オーラルB iO8の評判とレビュー！【iO7やiO9との違いを解説】

本記事の内容は、オーラルB iO8の評判とレビューです。

オーラルB iO8は、電動歯ブラシの有名メーカー「ブラウン（Braun）」から2022年10月7日に発売された上位機種です。

そもそもiOシリーズには、以下の7つ機種が存在します。

これら7つの機種で、「iO8」は上位グレードです。

”最上位シリーズ（iOシリーズ）”の中で上位グレードのため、本体性能は非常に高い部類になります。

ちなみに、オーラルB iO8には

• 2020年モデル
• 2022年モデル

の2モデルがあります。

発売年月	製品名	型番
2022年10月7日	ブラウン オーラルB iO8 （ホワイトアラバスター）	iOM82A11BCWT-W
2020年11月6日	ブラウン オーラルB iO8 （ホワイトアラバスター）	iOM82A11BCWT

上記表のとおり、製品名が同じなので、2022年モデルと間違えないように注意してください。

2020年モデルと2022年モデルで大きな性能差はありません。しかし、旧式の2020年モデルのほうが価格が高い場合があります。

オーラルB iO8の性能・スペック

製品名	オーラルB iO8 ホワイトアラバスター
本体カラー	ホワイトアラバスター
ブラシの動き	丸型回転+遠心マイクロモーション
ブラッシングモード	6つのモード*1
重量	約137g （ブラシを含む）
充電時間	約3時間*2
使用時間	12日間*3
アプリ連携	可能
押しつけ防止センサー	ある
充電器台	ある
USB充電 トラベルケース	なし （USB充電不可の トラベルケースは付属）
本体寸法 （高さ・幅・奥行き）	約239 × 30 × 30mm （ブラシを含む）

