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本記事の内容は、すみずみクリーンPROの評判とレビューです。
すみずみクリーンPROは、電動歯ブラシの有名メーカー「ブラウン(Braun)」から2022年9月30日に発売されたエントリーモデルです。
実はすみずみクリーンシリーズには、
の4モデルがあります。
すみずみクリーンシリーズの違いが分かる!
製品名 | 対応する品番 |
---|---|
すみずみクリーン マルチアクション | D100 |
すみずみクリーン やわらか | D1004132WT |
すみずみクリーン フロス | D100 |
すみずみクリーンPRO マルチアクション | D1034133BK |
すみずみクリーンPRO やわらか | D1034133GN |
すみずみクリーンPRO フロス | D1034133PL |
2022年に発売されたすみずみクリーンには、「D100」の品番が付いている。
ただし、2020年に発売のすみずみクリーンプレミアムも「D1004132BK」というD100の品番が付いている。
そのため、2022年モデルを見分けるポイントは、製品名と「D100」という品番の組み合わせになる。
電動歯ブラシ本体の性能については、製品名に「PRO」が付いている機種とそうでない機種で異なる。
製品名 | 対応する品番 |
---|---|
すみずみクリーン プレミアム | D1004132BK |
2020年に発売されたすみずみクリーンは1つだけであり、製品名に「プレミアム」と付いている。
そのため、2020年モデルを見分けるポイントは、製品名に「プレミアム」と付いている機種となる。
2023年2月12日時点において、製品名に「プレミアム」と付いているすみずみクリーンは2020年モデルだけだ。
なお、すみずみクリーンの2022年モデルには「D1034133BK」という品番の機種があり、品番で見分けようとすると勘違いする可能性がある。
製品名 | 対応する品番 |
---|---|
すみずみクリーン やわらか | D12013T / D12013TE |
すみずみクリーン ホワイト | D12013W |
すみずみクリーン フロス | D12013F |
2018年に発売されたすみずみクリーンには、「D120」と「T」「W」「F」といった文字が組み合わさった品番が付いている。
そのため、2018年モデルを見分けるポイントは、品番に「D120」と「T」「W」「F」が付いている機種となる。
電動歯ブラシ本体の性能に違いはなく、付属のブラシ本数に違いがある。
古いモデルのため、詳しい説明は割愛。
製品名 | 対応する品番 |
---|---|
すみずみクリーン | D12013N |
すみずみクリーンEX | D12013A / D12013AE |
すみずみクリーンEX&ホワイト | D12023AW / D12023 |
すみずみクリーンEX&フロス | D12023AF |
2016年に発売されたすみずみクリーンには、「D120」と「A」「N」といった文字が組み合わさった品番が付いている。
そのため、2016年モデルを見分けるポイントは、品番に「D120」と「A」「N」が付いている機種となる。
電動歯ブラシ本体の性能にほぼ違いはなく、付属のブラシの種類や本数に違いがある。
古いモデルのため、詳しい説明は割愛。
すみずみクリーンPROは、2022年モデルにしか存在しません。
そのため、「すみずみクリーンPRO」という販売名であれば、2022年モデルの機種になります。
古い年代の機種と間違える可能性が低いので、購入するときに迷いづらい点が魅力的です。
製品名 | すみずみクリーンPRO マルチアクション |
本体カラー | ブラック |
ブラシの動き | 丸型回転のみ |
ブラッシングモード | 3つのモード*1 |
重量 | 約104g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約22時間*2 |
使用時間 | 10日間*3 |
アプリ連携 | 不可 |
押しつけ防止センサー | なし |
充電器台 | ある |
USB充電 トラベルケース | なし |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | 約182 × 32 × 32mm (ブラシを含む) |
