ソニッケアー エキスパートクリーン7300の評判とレビュー!【品番ごとの違いを解説】

本記事の内容は、ソニッケアー エキスパートクリーン7300の評判とレビューです。
ソニッケアー エキスパートクリーン7300は、電動歯ブラシの有名メーカー「フィリップス」から2021年11月に発売された上位モデルです。(HX9692/21のみ2021年12月発売)
ソニッケアー エキスパートクリーン7300に該当する品番は以下の3つ。
- HX9601/11
- HX9601/12
- HX9692/21
HX9601/11は「ホワイト」という本体カラー、HX9601/12は「ブラック」という本体カラーになっています。
また、HX9692/21は、ホワイトとブラックの2台がセットになっている品番です。
なお、「HX9601/11・HX9601/12」と「HX9692/21」を比較すると、電動歯ブラシ本体の性能に差があります。
詳しくは「ソニッケアー エキスパートクリーンの比較」にて解説しています。






ソニッケアー エキスパートクリーン7300(2021年モデル)の性能・スペック


品番 | HX9601/11 |
製品名 | ソニッケアー エキスパートクリーン7300 (2021年モデル) |
本体カラー | ホワイト |
振動数 | 31,000回/分 |
ブラッシングモード | 3つのモードと3つの強さ設定*1 |
重量 | 約132g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約24時間*2 |
使用時間 | 2週間*3 |
アプリ連携 | 可能 |
過圧防止機能 | ある |
充電器用グラス | なし |
充電器台 | ある |
USB充電 トラベルケース | なし (USB充電不可のトラベルケースは付属) |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | 約250 × 31 × 25mm (ブラシを含む) |
*1:3つのブラッシングモード=「クリーン・ガムヘルス・ディープクリーンプラス」
*2:充電切れから満充電になるまでの時間
*3:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
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ソニッケアー エキスパートクリーン7300(2021年モデル)の口コミ評判


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ソニッケアー エキスパートクリーン7300の歯磨き性能


次に、ソニッケアー エキスパートクリーン7300の歯磨き性能について見ていきましょう。
振動数は31,000回/分


ソニッケアー エキスパートクリーン7300の振動数は31,000回/分です。



音波式電動歯ブラシとしては、振動数の多い機種といえるでしょう。
しかし、「振動数が多ければ多いほど歯磨き性能が高い」ということではありません。
ただ、評判の良い電動歯ブラシは大体3~4万回の振動数であることが多く、ソニッケアーの電動歯ブラシはほぼ全て毎分31,000回です。
また、フィリップスの電動歯ブラシは「音波水流」という技術によって、歯垢を落とす能力が高いといわれています。
ソニッケアーは、粘着性の高い歯垢を効率的に除去するために、毎分約31,000回の高速振動と、ブラシヘッドの幅広い振幅によって唾液を利用した液体流動が、やさしく、効果的に歯垢を除去します。
フィリップス 音波水流 より引用
フィリップスの電動歯ブラシは振動数が多いだけではなく、振動の幅が広いことで歯垢除去力を高めていることが分かります。
3つのモードと3つの強さ設定が優秀


ソニッケアー エキスパートクリーン7300は、ブラッシングモードが3つあり、振動の強弱を3段階調整できます。
電動歯ブラシに慣れるまでの間は、歯垢除去を目的とした「クリーンモード」を使用します。
「ディープクリーンプラスモード」も歯垢除去に特化したモードであり、日常使いに向いているモードです。
基本的には、クリーンモードとディープクリーンプラスモードがオススメのブラッシングモードです。
また、歯ぐきに優しく歯を磨きたいという場合には、「ガムヘルスモード」を使いましょう。
- クリーンモード
- ガムヘルスモード
- ディープクリーンプラスモード
自分に合った振動のリズムと強さを選べる機種なので、電動歯ブラシ初心者でも満足のいく磨き心地を得ることができるでしょう。
特に電動歯ブラシに慣れていない間は振動の強さを弱くして、歯や歯ぐきを傷つけないように歯磨きできます。
ブラッシングモードについてもっと知りたいなら…


過圧防止機能が搭載されている


ソニッケアー エキスパートクリーン7300は、過圧防止機能が搭載されています。
過圧防止機能とは?
過圧防止機能とは、歯にブラシを押し当てる強さが強すぎるときにお知らせする機能のことです。
電動歯ブラシ本体に内蔵された過圧防止センサーによって、ブラシを歯に強く当てすぎると、振動が弱まり、歯や歯ぐきを傷つけないようにします。
(上位モデルになると、本体のライトリングが紫色になってお知らせしてくれる機能もあります。)
電動歯ブラシに慣れていない人は、この過圧防止機能が搭載されている機種をオススメします。
歯や歯ぐきに当てる力が強いと、手磨きよりも電動歯ブラシのほうが歯や歯ぐきを傷つけてしまいやすいです。



