フィリップス ソニッケアーのモードを変えると何が違う?具体的な使い分けを解説!
ソニッケアーにはさまざまなモードがありますが、各モードの違いはイマイチ分かっていない人が多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ソニッケアーのブラッシングモードの違いを解説し、具体的な使い分けについて詳しく解説していきます。
ソニッケアーのモードの違い
まず、ソニッケアーのブラッシングモードを変更すると、
- 振動数
- 振動の幅
- 振動の時間
といった点が変わります。
そのため、ソニッケアーを使用する理由によって、ブラッシングモードを切り替えることが重要です。
例えば、「ホワイトモード」や「ホワイトモードプラス」は、歯の着色汚れ(ステイン)が気になっている人が使用すべきモードです。
この2つのモードは、振動幅と振動数の異なる2つのパターンを交互に切り替えることで、着色汚れを落とす振動を実現しています。
歯の着色汚れを落としたい場合は、「ホワイトモード」や「ホワイトモードプラス」などのモードを使用しましょう。
ソニッケアーのブラッシングモードの使い分け
ソニッケアーのブラッシングモードの違いを理解したところで、各モードの使い分けについても理解していきましょう。
以下の表に、ソニッケアーのブラッシングモードと使用する場面をまとめました。
ブラッシングモード | 使用する場面 |
---|---|
クリーンモード | 歯垢をしっかり落とすことができる 通常のブラッシングモード。 |
ホワイトモード | 歯の表面のステインを落とす動作の後に、 歯を磨きあげて光沢を与えるモード。 |
ホワイトプラスモード | 歯の表面のステインを落とす動作の後に、 歯を磨きあげて光沢を与えるモード。 |
センシティブモード | 敏感な歯と歯ぐきを優しく磨けるモード。 |
ガムケアモード | 2分間のクリーンモードの後に、 歯と歯ぐきの境目に優しい刺激を与えるモード。 |
ガムヘルスモード | 2分間のクリーンモードの後に、 歯と歯ぐきの境目に優しい刺激を与えるモード。 |
ディープクリーンモード | 歯ぐきに心地よい刺激を与えながら、 しっかりと歯垢を落とす動作で磨けるモード。 |
舌磨きモード | 舌を磨くときに使用するモード。 |
それぞれのブラッシングモードについて軽く説明します。
クリーンモードは、デフォルトのモードです。
ブラッシングモード変更を1回もしていない人は、基本的にこのモードを使用しています。
口の中にトラブル・問題が何も発生していない人は、このクリーンモードだけ使用していればOKです!
ホワイトモードとホワイトプラスモードは、歯の着色汚れを落とすためのモードです。
ホワイトニング効果のある歯磨き粉と併用して使用することで、着色汚れに対して一定の効果を期待できます。
電動歯ブラシに付ける歯磨き粉については次の記事をご覧ください。
センシティブモードは、敏感な歯や歯ぐきを優しく磨くモードです。
ソニッケアーによっては、ブラッシングモードの他に振動の強弱を3段階設定できる機種があります。
振動の強弱を設定できる機種を使用している人は、これを弱めに設定すると歯や歯ぐきをより優しく磨けます。
ガムケアモードとガムヘルスモードは、クリーンモードの後に歯周ポケットを優しくケアしたい人が使用するモードです。
このモードの最初の2分間はクリーンモードなので、通常どおり歯を磨きます。
その後、振動の強さが変わったら、歯と歯ぐきの境目である歯周ポケットを重点的に磨きましょう。
ディープクリーンモードは、歯ぐきに心地よい刺激を与えながら歯垢を落とすモードです。
このモードは「クリーンモードだと磨き足りない」という場合に使用することをオススメします。
クリーンモードとディープクリーンモードの2つを実際に使用してみて、気に入ったモードを利用するのがいいでしょう。
舌磨きモードは、舌をお手入れするときに使用するモードです。
舌磨きのモードは1回20秒程度なので、サッと短時間で舌を磨けます。
舌磨き専用のブラシヘッドが存在するので、舌磨きモードを使用するときは専用のブラシヘッドを装着しましょう。
ソニッケアーのブラッシングモードを変更する方法
最後にソニッケアーのブラッシングモードを変更する方法についてお伝えします。
ソニッケアーのブラッシングモードを変更する場合は、電源ボタンの下にある「モード・強さボタン」を押してください。
ただし、ソニッケアーの電源がOFFのときにモード・強さボタンを押しましょう。
ソニッケアーの電源がONのときにモード・強さボタンを押すと、機種によってはモードではなく振動の強弱が変わります。
ソニッケアーの「待機状態」と「オン状態」
待機状態(ブラッシングモード表示ランプが点灯している状態)でモード・強さボタンを押すごとに、1つずつブラッシングモードが切り替わります。また、選択されたブラッシングモードが点灯します。
オンの状態(ブラッシング中の状態)でモード・強さボタンを押すと、モード設定が切り替わらずに、ブラッシングの強さが変わります。