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ソニッケアーとオーラルBを比較!価格や性能で比較したらおすすめはどっち?
電動歯ブラシについて調べると、ソニッケアーとオーラルBの違いについて気になってくる人が多いでしょう。
そこで本記事では、ソニッケアーとオーラルBをさまざまな項目で比較します。
それぞれの特徴やメリットについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
ソニッケアーとオーラルBを徹底比較
項目 | ソニッケアー | オーラルB |
---|---|---|
価格 | 5,330円~ | 2,362円~ |
種類 | 音波式電動歯ブラシ | 丸型回転式電動歯ブラシ |
ブラッシングモード | 1つ~ | 2つ~ |
充電時間 | 約16時間 約24時間 約48時間 | 約3時間 約12時間 約16時間 約22時間 |
使用時間 | 14日間 | 8日間 10日間 12日間 14日間 |
アプリ評価 | Appleストア:星4.4 Google Play:星4.2 | Appleストア:星4.4 Google Play:星3.9 |
特別な機能 | SenseIQ(センスIQ)によるブラッシングサポート。 | ディスプレイによる視覚ガイド。 |
*:比較表は「フィリップスのソニッケアー性能比較表」や「ブラウンのオーラルB性能比較表」をもとに作成しています。
*:充電切れから満充電になるまでの時間。
*:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合。
価格を比較
ソニッケアーは5,000円台の「ソニッケアー2100」が最安モデルです。
それに対して、オーラルBは2,000円台の「すみずみクリーン2022年モデル」が最安モデルです。
そのため、価格で比較すると、オーラルBのほうが気軽に購入できる安価な機種を見つけやすいでしょう。
また、替えブラシの価格で比較すると、オーラルBのほうが安い傾向にあります。
電動歯ブラシ | 替えブラシの価格 |
---|---|
ソニッケアー | 約900~1,400円/本 |
オーラルB | 約500~1,100円/本 |
ソニッケアーの替えブラシは、1本あたり約900~1,400円と高価です。
ソニッケアーは下位モデルでも上位モデルでも替えブラシの価格に違いはありません。
一方で、オーラルBの場合は機種によって替えブラシの価格が異なります。
オーラルBの上位モデル「iOシリーズ」だと、替えブラシは1本あたり約1,100円です。
それに対して、iOシリーズ以外のオーラルB機種は、替えブラシが1本あたり約500円程度です。
- iOシリーズ用ブラシ「iOジェントルケア」:
1,097円/本 - iOシリーズ以外に対応のブラシ「ベーシックブラシEB20」:
535円/本
オーラルBのiOシリーズを購入する場合は、ソニッケアーの替えブラシと同程度の価格になります。
種類を比較
電動歯ブラシには、大きく分けて3つの種類があります。
そして、ソニッケアーは「音波式電動歯ブラシ」。
オーラルB は「丸型回転式電動歯ブラシ」です。
音波式電動歯ブラシと丸型回転式電動歯ブラシの一般的な違いを以下表にまとめます。
項目 | 音波式電動歯ブラシ | 丸型回転式電動歯ブラシ |
---|---|---|
歯垢除去のパワー | 普通 | 強い |
動作音 | 普通 | 大きめ |
音波式電動歯ブラシは「振動の力」で歯垢を除去します。
一方で、丸型回転式電動歯ブラシは「回転の力」を主力にして歯垢を除去します。
ブラシの動きが大きいのは、丸型回転式電動歯ブラシなので、一般的には丸型回転式電動歯ブラシのほうが歯垢を除去するパワーが強いです。
ただし、歯垢を除去するパワーが強い反面、歯や歯ぐきへの刺激も強いので、きちんと正しい使い方を意識しなければいけません。
また、動作音を比較すると、音波式電動歯ブラシは「ブゥゥーン」という振動の音。
丸型回転式電動歯ブラシは「ガガガガ」というギアが回転する音がします。
動作音が小さいほうが好みの場合は、音波式電動歯ブラシのソニッケアーのほうが合っているかもしれません。
オーラルBの上位シリーズである「iOシリーズ」であれば、動作音は比較的静かになっています。
充電時間と使用時間を比較
充電時間と使用時間を比較すると、
- 充電時間が短いのは「オーラルB」
- 使用時間が長いのは「ソニッケアー」
といった感じです。
ソニッケアーとオーラルBは、基本的に充電器台に置くことになるので、充電時間の短さよりも使用時間の長さのほうが重要です。
そのため、個人的な考えにはなりますが、使用時間が14日間と長めのソニッケアーのほうが優れているように感じます。
アプリの評価で比較
アプリの評価を比較すると、わずかにソニッケアーのほうが高く評価されています。
ただ、オーラルBのアプリもApple Storeでは星4.4と高く評価されています。
パナソニックのドルツと比べると、この2社のアプリは利用者からの評価が高いといえるでしょう。
特別な機能を比較
最後に、それぞれの特別な機能について比較していきます。
どちらも上位モデルで特別な機能が搭載されています。
ソニッケアーに搭載されている機能は、「SenseIQ(センスIQ)」です。
SenseIQは、使用者の磨き方を検知し、一人ひとりに合わせたブラッシングを実現する機能です。
最上位機種の「ソニッケアー9900プレステージ」にのみ搭載された機能ですが、電動歯ブラシの最適な磨き方をサポートしてくれる魅力的な機能です。
また、オーラルBの場合は、ディスプレイによる視覚ガイドが搭載されています。
ディスプレイによる視覚ガイドがあると、
- 使用中のブラッシングモードが一目で分かる
- 歯磨きの時間(2分間)をカウントしてくれる
- ブラシの交換タイミングをお知らせしてくれる
といったメリットがあります。
【結論】ソニッケアーとオーラルBはどっちの方がいい?