フィリップスの電動歯ブラシは過圧防止機能をオフにすることもできます。
そのため、電動歯ブラシに慣れていて、「過圧防止機能がいらない」と感じる人でも不満なく使用できるでしょう。
- ソニッケアー エキスパートクリーン7300を充電器台に置く
- 充電状態になっていることを確認する
- 電源ボタンを押し続け、ビープ音が3回鳴ったら指を離す
充電表示ランプがオレンジ色に3回点滅し、高い音から低い音の3つの和音が鳴るとオフの設定になります。
また、充電表示ランプが白色に3回点滅し、低い音から高い音の3つの和音が鳴るとオンの設定になります。
フィリップスの専用アプリと連携できる
ソニッケアー エキスパートクリーン7300は、フィリップスの専用アプリと連携することが可能です。
アプリと接続することで、毎日の歯磨きデータを記録できます。
そして、記録した歯磨きデータを活用すれば、電動歯ブラシでより上手に歯を磨けるでしょう。






ソニッケアー エキスパートクリーンの比較
続いて、ソニッケアー エキスパートクリーンの比較をしていきます。
電動歯ブラシ本体の比較
ソニッケアー エキスパートクリーンには、
- ソニッケアー エキスパートクリーン7300
- ソニッケアー エキスパートクリーン7500
の2モデルが存在しています。
項目 | ソニッケアー エキスパートクリーン7300 | ソニッケアー エキスパートクリーン7500 |
---|---|---|
品番 | HX9601/11 , HX9601/12 , HX9692/21 | HX9692/11 , HX9692/12 , HX9692/13 |
本体カラー | ホワイト、ブラック | ホワイト、ブラック、 ピンク |
振動数 | 31,000回/分 | 31,000回/分 |
ブラッシング モード | 3つのモードと 3つの強さ設定*1 (HX9692/21を除く) | 4つのモードと 3つの強さ設定*2 |
重量 | 約132g (ブラシを含む) | 約132g (ブラシを含む) |
充電時間 | 約24時間*3 | 約24時間*3 |
使用時間 | 2週間*4 | 2週間*4 |
アプリ連携 | 可能 | 可能 |
過圧防止機能 | ある | ある |
充電器用グラス | なし | なし |
充電器台 | ある | ある |
USB充電 トラベルケース | なし*5 | なし*5 |
本体寸法 (高さ・幅・奥行き) | (ブラシを含む) | 約250 × 31 × 25mm(ブラシを含む) | 約250 × 31 × 25mm
発売日 | 2021年11月 (HX9692/21は2021年12月) | 2021年12月 |
*1:1つのブラッシングモード=「クリーン・ガムヘルス・ディープクリーンプラス」
*2:2つのブラッシングモード=「クリーン・ホワイトプラス・ガムヘルス・ディープクリーンプラス」
*3:充電切れから満充電になるまでの時間
*4:満充電後、2分間のブラッシングを1日2回使用した場合
*5:USB充電ができないトラベルケースは付属される
ソニッケアー エキスパートクリーンには2つのモデルがありますが、電動歯ブラシ本体の重量や寸法に違いはありません。
ただし、選択できるブラッシングモードの数は違います。
2021年11月に発売された機種(HX9601/11 , HX9601/12)は、ブラッシングモードが3つのみです。
それに対して、2021月12月に発売された機種(HX9692/21 , HX9692/11 , HX9692/12 , HX9692/13)はブラッシングモードが4つです。
「ホワイトプラス」というブラッシングモードが搭載されている機種が欲しい人は2021年12月に発売された機種を選びましょう。
なお、ホワイトプラスは、歯の表面のステイン(着色汚れ)を落とすことを目的に使用するブラッシングモードです。
また、HX9692/21に関しては電動歯ブラシ本体が2台の品番なので、2人で電動歯ブラシを使用する予定がある場合におすすめします。
電動歯ブラシを1台だけ欲しい人は、HX9692/21以外の品番を選ぶべきといえるでしょう。
付属の替えブラシの比較



