すみずみクリーン2022年モデルの評判とレビュー!具体的な性能や違いを解説【オーラルBのエントリーモデル】
本記事の内容は、すみずみクリーン2022年モデルの評判とレビューです。
すみずみクリーン2022年モデルは、電動歯ブラシの有名メーカー「ブラウン(Braun)」から2022年9月30日に発売されたエントリーモデルです。
実はすみずみクリーンシリーズには、
- 2016年モデル
- 2018年モデル
- 2020年モデル
- 2022年モデル
の4モデルがあります。
すみずみクリーンシリーズの違いが分かる!
製品名 | 対応する品番 |
---|---|
すみずみクリーン マルチアクション | D100 |
すみずみクリーン やわらか | D1004132WT |
すみずみクリーン フロス | D100 |
すみずみクリーンPRO マルチアクション | D1034133BK |
すみずみクリーンPRO やわらか | D1034133GN |
すみずみクリーンPRO フロス | D1034133PL |
2022年に発売されたすみずみクリーンには、「D100」の品番が付いている。
ただし、2020年に発売のすみずみクリーンプレミアムも「D1004132BK」というD100の品番が付いている。
そのため、2022年モデルを見分けるポイントは、製品名と「D100」という品番の組み合わせになる。
電動歯ブラシ本体の性能については、製品名に「PRO」が付いている機種とそうでない機種で異なる。
すみずみクリーンシリーズには、製品名が似ている機種が多く存在します。
そのため、発売年度を見分けたいときは上記表をご覧ください。
そして、基本的に発売日の新しい機種のほうがブラッシングモードが多いです。
悩んだときは価格と相談しながらも、なるべく発売日の新しい機種をオススメします。
すみずみクリーン2022年モデルの性能・スペック
製品名 | すみずみクリーン マルチアクション |
本体カラー | ブラック |
ブラシの動き | 丸型回転のみ |
ブラッシングモード | 2つのモード*1 |
重量 | 約103g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約16時間*2 |
使用時間 | 8日間*3 |
アプリ連携 | 不可 |
押しつけ防止センサー | なし |
充電器台 | ある |
USB充電 トラベルケース | なし |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | 約183 × 31.3 × 32.7mm (ブラシを含む) |
*1:2つのブラッシングモード=「クリーン・やわらかクリーン」
*2:充電切れから満充電になるまでの時間
*3:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
当サイトおすすめのオーラルBを見る!
すみずみクリーン2022年モデルの口コミ評判
電動歯ブラシ ドットコムでは「すみずみクリーン2022年モデル」を使用した人の感想を募集中です。
[レビューを書く]から感想を投稿できます。
※いたずら・スパム防止のため管理者が承認するまでレビューは更新されません。
すみずみクリーン2022年モデルの歯磨き性能
次に、すみずみクリーン2022年モデルの歯磨き性能について見ていきましょう。
ブラシの動きは「丸型回転」のみ
すみずみクリーン2022年モデルのブラシの動きは「丸型回転」のみです。
そもそもオーラルBには、大きく分けて3つのブラシの動きが存在します。
- 丸型回転+遠心マイクロモーション
- 丸型回転+上下振動
- 丸型回転のみ
丸型回転+遠心マイクロモーションは、最上位モデルの「iOシリーズ」でのみ搭載されているブラシの動きです。
また、丸型回転+上下振動は、「3D丸型回転」とも呼ばれており、オーラルBの主流なブラシの動きとなっています。
そして、すみずみクリーン2022年モデルは丸型回転のみであり、振動ではなく回転の動きによって歯垢を除去するブラシの動きです。
オーラルBの中では、歯垢除去力が低めの機種ですね。
ただ、製品説明に「手磨きの約2倍の歯垢除去力を発揮」とあるように、手磨きブラシと比べると歯垢除去力は悪くありません。
搭載されているブラッシングモードは2つ
すみずみクリーン2022年モデルに搭載されているブラッシングモードは2つです。
- クリーンモード
- やわらかクリーンモード
クリーンモードだけではなく、「やわらかクリーンモード」があることが魅力的です。
普段使いはクリーンモード、歯ぐきへの刺激が気になるときはやわらかクリーンモードを使用しましょう。