*1:3つのブラッシングモード=「クリーン・やわらかクリーン・超やわらかクリーンモード」
*2:充電切れから満充電になるまでの時間
*3:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
製品名 | すみずみクリーンPRO やわらか |
本体カラー | ミントグリーン |
ブラシの動き | 丸型回転のみ |
ブラッシングモード | 3つのモード*1 |
重量 | 約104g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約22時間*2 |
使用時間 | 10日間*3 |
アプリ連携 | 不可 |
押しつけ防止センサー | なし |
充電器台 | ある |
USB充電 トラベルケース | なし |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | 約182 × 32 × 32mm (ブラシを含む) |
*1:3つのブラッシングモード=「クリーン・やわらかクリーン・超やわらかクリーンモード」
*2:充電切れから満充電になるまでの時間
*3:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
製品名 | すみずみクリーンPRO フロス |
本体カラー | ライラックミスト |
ブラシの動き | 丸型回転のみ |
ブラッシングモード | 3つのモード*1 |
重量 | 約104g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約22時間*2 |
使用時間 | 10日間*3 |
アプリ連携 | 不可 |
押しつけ防止センサー | なし |
充電器台 | ある |
USB充電 トラベルケース | なし |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | 約182 × 32 × 32mm (ブラシを含む) |
*1:3つのブラッシングモード=「クリーン・やわらかクリーン・超やわらかクリーンモード」
*2:充電切れから満充電になるまでの時間
*3:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
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次に、すみずみクリーンPROの歯磨き性能について見ていきましょう。
すみずみクリーンPROのブラシの動きは「丸型回転」のみです。
そもそもオーラルBの電動歯ブラシには、大きく分けて3つのブラシの動きが存在します。
丸型回転+遠心マイクロモーションは、最上位モデルの「iOシリーズ」でのみ搭載されているブラシの動きです。
また、丸型回転+上下振動は、「3D丸型回転」とも呼ばれており、オーラルBの主流なブラシの動きとなっています。
そして、すみずみクリーンPROは丸型回転のみであり、振動ではなく回転の動きによって歯垢を除去するブラシの動きです。
オーラルBの電動歯ブラシの中では、歯垢除去力が低めの機種ですね。
ただ、製品説明に「手磨きの約2倍の歯垢除去力を発揮」とあるように、手磨きブラシと比べると歯垢除去力は悪くありません。
すみずみクリーンPROに搭載されているブラッシングモードは3つです。
普段使いとして最適な「クリーンモード」。
そして、歯ぐきへの刺激が気になるときは、クリーンモードより振動が弱い「やわらかクリーンモード」。
さらには、クリーンモードよりも振動の弱い「超やわらかクリーンモード」が搭載されています。
「PRO」が付いていない通常のすみずみクリーンでは、超やわらかクリーンモードが搭載されていません。
歯ぐきへの刺激が気になる場合は、超やわらかクリーンモードが搭載されている点に魅力を感じるでしょう。
すみずみクリーンPROには、押しつけ防止センサーが搭載されていません。
押しつけ防止センサーとは、ブラシを歯に押し当てる力が強いときにお知らせしてくれる機能です。
電動歯ブラシ本体にLEDライトがあり、ブラシを押し当てる力が強いときに赤く光ってお知らせする機種がほとんどです。
オーラルBの最上位シリーズである「iOシリーズ」になると、
に光る”スマート押しつけ防止センサー”が搭載されています。
押しつけ防止センサーは、電動歯ブラシで歯磨きすることに慣れていない人ほど有効な機能です。