ここで、ソニッケアーとオーラルBのどちらがいいのかについて個人的な見解をお伝えします。
とにかく安い機種で選ぶならオーラルBがオススメ
まず、「とにかく安い機種が良い」という人はオーラルBがオススメです。
執筆時点でのソニッケアーの最安機種は、「ソニッケアー2100」の5,330円です。
それに対して、オーラルBの場合は、
- すみずみクリーン2022年モデル:2,362円
- すみずみクリーンPRO:3,307円
とソニッケアーよりも安価な機種が存在します。
できるだけ価格の安い機種の電動歯ブラシを選びたいなら、オーラルBから選んでみてはいかがでしょうか。
動作音が静かな機種を選びたいならソニッケアーがオススメ
アパートに住んでいたり、早朝や深夜に歯磨きすることが多かったりする人は「動作音の大きさ」が気になりますよね。
動作音が小さい電動歯ブラシを探しているなら、オーラルBよりもソニッケアーをオススメします。
オーラルBはギア駆動の電動歯ブラシなので、「ガガガガ」という動作音が大きく感じます。
筆者が持っている「オーラルB iO8」は約70デシベルほどの動作音がします。
一般的なドライヤーは約80~100デシベルなので、ドライヤーよりも少し音の小さいくらいの動作音です。
一方で、ソニッケアーは振動で歯垢を除去する方式なので、「ブゥゥーン」という高速で振動する音です。
音波式電動歯ブラシのソニッケアーは動作音が約60デシベルでした。
ソニッケアーも決して「静か…」というわけではありませんが、オーラルBよりは音が小さかったです。
ソニッケアーならではの特徴・メリット
続いて、ソニッケアーならではの特徴・メリットについて解説していきます。
音波水流という技術で歯垢を落とす
ソニッケアーは「音波水流」という技術によって、歯垢を落とす能力が高いといわれています。
ソニッケアーは、粘着性の高い歯垢を効率的に除去するために、毎分約31,000回の高速振動と、ブラシヘッドの幅広い振幅によって唾液を利用した液体流動が、やさしく、効果的に歯垢を除去します。
フィリップス 音波水流 より引用
通常の電動歯ブラシよりも幅広い振動を発生させることで、より歯垢の除去力を高めているのです。
この音波水流という技術は、全てのソニッケアーに搭載されています。
そのため、価格の安い「ソニッケアー 2100」であっても、歯をキレイに磨きやすいでしょう。
過圧防止機能を搭載した機種が安い
過圧防止機能を搭載した機種が安い点もソニッケアーの魅力です。
過圧防止機能とは、ブラシを歯に押し当てる力が強いときにお知らせしてくれる機能のことです。
電動歯ブラシに慣れていない人ほど、この過圧防止機能(または押しつけ防止センサー)が搭載された機種をオススメします。
執筆時点(2023年4月)では、「ソニッケアー3100」が過圧防止機能を搭載していながらも6,980円と比較的に安いです。
電動歯ブラシの本体保証が長い
ソニッケアーは電動歯ブラシ本体の保証期間が長いことで知られています。
有名な電動歯ブラシ | 保証期間 |
---|---|
パナソニックのドルツ | 購入日から1年間 |
フィリップスのソニッケアー | 購入日から2年間 |
ブラウンのOral-B | 購入日から1年間 |
※保証期間については一部例外がある可能性はあります。
オーラルBやドルツは保証期間が1年間しかありません。
一方で、ソニッケアーの保証期間は2年間であり、他社よりも1年間長いです。
保証期間が長いため、他社の電動歯ブラシよりも安心して利用しやすいでしょう。
オーラルBならではの特徴・メリット
オーラルBならではの特徴・メリットについても解説していきます。
価格の安い機種から高い機種まで取り揃ってる
オーラルBは、安い機種から高い機種まで取り揃っている特徴があります。
価格の安い機種は2,362円の「すみずみクリーン 2022年モデル」、高い機種は49,280円の「オーラルB iO9」などが挙げられます。
価格の安い機種から高い機種まであることで、さまざまなニーズに応えています。
あらかじめ電動歯ブラシを購入する予算を決めているなら、オーラルBを吟味していくことで、自分にあった機種を見つけられるかもしれません。
互換性ブラシが比較的に多い
オーラルBは、互換性ブラシが比較的に多い印象があります。
Amazonや楽天市場で、オーラルBの互換性ブラシがよく見つかります。
本来であれば、純正品ブラシを購入することが最適なのですが、純正品ブラシはどうしても価格が高いです。
オーラルBの純正品ブラシは1本あたり約800円程度ですが、互換性ブラシであれば1本あたり約300~400円程度です。
「替えブラシが高いのはちょっと…」という人は、オーラルBのほうが向いているかもしれません。
オーラルBの「iOシリーズ(上位シリーズ)」に関しては、互換性ブラシが見つからなかったので注意してください。
専用アプリが利用できる機種が安い
ソニッケアーとオーラルBは、どちらもアプリの評価が高いです。
そのため、アプリを利用してみたい人も多いでしょう。
しかし、電動歯ブラシには「アプリを使用できる機種」と「アプリを使用できない機種」があります。
エントリーモデルなどの価格の安い機種では、基本的にアプリと連携して使用することができません。
ただオーラルBの場合は、アプリを使用できる機種が比較的に安いです。
価格が安いアプリを使用できる機種 | 価格(執筆時点) |
---|---|
オーラルB iO4 | 12,546円 |
ソニッケアー エキスパート クリーン7500 | 19,980円 |
「アプリを使ってみたいけど、価格が高いのは厳しい…」という人は、オーラルBのほうが向いているかもしれません。