押しつけ防止センサーは非搭載
すみずみクリーン2022年モデルには、押しつけ防止センサーが搭載されていません。
押しつけ防止センサーとは、ブラシを歯に押し当てる力が強いときにお知らせしてくれる機能です。
電動歯ブラシ本体にLEDライトがあり、ブラシを押し当てる力が強いときに赤く光ってお知らせする機種がほとんどです。
オーラルBの最上位シリーズである「iOシリーズ」になると、
- ブラシを押し当てる力が強すぎると「赤色」
- ブラシを押し当てる力が適切だと「緑色」
- ブラシを押し当てる力が弱いと「白色」
に光る”スマート押しつけ防止センサー”が搭載されています。
押しつけ防止センサーは、電動歯ブラシで歯磨きすることに慣れていない人ほど有効な機能です。
そのため、すみずみクリーンのような価格が安く、電動歯ブラシ初心者にも向いている機種に搭載されているとベストだったのですが…。
残念ながら、すみずみクリーンには押しつけ防止センサーは搭載されていません。
安くて過圧防止機能(押しつけ防止センサー)が搭載されている機種はこちら
ディスプレイによる視覚ガイドはない
すみずみクリーン2022年モデルは、エントリーモデルということもあって、ディスプレイによる視覚ガイドがありません。
オーラルBの上位機種になると、ディスプレイによる視覚ガイドが存在します。
ディスプレイによる視覚ガイドがあると、
- 使用中のブラッシングモードが一目で分かる
- 歯磨きの時間(2分間)をカウントしてくれる
- ブラシの交換タイミングをお知らせしてくれる
といったメリットがあります。
一部機種はアイコンと英単語で使用中のブラッシングモードが分かります。
しかし、すみずみクリーン2022年モデルにはアイコンと英単語の表示もないため、使用中のブラッシングモードが少し分かりづらいです。
専用アプリと連携はできない
すみずみクリーン2022年モデルは、専用アプリと連携することができません。
専用アプリと連携して、丁寧にじっくりと歯磨きしたい人はすみずみクリーンよりも上位機種を選びましょう。
また、電動歯ブラシに慣れていない人は、専用アプリと連携したほうが歯をキレイに磨けます。
- リアルタイムで磨き方をガイド
- 磨いた時間や磨き方のスコアを表示
- 歯磨きのコーチング
- ブラッシング状況をリアルタイムでフィードバック
これらの機能を有効活用して歯磨きしたい人は、専用アプリと連携できる機種を選ぶべきです。
なお、一部機能は最上位機種でなければ利用できません。
すみずみクリーンシリーズの比較
続いて、すみずみクリーンシリーズの比較をしていきます。
電動歯ブラシ本体の比較
本記事では、以下の3モデルのすみずみクリーンシリーズを比較します。
- すみずみクリーン2022年モデル
- すみずみクリーンPRO
- すみずみクリーンプレミアム
項目 | すみずみクリーン 2022年モデル | すみずみクリーンPRO | すみずみクリーン プレミアム |
---|---|---|---|
本体カラー | ホワイト、 ブラック、 ブルー | ブラック、 ミントグリーン、 ライラックミスト | ブラック |
ブラシの動き | 丸型回転のみ | 丸型回転のみ | 丸型回転のみ |
ブラッシング モード | クリーンモード、 やわらかクリーンモード | クリーンモード、 やわらかクリーンモード、 超やわらかクリーンモード | クリーンモード、 やわらかクリーンモード |
重量 | 約103g (ブラシを含む) | 約104g (ブラシを含む) | 約103g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約16時間*1 | 約22時間*1 | 16時間*1 |
使用時間 | 8日間*2 | 10日間*2 | 8日間*2 |
アプリ連携 | 不可 | 不可 | 不可 |
押しつけ 防止センサー | なし | なし | なし |
充電器台 | ある | ある | ある |
USB充電 トラベルケース | なし | なし | なし |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | (ブラシを含む) | 約183 × 31.3 × 32.7mm(ブラシを含む) | 約182 × 32 × 32mm(ブラシを含む) | 約183 × 31.3 × 32.7mm
発売日 | 2022年9月30日 | 2022年9月30日 | 2020年4月3日 |
*1:充電切れから満充電になるまでの時間
*2:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
