ソニッケアー9900プレステージの評判とレビュー!【HX9992/21とHX9992/22の違い】
本記事の内容は、ソニッケアー9900プレステージの評判とレビューです。
ソニッケアー9900プレステージは、電動歯ブラシの有名メーカー「フィリップス」から2021年6月4日に発売された最上位モデルです。
ブラッシング習慣を改善する「SenseIQ テクノロジー」が採用されており、ブラッシング中の動きや圧力を検知します。
専用アプリと連携すると、検知した記録を記録でき、ブラッシングの改善に役立てることができます。
ソニッケアー9900プレステージに該当する品番は以下の2つ。
- HX9992/21
- HX9992/22
HX9992/21は「シャンパン」という本体カラー、HX9992/22は「ミッドナイトブルー」という本体カラーになっています。
なお、HX9992/21とHX9992/22を比べても、電動歯ブラシ本体の性能・スペック、付属品などに違いはありません。
この2つの品番で異なっている点は、電動歯ブラシ本体のカラーや充電器台のカラーだけです。
ソニッケアー9900プレステージの性能・スペック
品番 | HX9992/21 |
製品名 | ソニッケアー9900プレステージ |
本体カラー | シャンパン |
振動数 | 31,000回/分 |
ブラッシングモード | 6つのモードと3つの強さ設定*1 |
重量 | 約122g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約16時間*2 |
使用時間 | 2週間*3 |
アプリ連携 | 可能 |
過圧防止機能 | ある |
充電器台 | ある |
USB充電 トラベルケース | ある |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | 約237 × 27 × 29mm (ブラシを含む) |
*1:6つのブラッシングモード=「クリーン・ホワイトプラス・ディープクリーンプラス・ガムヘルス・センシティブ・舌磨き」
*2:充電切れから満充電になるまでの時間
*3:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
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ソニッケアー9900プレステージの口コミ評判
まずは、ソニッケアー9900プレステージの口コミ評判から見ていきましょう。
一生付き合っていく”自分の歯”は大切にしないといけないと思い、電動歯ブラシの「ソニッケアー 9900 プレステージ」という¥45500もする最上位モデルを買ったんだけどとりあえず初日の使い心地は文句なし
— 🍺 (@yosimune1031) September 28, 2022
夜だけで3回もハミガキしてしまった
ソニッケアー 9900 プレステージのライフハック感がほんとすごい。ヘルステックに感謝。
— オフィスノマド|50万円でリゾマン購入&リノベ民@越後湯沢 (@tmkztkhs) July 13, 2022
Philips 9900プレステージ開封したぞ!
— むぅ茶 / MuluTea (@mulu_tea) February 26, 2022
これは・・ケースの高級感はいい感じ
立ててそのまま充電できるんで洗面台に置くことも出来そうっすね!! pic.twitter.com/JIPmkGiP0Z
フィリップスの電動歯ブラシ、9900プレステージを購入したは良いが、それまで使ってたダイヤモンドブラシが途中だったので、勿体なくて使ってたが、ようやく寿命を迎えた!
— なおき (@ARS_KinKi_YUI) August 30, 2021
そして、今初めてオールインワンブラシを使ってみた!いやぁ、これ凄いわ!(笑)
段違いの磨き心地!😁✨️#電動歯ブラシ pic.twitter.com/AGkjaoyx2g
ツイッター上で調べた結果、ソニッケアー9900プレステージについて満足しているツイートが多く見つかりました。
フィリップス・ジャパンの「ソニッケアー 9900 プレステージ」家電量販店の店頭価格で45,540円前後、ブラウンの「オーラルB io9」35,820〜43,780円
— dog侍 (@act1wz) August 5, 2021
高い!!!