付属の替えブラシに関しても、それほど大きな差はありません。
項目 | ソニッケアー エキスパートクリーン7300 | ソニッケアー エキスパートクリーン7500 |
---|---|---|
プレミアム クリーン ブラシヘッド | 1本 | |
プレミアム ガムケア ブラシヘッド | 1本 (HX9692/21は2本) | 1本 |
舌磨き ブラシヘッド | 1本 (HX9692/21は2本) | 1本 |
ソニッケアー エキスパートクリーン7300は付属の替えブラシが2本です。
まず、プレミアムガムケアブラシヘッドは、「歯ぐきの健康を推進すること」を目的とした替えブラシです。
ソニッケアー エキスパートクリーン7300の場合、このブラシヘッドを普段使いします。
また、舌磨きブラシヘッドは、「舌磨き専用」の替えブラシです。
舌を磨きたいときに活躍してくれます。
それに対して、ソニッケアー エキスパートクリーン7500は付属の替えブラシが3本です。
ソニッケアー エキスパートクリーン7300で付属される2本に加えて、プレミアムクリーンブラシヘッドが付属されます。
プレミアムクリーンブラシヘッドは、歯に触れる表面積を大きくしていることで、歯垢除去力が高い替えブラシです。
ソニッケアー エキスパートクリーン7300の場合、プレミアムクリーンブラシヘッドを日常使いします。
備考:補修用性能部品の保有期間について
電動歯ブラシの保証書に書いてある「補修用性能部品の保有期間」について簡単に解説します。
まず、補修用性能部品とは、製品の機能を維持するために必要な部品のことです。
そして、フィリップスの電動歯ブラシ(ソニッケアー)の場合、補修用性能部品の保有期間は「製造打ち切り後から6年間」とされています。
つまり、製造打ち切り後から6年経つと、メーカーで修理用の部品を所持していない可能性が出てくるのです。
ソニッケアー エキスパートクリーンの2モデルに関しては、発売時期がほぼ同じなので大して気にする必要はありません。
しかし、今後電動歯ブラシを選ぶときは、なるべき新しい機種を選択したほうが安心して使用できるでしょう。








ソニッケアー エキスパートクリーン7300のレビュー
ソニッケアー エキスパートクリーン7300をレビューしていきます。
本体のデザイン・カラーについて


ソニッケアー エキスパートクリーン7300の本体は以下の2色から選べます。
本体カラー | 品番 |
---|---|
ホワイト | HX9601/11 , HX9692/21 |
ブラック | HX9601/12 , HX9692/21 |
HX9601/11とHX9601/12は2021年11月に発売された機種で、HX9692/21は2021年12月に発売された機種です。
そのため、同じ本体カラーであってもデザインに若干の違いがあります。
特に「ホワイト」の場合は、電源ボタンとモード変更ボタンの周りの色合いに違いがあります。
HX9601/11は純粋なシルバー色がデザインとして使用されていますが、HX9692/21はシルバーに肌色を混ぜたような高級感が際立ったカラーです。
どちらのデザインも洗練されたデザインなので、上位モデルとして所有欲を満たしてくれる機種といえるでしょう。
充電時間と使用時間


ソニッケアー エキスパートクリーン7300の充電時間は、約24時間とフィリップスの電動歯ブラシの中では標準的です。
他のフィリップスの電動歯ブラシでは、フル充電までに「16時間」または「48時間」の機種もあります。
基本的には、歯磨き後に充電器台に置くことになります。
そのため、日常生活において充電時間の長さはあまり気にする必要がありません。
ただし、出先でのトラブルや停電時など不測の事態が起こったときに、充電時間と使用時間のメリットを感じられるでしょう。
使用時間はフル充電状態で最大2週間です。
フィリップスの電動歯ブラシでは、使用時間も標準的といえるでしょう。
重量・腕の疲れにくさ


ソニッケアー エキスパートクリーン7300はアプリ連携が可能な機種で、さまざまな機能を搭載するためにセンサーも多く内蔵されています。
しかし、ブラシ装着時の重量は「約132g」で、フィリップスの電動歯ブラシの中では標準的な部類になります。
軽いと感じるほどではありませんが、重たく感じることはないでしょう。



参考までにiPhone 14の重量は172g、Google Pixel 7の重量は197gです。
電動歯ブラシの使用時間は1回あたり2~3分なので、腕が疲れてしまう人はほとんどいないのではないでしょうか。
付属品(充電器台など)


ソニッケアー エキスパートクリーン7300には、充電器台が付属されてきます。
充電のために電動歯ブラシ本体に充電ケーブルを接続する必要がないので、これは非常に便利です。
筆者の感覚ですが、電動歯ブラシ本体に充電ケーブルを接続するのって結構面倒に感じます。
歯磨きが終わったら、水気を軽く切って充電器台に置くだけなので、充電の感覚がほとんどありません。
収納のような感覚で充電できるので、面倒くさがりの人には必須の付属品です。
総評:ソニッケアー エキスパートクリーン7300


この記事では、フィリップスのソニッケアーのスタンダードモデルである「ソニッケアー エキスパートクリーン7300」をご紹介しました。
フィリップスの上位モデル機種なので、基本的な性能はどれも高い水準にあります。
専用アプリと連携でき、過圧防止機能が搭載されているので、電動歯ブラシに慣れていない人でも満足のいく磨き心地を得られます。
また、3つのブラッシングモードと振動の強弱を3段階調整できる点も、電動歯ブラシとして高く評価できるでしょう。
ただし、上位モデルだけあって価格は2万円台なので、気軽に手を出しづらいモデルでもあります。
フィリップスの電動歯ブラシには、専用アプリと連携できない代わりに安い機種もあります。
自分に必要な機能とは何なのかをよく考え、購入するかどうかを検討してみてはいかがでしょうか。