「すみずみクリーン2022年モデル」と「すみずみクリーンプレミアム」は、電動歯ブラシ本体の性能がほぼ同じです。
発売日と電動歯ブラシの本体カラーが多い点で、すみずみクリーン2022年モデルのほうが優位といえるでしょう。
ブラッシングモードの数で比較すると、「すみずみクリーンPRO」だけが3つ搭載されている機種です。
電動歯ブラシは刺激が強そうで怖いという人は、超やわらかクリーンモードが搭載のすみずみクリーンPROがオススメです。
すみずみクリーンPROは充電時間が約22時間と長めですが、その分使用できる時間も長いです。
付属の替えブラシの比較
付属の替えブラシに関しては、それほど大きな差がありません。
項目 | すみずみクリーン 2022年モデル | すみずみクリーンPRO | すみずみクリーン プレミアム |
---|---|---|---|
マルチ アクション ブラシ | 1本 (すみずみクリーン マルチアクションのみ) | 1本 (すみずみクリーンPRO マルチアクションのみ) | |
やわらか 極細毛 ブラシ | 1本 (すみずみクリーン やわらかのみ) | 1本 (すみずみクリーンPRO やわらかのみ) | 1本 |
歯間ワイパー 付きブラシ | 1本 (すみずみクリーン フロスのみ) | 1本 (すみずみクリーンPRO フロスのみ) |
どのすみずみクリーンシリーズを選んでも、付属の替えブラシは1本のみです。
そして、各すみずみクリーンの種類によって、付属の替えブラシが異なります。
付属の替えブラシに関する説明は以下をご覧ください。
- マルチアクションブラシ:
歯垢を除去することを目的としたベーシックなブラシヘッド。 - やわらか極細毛ブラシ:
0.01mmの極細毛と通常のブラシ毛との組み合わせたブラシヘッド。歯ぐきに優しい。 - 歯間ワイパー付ブラシ:
ソフトラバー製の黄色い歯間ワイパーが特徴のブラシヘッド。歯と歯の間を磨きやすい。
備考:補修用性能部品の保有期間について
電動歯ブラシの保証書に書いてある「補修用性能部品の保有期間」について簡単に解説します。
まず、補修用性能部品とは、製品の機能を維持するために必要な部品のことです。
そして、ブラウンの電動歯ブラシ(オーラルB)の場合、補修用性能部品の保有期間は「製造打ち切り後から6年間」とされています。
つまり、製造打ち切り後から6年経つと、メーカーで修理用の部品を所持していない可能性が出てくるのです。
そのため、故障したときのことを考えると、最新機種である2022年モデルのほうが安心して使用できるでしょう。
すみずみクリーン2022年モデルのレビュー
すみずみクリーン2022年モデルをレビューしていきます。
本体のデザイン・カラーについて
すみずみクリーン2022年モデルの本体は以下の3色から選べます。
本体カラー | 製品名 |
---|---|
ブラック | すみずみクリーン マルチアクション |
ホワイト | すみずみクリーン やわらか |
ブルー | すみずみクリーン フロス |
個人的には「すみずみクリーン マルチアクション」のブラックが一番カッコいい色合いに感じます。
ホワイトの「すみずみクリーン やわらか」はシンプルで無難。
また、ブルーは鮮やかな色合いで、どちらかといえば可愛らしい印象です。
なお、アイコンによるブラッシングモードの表示がないため、使用中のブラッシングモードが分かりづらい点は微妙に感じます。
充電時間と使用時間
すみずみクリーン2022年モデルの充電時間は、約16時間とオーラルBの中では少し長めです。
他のオーラルBでは、フル充電までに「3時間」「12時間」「22時間」といった機種があります。
基本的には、歯磨き後に充電器台に置くことになります。
そのため、日常生活において充電時間の長さはあまり気にする必要がありません。
ただし、出先でのトラブルや停電時など不測の事態が起こったときに、充電時間が長いと不便に感じる可能性があります。
すみずみクリーン2022年モデルの使用時間は、フル充電状態で最大8日間です。
オーラルBの中では、使用できる時間が少なめといえるでしょう。
重量・腕の疲れにくさ
すみずみクリーン2022年モデルはエントリーモデルということもあって、あまり多くの機能が搭載されていません。
そのため、ブラシ装着時の重量は「103g」で、オーラルBの中では軽い部類になります。
手に持って軽いと感じるほどではありませんが、重たく感じることはないでしょう。
参考までにiPhone 14の重量は172g、Google Pixel 7の重量は197gです。
電動歯ブラシの使用時間は1回あたり2~3分なので、腕が疲れてしまう人はほとんどいないのではないでしょうか。