使い勝手に関する不満の口コミは見つかりませんでしたが、価格が高いことについて言及しているツイートはありました。
実際、電動歯ブラシの中でも価格の高い電動歯ブラシなので、セールで安くなっている時期やポイント還元の多い時期に購入することをオススメします。
電動歯ブラシ ドットコムでは「ソニッケアー9900プレステージ」を使用した人の感想を募集中です。
[レビューを書く]から感想を投稿できます。
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ソニッケアー9900プレステージの歯磨き性能
次に、ソニッケアー9900プレステージの歯磨き性能について見ていきましょう。
振動数は31,000回/分
ソニッケアー9900プレステージの振動数は31,000回/分です。
音波式電動歯ブラシとしては、振動数の多い機種といえるでしょう。
しかし、「振動数が多ければ多いほど歯磨き性能が高い」ということではありません。
ただ、評判の良い電動歯ブラシは大体3~4万回の振動数であることが多く、ソニッケアーの電動歯ブラシはほぼ全て毎分31,000回です。
また、フィリップスの電動歯ブラシは「音波水流」という技術によって、歯垢を落とす能力が高いといわれています。
ソニッケアーは、粘着性の高い歯垢を効率的に除去するために、毎分約31,000回の高速振動と、ブラシヘッドの幅広い振幅によって唾液を利用した液体流動が、やさしく、効果的に歯垢を除去します。
フィリップス 音波水流 より引用
フィリップスの電動歯ブラシは振動数が多いだけではなく、振動の幅が広いことで歯垢除去力を高めていることが分かります。
ブラッシングモードが6つ搭載
ソニッケアーの最上位モデルだけあって、搭載されているブラッシングモードが6つと多いです。
- クリーンモード
- ホワイトプラスモード
- ディープクリーンプラスモード
- ガムヘルスモード
- センシティブモード
- 舌磨きモード
基本的には、歯垢除去を目的とした「クリーンモード」を使用することになるでしょう。
ソニッケアー9900プレステージを使い慣れてくると、最適なモードを自分で選択し、適切に使い分けることができます。
ブラッシングモードについてもっと知りたいなら…
過圧防止機能が搭載されている
ソニッケアー9900プレステージは、過圧防止機能が搭載されています。
過圧防止機能とは?
過圧防止機能とは、歯にブラシを押し当てる強さが強すぎるときにお知らせする機能のことです。
電動歯ブラシ本体に内蔵された過圧防止センサーによって、ブラシを歯に強く当てすぎると、振動が弱まったり、本体下部のライトリングが紫色に点滅したりします。
電動歯ブラシに慣れていない人は、この過圧防止機能が搭載されている機種をオススメします。
歯や歯ぐきに当てる力が強いと、手磨きよりも電動歯ブラシのほうが歯や歯ぐきを傷つけてしまいやすいです。
フィリップスの電動歯ブラシは過圧防止機能をオフにすることもできます。
そのため、電動歯ブラシに慣れていて、「過圧防止機能がいらない」と感じる人でも不満なく使用できるでしょう。
- ソニッケアー9900プレステージを充電スタンドに置く
- 電源ボタンを約7秒間押し続ける
- ビープ音が3回鳴ったら、電源ボタンを離す
充電表示ランプがオレンジ色に3回点滅し、高い音から低い音の3つの和音が鳴るとオフの設定になります。
また、充電表示ランプが白色に3回点滅し、低い音から高い音の3つの和音が鳴るとオンの設定になります。
動かしすぎ検出機能が搭載されている
ソニッケアー9900プレステージは、動かしすぎ検出機能が搭載されています。
動かしすぎ検出機能とは?
動かしすぎ検出機能とは、歯磨き中に電動歯ブラシ本体を動かしすぎたときにお知らせする機能のことです。
電動歯ブラシ本体下部のライトリングがオレンジ色に点滅したら、「本体を動かしすぎ」という意味になります。
そもそも電動歯ブラシは、手磨きブラシを自分の手を左右に細かく動かす必要がありません。(※超音波式を除く。)
電動歯ブラシの正しい使い方は「歯にブラシを軽く押し当て、ゆっくりと動かす」です。
電動歯ブラシに慣れていない間は、この動かしすぎ検出機能を利用することで効果的なブラッシングができます。
フィリップスの専用アプリと連携できる
「歯磨きするときにアプリと連携する必要なんてあるのか」と思う人は多いかもしれません。
実際、最初はアプリを使っていても、だんだんと面倒くさくなって使用しなくなることは多いでしょう。
しかし、最初だけでもアプリと連携して電動歯ブラシを使用できることは魅力的です。
電動歯ブラシに慣れていない間は、
- 歯磨きの手順・流れ
- 歯に当てる力加減
が適切ではない人が多いです。
そのため、アプリを通して、適切な歯磨きの手順や力加減を知れることはメリットといえるでしょう。
SenseIQテクノロジーが搭載されている