そのため、すみずみクリーンPROのような価格が安く、電動歯ブラシ初心者にも向いている機種に搭載されているとベストだったのですが…。
残念ながら、すみずみクリーンPROには押しつけ防止センサーは搭載されていません。
安くて過圧防止機能(押しつけ防止センサー)が搭載されている機種はこちら
すみずみクリーンPROは、エントリーモデルということもあって、ディスプレイによる視覚ガイドがありません。
オーラルBの上位機種になると、ディスプレイによる視覚ガイドが存在します。
ディスプレイによる視覚ガイドがあると、
といったメリットがあります。
一部機種はアイコンと英単語で使用中のブラッシングモードが分かります。
しかし、すみずみクリーンPROにはアイコンと英単語の表示もないため、使用中のブラッシングモードが少し分かりづらいです。
すみずみクリーンPROは、専用アプリと連携することができません。
専用アプリと連携して、丁寧にじっくりと歯磨きしたい人はすみずみクリーンよりも上位機種を選びましょう。
また、電動歯ブラシに慣れていない人は、専用アプリと連携したほうが歯をキレイに磨けます。
これらの機能を有効活用して歯磨きしたい人は、専用アプリと連携できる機種を選ぶべきです。
なお、一部機能は最上位機種でなければ利用できません。
続いて、すみずみクリーンシリーズの比較をしていきます。
本記事では、以下の3モデルのすみずみクリーンシリーズを比較します。
項目 | すみずみクリーン 2022年モデル | すみずみクリーンPRO | すみずみクリーン プレミアム |
---|---|---|---|
本体カラー | ホワイト、 ブラック、 ブルー | ブラック、 ミントグリーン、 ライラックミスト | ブラック |
ブラシの動き | 丸型回転のみ | 丸型回転のみ | 丸型回転のみ |
ブラッシング モード | クリーンモード、 やわらかクリーンモード | クリーンモード、 やわらかクリーンモード、 超やわらかクリーンモード | クリーンモード、 やわらかクリーンモード |
重量 | 約103g (ブラシを含む) | 約104g (ブラシを含む) | 約103g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約16時間*1 | 約22時間*1 | 16時間*1 |
使用時間 | 8日間*2 | 10日間*2 | 8日間*2 |
アプリ連携 | 不可 | 不可 | 不可 |
押しつけ 防止センサー | なし | なし | なし |
充電器台 | ある | ある | ある |
USB充電 トラベルケース | なし | なし | なし |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | 約183 × 31.3 × 32.7mm (ブラシを含む) | 約182 × 32 × 32mm (ブラシを含む) | 約183 × 31.3 × 32.7mm (ブラシを含む) |
発売日 | 2022年9月30日 | 2022年9月30日 | 2020年4月3日 |
*1:充電切れから満充電になるまでの時間
*2:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
「すみずみクリーン2022年モデル」と「すみずみクリーンプレミアム」は、電動歯ブラシ本体の性能がほぼ同じです。
発売日と電動歯ブラシの本体カラーが多い点で、すみずみクリーン2022年モデルのほうが優位といえるでしょう。
ブラッシングモードの数で比較すると、「すみずみクリーンPRO」だけが3つ搭載されている機種です。
電動歯ブラシは刺激が強そうで怖いという人は、超やわらかクリーンモードが搭載のすみずみクリーンPROがオススメです。
すみずみクリーンPROは充電時間が約22時間と長めですが、その分使用できる時間も長いです。
付属の替えブラシに関しては、それほど大きな差がありません。
項目 | すみずみクリーン 2022年モデル | すみずみクリーンPRO | すみずみクリーン プレミアム |
---|---|---|---|
マルチ アクション ブラシ | 1本 (すみずみクリーン マルチアクションのみ) | 1本 (すみずみクリーンPRO マルチアクションのみ) | |
やわらか 極細毛 ブラシ | 1本 (すみずみクリーン やわらかのみ) | 1本 (すみずみクリーンPRO やわらかのみ) | 1本 |
