモードと使用する場面をまとめました。
ブラッシングモード | 振動の強さ | 使用する場面 |
---|---|---|
Daily Clean (標準クリーンモード) | 普通 | 毎日の歯磨きに最適なモード。 |
Sensitive (やわらかクリーンモード) | 弱い | 歯や歯ぐきにやさしく すっきりと磨き上げることができるモード。 |
Gum Care (歯ぐきケアモード) | 弱い | 歯ぐきを優しくマッサージ したいときに最適なモード。 |
Whiten (ホワイトニングモード) | 強い | ステイン(着色汚れ)ケア に最適なモード。 |
Intense (しっかりクリーンモード) | 強い | しっかりと歯を磨きたいとき に最適なモード。 |
Super Sensitive (超やわらかクリーンモード) | 弱い | 歯や歯ぐきの状態が優しく磨きたいとき に最適なモード。 |
Tongue Clean (舌クリーニングモード) | 弱い | 舌のクリーニング に最適なモード。 |
それぞれのブラッシングモードについて軽く説明します。
Daily Clean(標準クリーンモード)は、デフォルトのモードです。
ブラッシングモード変更を1回もしていない人は、基本的にこのモードを使用しています。
口の中にトラブル・問題が何も発生していない人は、このクリーンモードだけ使用していればOKです!
Sensitive(やわらかクリーンモード)とSuper Sensitive(超やわらかクリーンモード)は、歯や歯ぐきを優しく磨くためのモードです。
通常よりも振動が弱くなりますが、結局のところは歯に優しく当てる必要があります。
これらのモードを使用するとしても、歯に強く押し当てないように注意してください。
Gum Care(歯ぐきケアモード)は、歯ぐきをマッサージしたり、歯周ポケットを優しくケアしたりするモードです。
通常よりも振動が弱くなりますが、このモードにおいても押し当てる力を優しくする必要があります。
筆者は歯周ポケットをケアしたいときに使用しますが、ほとんど使用したことのないモードです。
(無理に使用する必要もないと思います。)
Whiten(ホワイトニングモード)は、歯の着色汚れを落とすためのモードです。
強い振動と弱い振動の2パターンを組み合わせており、他のモードと差別化されています。
ホワイトニング効果のある歯磨き粉と併用して使用することで、着色汚れに対して一定の効果を期待できます。
電動歯ブラシに付ける歯磨き粉については次の記事をご覧ください。
Intense(しっかりクリーンモード)は、しっかりと歯を磨きたいときに最適なモードです。
通常よりも振動の強いモードなので、歯や歯ぐきを優しく磨きたいときには不向きです。
一方で、通常のモードだと「磨き残しが気になる…」という場合においては有効的なモードといえます。
Tongue Clean(舌クリーニングモード)は、舌をお手入れするときに使用するモードです。
このモードは1回20~30秒程度の短時間だけ使用することが推奨されています。
また、ジェントルケアブラシなどの舌磨き専用のブラシヘッドを装着すべきです。
歯磨き粉については「使用すべき」という意見と、「使用すべきではない」という意見があります。
ただ、筆者の場合は歯磨き粉を使用しなくても、舌の汚れを十分に落とすことは可能だと考えます。
*オーラルBのメーカーであるブラウンの意見としては、歯磨き粉の有無について「好みの問題」だとしています。(オーラルB iO9の取説を参照)
オーラルBのブラッシングモードを変更する方法
最後にオーラルBのブラッシングモードを変更する方法についてお伝えします。
- 電源ボタンの下にある「モードボタン」から変更する。
- 電源ボタンを連続で押す。(*モードボタンがない機種)
- オーラルBのアプリから変更する。
上記に記載したように3通りの変更方法があり、機種によってブラッシングモードの変更方法は違います。
電源ボタンの下にある「モードボタン」から変更する
まず、電源ボタンの下に「モードボタン」がある場合は、そのボタンでブラッシングモードを変更します。
ディスプレイが搭載されていないオーラルBの場合は、モードボタンを押す度にブラッシングモードが変更されます。
一方で、ディスプレイが搭載されている機種は、モードボタンを連続して押してください。
モードボタンを連続して押すと、ブラッシングモードを選択することが可能です。
お好みのブラッシングモードがディスプレイに表示されたら、電源ボタンを押して確定することができます。
電源ボタンを連続で押す(*モードボタンがない機種)
オーラルBの機種によっては、モードボタンが存在しません。
モードボタンが存在しない場合は、電源をONにした直後に、もう一度電源ボタンを押してください。
電源ボタンを連続で押すことで、ブラッシングモードが変更される仕組みになっています。
オーラルBのアプリから変更する
オーラルBのアプリからブラッシングモードを変更することも可能です。
ただし、オーラルBの機種によっては、アプリとの連携ができない機種もあるため万能ではありません。
オーラルBのエントリーモデルをご使用の場合は、アプリと連携できないので、電源ボタンを連続で押してモード変更しましょう。