付属品(充電器台など)
すみずみクリーン2022年モデルには、充電器台が付属されてきます。
充電のために電動歯ブラシ本体に充電ケーブルを接続する必要がないので、これは非常に便利です。
筆者の感覚ですが、電動歯ブラシ本体に充電ケーブルを接続するのって結構面倒に感じます。
歯磨きが終わったら、水気を軽く切って充電器台に置くだけなので、充電の感覚がほとんどありません。
収納のような感覚で充電できるので、面倒くさがりの人には必須の付属品です。
同じ価格帯の他社の電動歯ブラシと比較
すみずみクリーン2022年モデルと同じ価格帯の他社の電動歯ブラシと比較していきます。
なお、執筆時点の価格に基づいて比較しますので、あらかじめご了承ください。
項目 | すみずみクリーン2022年モデル | オムロン HT-B210 | すみずみクリーンPRO |
---|---|---|---|
製品画像 | |||
価格 | 2,362円 | 3,980円 | 3,307円 |
ブラッシングモード | クリーンモード やわらかクリーンモード | クリーンモード | クリーンモード やわらかクリーンモード 超やわらかクリーンモード |
電源方式 | 充電式 | 乾電池式 | 充電式 |
重量 | 約103g | 約60g | 約104g |
電池 | – | 単4形アルカリ乾電池2本 | – |
充電時間 | 約16時間*1 | – | 約22時間*1 |
使用時間 | 8日間*3 | 約75日間*2 | 10日間*3 |
押しつけ防止センサー (過圧防止機能) | なし | なし | なし |
特徴 | 丸型回転で歯垢を除去する ブラウンの電動歯ブラシ。 | 乾電池で動作する オムロンの電動歯ブラシ。 | 丸型回転で歯垢を除去する ブラウンの電動歯ブラシ。 |
種類 | 丸型回転式電動歯ブラシ | 音波式電動歯ブラシ | 丸型回転式電動歯ブラシ |
メーカー | ブラウン | オムロン | ブラウン |
レビュー | 本記事 | レビュー | レビュー |
*1:充電切れから満充電になるまでの時間
*2:乾電池の満残量時から、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
*3:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
ここで比較しているのは、「オーラルBのエントリーモデル2機種」と「オムロン HT-B210」です。
価格の安さとブラッシングモードの多さで見ると、オーラルBの2機種のほうが1歩勝っています。
ただ、オムロン HT-B210は乾電池式なのに対して、オーラルBの2機種は充電式です。
そのため、オーラルB2機種は使用後に充電が必要であり、オムロンの電動歯ブラシは乾電池式の交換が定期的に必要になります。
また、オーラルBの2機種は「丸型回転式電動歯ブラシ」です。
これは振動ではなく、ブラシが回転する動きによって歯垢を除去する電動歯ブラシです。
オムロン HT-B210が音波振動で歯垢を除去するのに対して、オーラルBの2機種はブラシの動きによって歯垢を除去します。
好みが分かれますが、オーラルBの2機種はブラシを回転させるために、ギア駆動となっており、電動歯ブラシの動作音が大きいというデメリットも存在しています。
これら3機種のどれを選ぶか悩んでしまう場合、
- 旅行や出張が多い人は、持ち運びやすいオムロン HT-B210。
- 家で使用することが多く、早朝や深夜に歯磨きすることが少ない人はオーラルBの2機種。
といった選び方がオススメです。
総評:初めて使用する電動歯ブラシとしてオススメ
この記事では、ブラウンのオーラルBのエントリーモデルである「すみずみクリーン2022年モデル」をご紹介しました。
電動歯ブラシの有名メーカーが販売しているのにも関わらず、価格が非常に良心的です。
「電動歯ブラシってどんな感じなんだろう」と気になっている人が初めて使用する機種としてオススメできます。
ただし、「押しつけ防止センサーが搭載されていないこと」や「専用アプリと連携できないこと」などのイマイチな点も存在します。
電動歯ブラシの力加減が分かっていない人は、押しつけ防止センサーが搭載されている機種を個人的にオススメしています。
そのため、押しつけ防止センサーが搭載されている機種の価格が高いと感じてしまう場合には、特にオススメの1台です。
なお、マルチアクション・やわらか・フロスの3種類で悩んだ場合、
- ベーシックな替えブラシが付いてくる「マルチアクション」
- 3種類の中で価格の安い機種(時期によって最安機種は異なる)
をオススメします。