電動歯ブラシの連続使用時間を徹底比較!【ソニッケアー・オーラルB・ドルツ・オムロン】
この記事では、大手メーカーの電動歯ブラシの連続使用時間を比較します。
- ソニッケアー(フィリップス)
- オーラルB(ブラウン)
- ドルツ(パナソニック)
- オムロン
電動歯ブラシの連続使用時間を比較
大手メーカーの電動歯ブラシの連続使用時間を以下の表に簡単にまとめます。
機種(メーカー) | 連続使用時間 |
---|---|
ソニッケアー (フィリップス) | 14日間 |
オーラルB (ブラウン) | 8~12日間 |
ドルツ (パナソニック) | 7~22日間 |
オムロン | 7~10日間 |
*連続使用時間とは電動歯ブラシを満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合に充電切れするまでの時間のこと。これは電動歯ブラシメーカーで共通の基準になっている。
ソニッケアーの連続使用時間
ソニッケアーの連続使用時間は、基本的に「14日間」です。
そのため、2週間ほど充電せずに使用し続けると、充電切れによって歯磨きできなくなります。
そして、他社の電動歯ブラシと比べると、連続使用時間は長めであるといえます。
パナソニックのドルツ以外には、連続使用時間の長さでソニッケアーが勝っています。
オーラルBの連続使用時間
オーラルBの連続使用時間は以下の4つです。
- 8日間
- 10日間
- 12日間
- 14日間
基本的には、ソニッケアーよりも連続使用時間は短いです。
連続使用時間が14日間の機種は、「オーラルB PRO3」など限られています。
また、他社の電動歯ブラシと比べると、連続使用時間は標準的だといえるでしょう。
ドルツの連続使用時間
ドルツの連続使用時間は以下の3つです。
- 7日間
- 16日間
- 22日間
エントリーモデルの「EW-DM63」などは、連続使用時間が7日間だけと短めです。
一方で、多くのドルツ機種は連続使用時間が22日間もあります。
連続で22日間使用できるのは、他社の電動歯ブラシと比較しても長いので魅力的です。
オムロンの電動歯ブラシの連続使用時間
オムロンの電動歯ブラシの連続使用時間は以下の2つです。
- 7日間
- 10日間
連続使用時間が7日間の機種よりも、10日間の機種のほうが多く見かけます。
ただし、他社の電動歯ブラシと比べると、連続使用時間はあまり長くないといえるでしょう。
結論:連続使用時間が最も長いのは「ドルツ」
結論として、連続使用時間が最も長いのは「ドルツ」の22日間でした。
ランキング形式にすると、以下のようになります。
連続使用時間 | 例 |
---|---|
22日間 | ドルツ EW-DL38等 |
16日間 | ドルツ EW-DT72等 |
14日間 | ソニッケアー2100等 |
12日間 | オーラルB iO3等 |
10日間 | オムロン HT-B303等 |
8日間 | すみずみクリーン(2022年)等 |
7日間 | オムロン HT-B319等 |
電動歯ブラシの連続使用時間が長いメリット
電動歯ブラシの連続使用時間が長いことによるメリットは以下の3つです。
- こまめに充電しなくても充電切れの心配がない。
- 充電器なしで旅行や出張に持っていける。
- 停電しても数日は安心して使用できる。
こまめに充電しなくても充電切れの心配がない
連続使用時間が長ければ、こまめに電動歯ブラシを充電する必要がありません。
「いちいち充電するのが面倒」という人は、連続使用時間が長い機種を選んだほうが便利に感じるでしょう。
ただし、大手メーカーの電動歯ブラシには「充電器台」が付属されています。
そのため、電動歯ブラシを充電するたびに充電ケーブルを差し込む必要はありません。
スマホなどの充電よりは手間がなく、収納感覚で充電することが可能です。
充電器なしで旅行や出張に持っていける
連続使用時間が長いことで、充電器を持たずに旅行や出張に持っていける可能性があります。
たとえば、「ソニッケアー2100」は連続使用時間が14日間あります。
そのため、1週間程度の旅行や出張であれば充電器を持っていかなくても、充電切れを心配する必要はありません。
充電器が必要なければ、旅行や出張に持っていく荷物を減らすことになります。
停電しても数日は安心して使用できる
電動歯ブラシは充電切れになったら使用できません。
停電するとコンセントから充電できないため、連続使用時間が長いことが重要になります。
電動歯ブラシの連続使用時間が長いと、停電したときでも数日は安心して使用できるでしょう。
反対に、連続使用時間が短い機種の場合は、停電したときに充電切れになるのが早いです。
もし、連続使用時間の短い機種を使用する場合は、常日頃からこまめに充電しなければいけません。
電動歯ブラシの連続使用時間が長いデメリットはないが…
電動歯ブラシの連続使用時間が長いことによるデメリットは基本的にありません。
しかし、「連続使用時間の長さだけ」で電動歯ブラシの優劣が全て決まるわけではないことを忘れないでください。
電動歯ブラシの振動数・充電時間・ブラッシングモード・アプリなど総合的に見て判断する必要があります。
また、この連続使用時間とは、「バッテリーの状態が劣化していないこと」を前提とした時間です。
電動歯ブラシを長年使用し、バッテリーが劣化してくると、連続使用時間は徐々に短くなってきます。
バッテリーの劣化で連続使用時間が減るのは、スマホでも同様のですよね!
「電動歯ブラシを何年使用しても連続使用時間が変わらない」ということは絶対にあり得ませんのでご注意ください。
まとめ
本記事では、大手メーカーの電動歯ブラシの連続使用時間を比較しました。
その結果、ドルツやソニッケアーの連続使用時間が長い傾向にあると分かりました。
そして、連続使用時間が長いと、以下のようなメリットがあります。
- こまめに充電しなくても充電切れの心配がない。
- 充電器なしで旅行や出張に持っていける。
- 停電しても数日は安心して使用できる。
電動歯ブラシの連続使用時間の長さは、電動歯ブラシを選ぶ際の参考情報の1つとして考慮してみてはいかがでしょうか。