歯間ワイパー 付きブラシ | 1本 (すみずみクリーン フロスのみ) | 1本 (すみずみクリーンPRO フロスのみ) |
どのすみずみクリーンシリーズを選んでも、付属の替えブラシは1本のみです。
そして、各すみずみクリーンの種類によって、付属の替えブラシが異なります。
付属の替えブラシに関する説明は以下をご覧ください。
電動歯ブラシの保証書に書いてある「補修用性能部品の保有期間」について簡単に解説します。
まず、補修用性能部品の保有期間とは、「製品の機能を維持するために必要な部品」のことです。
そして、ブラウンの電動歯ブラシ(オーラルB)の場合、補修用性能品の保有期間は「製造打ち切り後から6年間」とされています。
つまり、製造打ち切り後から6年経つと、メーカーで修理用の部品を所持していない可能性が出てくるのです。
そのため、故障したときのことを考えると、最新機種である2022年モデルのほうが安心して使用できるでしょう。
すみずみクリーンPROをレビューしていきます。
すみずみクリーンPROの本体は以下の3色から選べます。
本体カラー | 製品名 |
---|---|
ブラック | すみずみクリーンPRO マルチアクション |
ミントグリーン | すみずみクリーンPRO やわらか |
ライラックミスト | すみずみクリーンPRO フロス |
個人的には「すみずみクリーン マルチアクション」のブラックが一番カッコいい色合いに感じます。
ミントグリーンとライラックミストは、非常にポップな色合いです。
明るい緑色のミントグリーンで、明るい紫色のライラックミストですね。
なお、アイコンによるブラッシングモードの表示がないため、使用中のブラッシングモードが分かりづらい点は微妙に感じます。
すみずみクリーンPROの充電時間は、約22時間とオーラルBの中では長めです。
他のオーラルBの電動歯ブラシでは、フル充電までに「3時間」「12時間」「16時間」といった機種があります。
基本的には、歯磨き後に充電器台に置くことになります。
そのため、日常生活において充電時間の長さはあまり気にする必要がありません。
ただし、出先でのトラブルや停電時など不測の事態が起こったときに、充電時間が長いと不便に感じる可能性があります。
すみずみクリーンPROの使用時間は、フル充電状態で最大10日間です。
オーラルBの電動歯ブラシの中では、使用できる時間が少なめといえるでしょう。
すみずみクリーンPROはエントリーモデルということもあって、あまり多くの機能が搭載されていません。
そのため、ブラシ装着時の重量は「104g」で、オーラルBの中では軽い部類になります。
手に持って軽いと感じるほどではありませんが、重たく感じることはないでしょう。
参考までにiPhone 14の重量は172g、Google Pixel 7の重量は197gです。
電動歯ブラシの使用時間は1回あたり2~3分なので、腕が疲れてしまう人はほとんどいないのではないでしょうか。
すみずみクリーンPROには、充電器台が付属されてきます。
充電のために電動歯ブラシ本体に充電ケーブルを接続する必要がないので、これは非常に便利です。
筆者の感覚ですが、電動歯ブラシ本体に充電ケーブルを接続するのって結構面倒に感じます。
歯磨きが終わったら、水気を軽く切って充電器台に置くだけなので、充電の感覚がほとんどありません。
収納のような感覚で充電できるので、面倒くさがりの人には必須の付属品です。
この記事では、ブラウンのオーラルBのエントリーモデルである「すみずみクリーンPRO」をご紹介しました。
「PRO」が付いていない機種と比べて、ブラッシングモードが1つ多く、基本的な性能は優れています。
そして、電動歯ブラシの有名メーカーが販売しているのにも関わらず、価格が非常に良心的です。
「電動歯ブラシってどんな感じなんだろう」と気になっている人が初めて使用する機種としてオススメできます。
ただし、「押しつけ防止センサーが搭載されていないこと」や「専用アプリと連携できないこと」などのイマイチな点も存在します。
電動歯ブラシの力加減が分かっていない人は、押しつけ防止センサーが搭載されている機種を個人的にオススメしています。
そのため、押しつけ防止センサーが搭載されている機種の価格が高いと感じてしまう場合には、特にオススメの1台です。
なお、マルチアクション・やわらか・フロスの3種類で悩んだ場合、
をオススメします。
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