SenseIQ(センスIQ)テクノロジーが搭載されていることは、ソニッケアー9900プレステージの大きな魅力です。
SenseIQテクノロジーは、毎秒最大100回の頻度でブラッシング圧力、動き、ブラッシング範囲を検知します。
そして、検知した情報をもとに、常に最適な振動の強さが選択されるようになります。
SenseIQテクノロジーが搭載されていないと、振動の強さを自分で調整しなければいけません。
自分で調整しなくても適切な振動の強さになるので、安心して電動歯ブラシを使用できるでしょう。
付属ブラシは「プレミアムオールインワン」
ソニッケアー9900プレステージは、
- プレミアムオールインワン1本
- 舌磨きブラシヘッド1本
の2本の替えブラシが付属されています。
プレミアムオールインワンは、フィリップスの替えブラシの中でも最上位モデルです。
最上位モデルだけあって高価格なブラシですが、磨き心地は非常に良いです。
ソニッケアー9900プレステージの特徴と注意点
続いて、ソニッケアー9900プレステージの特徴と注意点について解説していきます。
ソニッケアー9900プレステージの特徴
ソニッケアー9900プレステージの特徴3つは以下のとおりです。
- フィリップスの電動歯ブラシで最上位モデルの機種
- 充電器台に置くだけで充電できる
- トラベルケースのおかげで旅行や出張に持っていきやすい
まず、フィリップスの電動歯ブラシで最上位モデルに該当する機種が「ソニッケアー9900プレステージ」です。
そのため、フィリップスのさまざまな機能(SenseIQテクノロジー・動かしすぎ検出機能・過圧防止機能など)が搭載されています。
高機能な電動歯ブラシに分類されるので、一見使いこなすのが難しく感じるかもしれません。
しかし、電動歯ブラシに慣れていない人ほど有効的に利用できる機能が多いので、電動歯ブラシ初心者にもオススメできる機種といえます。
そして、電動歯ブラシ本体がハイスペックなことはもちろん、付属品も豪華な点もソニッケアー9900プレステージの特徴です。
- 充電器台
- 充電スタンド
- USB充電トラベルケース
- プレミアムオールインワン
充電器台と充電スタンドがあることで、電動歯ブラシ本体に充電コードを接続する必要がありません。
充電器台に置くだけで、充電が始まるので毎日の使い勝手が良いです。
さらに、USB充電トラベルケースも付属されているので、旅行や出張時に専用ケースに入れて持ち運べます。
ソニッケアー9900プレステージの注意点
また、ソニッケアー9900プレステージの注意点は以下のとおりです。
- 電動歯ブラシの中でも高価格な機種
- 人によっては必要のない機能や付属品が多い
ソニッケアー9900プレステージを1台購入するお金で、安い電動歯ブラシを5~6台購入できてしまいます。
電動歯ブラシには、約4,000~5,000円くらいの安い機種が多くあります。
どれだけ磨き心地や機能が優れていても価格が高いので、よく考えて購入する必要があるでしょう。
また、機能や付属品が豊富というメリットがある一方で、人によっては必要性のない機能や付属品であるケースも考えられます。
たとえば、旅行や出張の機会がない人は、「USB充電トラベルケース」があっても使い道はほとんどありません。
電動歯ブラシを使い慣れている人は、動かしすぎ検出機能や過圧防止機能が不要に感じる場合もあるでしょう。
「自分にとって不要なものが多い」と感じる場合には、もう少し価格の安いシンプルな機種から選択するのがベストです。
ソニッケアー9900プレステージのレビュー
ソニッケアー9900プレステージをレビューしていきます。
本体のデザイン・カラーについて
ソニッケアー9900プレステージの本体は以下の2色から選べます。
本体カラー | 品番 |
---|---|
シャンパン (白に近いピンク色) | HX9992/21 |
ミッドナイトブルー (暗めの紺色) | HX9992/22 |
この「シャンパン」「ミッドナイトブルー」は、シンプルなホワイト・ブラックという色よりも高級感を感じる色合いです。
電動歯ブラシ本体のカラーと連動して、USB充電トラベルケースや替えブラシの色が異なります。
全体的なデザインとしては、装飾の金色や電源ボタンのへこんだ感じがシンプルでおしゃれな印象を与えてくれます。
充電時間と使用時間
ソニッケアー9900プレステージの充電時間は、約16時間とフィリップスの電動歯ブラシの中では短いです。
他のフィリップスの電動歯ブラシでは、フル充電までに「24時間」または「48時間」も必要な機種もあります。
そして、フル充電に必要な時間が短くても、使用できる時間は他のフィリップスの電動歯ブラシと変わりありません。
正直なところ、充電器台があるので日常生活においてはそれほど大きなメリットには感じられないかもしれません。
しかし、出先でのトラブルや停電時など不測の事態が起こったときに、充電時間と使用時間のメリットを感じられるでしょう。
重量・腕の疲れにくさ
ソニッケアー9900プレステージはアプリ連携が可能な機種で、さまざまな機能を搭載するためにセンサーも多く内蔵されています。
しかし、ブラシ装着時の重量は「約122g」で、フィリップスの電動歯ブラシの中では軽量な部類になります。
軽いと感じるほどではありませんが、重たく感じることはないでしょう。
参考までにiPhone 14の重量は172g、Google Pixel 7の重量は197gです。
電動歯ブラシの使用時間は1回あたり2~3分なので、腕が疲れてしまう人はほとんどいないのではないでしょうか。
付属品(充電器台など)
ソニッケアー9900プレステージには、充電器台と充電スタンドが付属されてきます。
充電のために電動歯ブラシ本体に充電ケーブルを接続する必要がないので、これは非常に便利です。
筆者の感覚ですが、電動歯ブラシ本体に充電ケーブルを接続するのって結構面倒に感じます。
歯磨きが終わったら、水気を軽く切って充電器台に置くだけなので、充電の感覚がほとんどありません。
収納のような感覚で充電できるので、面倒くさがりの人には必須の付属品です。
同じ価格帯の他社の電動歯ブラシと比較
ソニッケアー9900 プレステージと同じ価格帯の他社の電動歯ブラシと比較していきます。
なお、執筆時点の価格に基づいて比較しますので、あらかじめご了承ください。
項目 | ソニッケアー9900 プレステージ | オーラルB iO9 | ドルツ EW-DT72 |
---|---|---|---|
製品画像 | |||
価格 | 37,070円 | 49,280円 | 32,927円 |
ブラッシングモード | クリーンモード ホワイトプラスモード ディープクリーンプラスモード ガムヘルスモード センシティブモード 舌磨きモード | クリーンモード しっかりクリーンモード やわらかクリーンモード 超やわらかクリーンモード 歯ぐきケアモード ホワイトニングモード 舌クリーニングモード | Wクリーンモード ノーマルモード ソフトモード センシティブモード Wガムケアモード |
重量 | 約122g | 約137g | 約110g |
充電時間 | 約16時間*1 | 約3時間*1 | 約3時間*1 |
使用時間 | 14日間*2 | 12日間*2 | 16日間*2 |
押しつけ防止センサー (過圧防止機能) | ある | ある | ある |
特徴 | 音波水流。 動かしすぎ検出機能。 SenseIQテクノロジー。 | 遠心マイクロモーション。 ディスプレイによる視覚ガイド。 AIによるブラッシングガイド。 | 磨き角度センター。 横方向の振動と縦方向の振動。 |
種類 | 音波式電動歯ブラシ | 丸型回転式電動歯ブラシ | 音波式電動歯ブラシ |
レビュー | 本記事 | レビュー | レビュー |
*1:充電切れから満充電になるまでの時間
*2:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
ソニッケアー9900 プレステージを同価格帯の電動歯ブラシと比較すると、ブラッシングモードの数が平均的です。
他社2機種もフラグシップモデルなので、多くのブラッシングモードが搭載されています。
充電時間を比較すると、ソニッケアー9900 プレステージは満充電に必要な時間が長いことが分かります。
これはソニッケアー9900 プレステージの悪い部分だといえるでしょう。
一方で、音波水流・動かしすぎ検出機能・SenseIQテクノロジーは、ソニッケアー9900 プレステージならではの魅力です。
個人的には、自動で振動の強さなどを調整してくれるSenseIQテクノロジーに大きな魅力を感じます。
これらの特徴に魅力を感じる場合には、電動歯ブラシに使用できる予算と相談しながら検討してみてはいかがでしょうか。
総評:ソニッケアー9900プレステージは歯磨きと真剣に向き合いたい人におすすめ
ソニッケアー9900プレステージは、動かしすぎ検出機能で効果的なブラッシングができたり、過圧防止機能で歯や歯ぐきを傷つけるリスクを減らしたりできます。
そして、フィリップスのソニッケアーのアプリと連携すると、使用者のブラッシング傾向や改善ポイントなどを確認することもできます。
しかし、高価格な電動歯ブラシなので、金銭的な面で購入をためらってしまう人も多いでしょう。
そのため、ソニッケアー9900プレステージは、たとえ高価格であっても高性能な電動歯ブラシを使用したい人に向いている機種です。
内閣府の資料(平均寿命の推移)によれば、平均寿命は今後も伸びていく傾向にあるようです。
平均寿命が伸びている現代において、歯磨きに対して真剣に向き合いたい人は多いのではないでしょうか。
そんな歯磨きと真剣に向き合いたい人は、高性能な電動歯ブラシを使用し、さまざまな機能やデータを活用してみてはいかがでしょうか。