オーラルB iO8の口コミ評判

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オーラルB iO8の歯磨き性能

次に、オーラルB iO8の歯磨き性能について見ていきましょう。

ブラシの動きは「丸型回転+遠心マイクロモーション」

オーラルBには、大きく分けて3つのブラシの動きが存在します。

丸型回転+遠心マイクロモーションは、最上位モデルの「iOシリーズ」でのみ搭載されているブラシの動きです。

オーラルB iO8はiOシリーズなので、ブラシの動きは「丸型回転+遠心マイクロモーション」です。

なお、オーラルBの中で、「丸型回転+遠心マイクロモーション」は最も歯垢除去力の高いブラシの動きとなっています。

搭載されているブラッシングモードは6つ

オーラルB iO8に搭載されているブラッシングモードは6つです。

これは下位機種の「オーラルB iO7」よりもブラッシングモードの数が1つ多いです。

通常はクリーンモードを使用します。

そして、歯をよりキレイに磨きたい場合は、クリーンモードよりも振動の強い「しっかりクリーンモード」がオススメです。

また、歯ぐきが気になるときは、振動が弱い以下の3つを使いましょう。

最も振動が弱いブラッシングモードは「歯ぐきケアモード」です。

ステイン（着色汚れ）が気になるときはホワイトニングモードを使用することをオススメします。

これらブラッシングモードを適切に使い分けることで、より良いブラッシング体験を得られるでしょう。

押しつけ防止センサーは搭載されている

オーラルB iO8には、押しつけ防止センサーが搭載されています。

押しつけ防止センサーとは、ブラシを歯に押し当てる力が強いときにお知らせしてくれる機能です。

電動歯ブラシ本体にLEDライトがあり、ブラシを押し当てる力が強いときに赤く光ってお知らせする機種がほとんどです。

オーラルB iO8は上位モデルということもあって、

に光る「スマート押しつけ防止センサー」が搭載されています。

押しつけ防止センサーは、電動歯ブラシで歯磨きすることに慣れていない人ほど有効な機能です。

特にスマート押しつけ防止センサーは、3色の色分けによって力加減がより分かりやすいです。

歯や歯ぐきを傷つけるリスクを減らし、適切な力加減を教えてくれる点は非常に魅力的といえるでしょう。

ディスプレイによる視覚ガイドがある

オーラルB iO8には、ディスプレイによる視覚ガイドがあります。

ディスプレイによる視覚ガイドがあると、

といったメリットがあります。

ディスプレイの移り具合は、スマートウォッチに近いです。

1つ下位機種の「オーラルB iO7」は、ディスプレイがモノクロで色がありません。

それに対して、オーラルB iO8はディスプレイがカラーです。

ディスプレイの性能も色合いも「最上位機種のオーラルB iO9と同じ」という点は魅力的といえます。

なお、ディスプレイがモノクロでも問題ないという人は、「オーラルB iO7」を検討しましょう。

専用アプリと連携はできる

オーラルB iO8は、専用アプリと連携することができます。

そのため、専用アプリと連携して、丁寧にじっくりと歯磨きしたい人に向いている機種です。

基本的に、電動歯ブラシに慣れていない人は、専用アプリと連携したほうが歯をキレイに磨けます。

これらの機能を有効活用して歯磨きしたい人は、専用アプリと連携できる機種を選ぶべきです。

なお、一部機能は最上位機種（オーラルB iO9など）でなければ利用できません。

AIによるブラッシングガイドが搭載されている

オーラルB iO8は、AIによるブラッシングガイドが搭載されています。

AIによるブラッシングガイドとは、人工知能ブラッシング認知機能によって、歯磨きしている箇所をリアルタイムに検知する機能です。

オーラルBのiOシリーズの場合、

の2パターンがあります。

「16か所を検知」の機種は、現状最上位機種のオーラルB iO9のみです。

6か所を検知する機種は、16か所を検知する機種に劣っています。

しかし、オーラルBのほとんどは、このAIによるブラッシングガイドが搭載されていません。

磨き残しの可能性を減らせるという点でみれば、6か所検知の機種であっても十分に魅力的です。

オーラルB iO8と他のiOシリーズを比較

続いて、オーラルB iO8と上位機種のiO7・iO9を比較します。

電動歯ブラシ本体の比較

まずは、それぞれの電動歯ブラシ本体を比較していきます。

項目	オーラルB iO7	オーラルB iO8	オーラルB iO9
本体カラー	ブラックオニキス	ホワイトアラバスター	ブラックオニキス
ブラシの動き	丸型回転+遠心マイクロモーション	丸型回転+遠心マイクロモーション	丸型回転+遠心マイクロモーション
ブラッシング モード	クリーンモード、 しっかりクリーンモード、 やわらかクリーンモード、 超やわらかクリーンモード、 ホワイトニングモード	クリーンモード、 しっかりクリーンモード、 やわらかクリーンモード、 超やわらかクリーンモード、 歯ぐきケアモード、 ホワイトニングモード	クリーンモード、 しっかりクリーンモード、 やわらかクリーンモード、 超やわらかクリーンモード、 歯ぐきケアモード、 ホワイトニングモード、 舌クリーンモード
重量	約137g （ブラシを含む）	約137g （ブラシを含む）	約137g （ブラシを含む）
充電時間	約3時間*1	約3時間*1	約3時間*1
使用時間	12日間*2	12日間*2	12日間*2
アプリ連携	可能	可能	可能
押しつけ 防止センサー	ある	ある	ある
ディスプレイ	ある （モノクロ）	ある （カラー）	ある （カラー）
AIガイド	6か所を検知	6か所を検知	16か所を検知
充電器台	ある	ある	ある
USB充電 トラベルケース	なし （USB充電不可の トラベルケースは付属）	なし （USB充電不可の トラベルケースは付属）	ある
本体寸法 （高さ・幅・奥行き）	約239 × 30 × 30mm （ブラシを含む）	約239 × 30 × 30mm （ブラシを含む）	約239 × 30 × 30mm （ブラシを含む）
発売日	2022年10月7日	2022年10月7日	2022年10月7日

これら3機種を比較した結果、

といった選び方をオススメします。

基本的に、”オーラルB iO”の後に付く数字が小さいほど価格が安くなります。

そのため、iOの後に付く数字が小さく、性能的にも十分だと感じる機種が見つかれば、それがあなたにとって最適な機種です。

付属の替えブラシの比較

iOシリーズで付属されている替えブラシは、基本的にどれも同じです。

そもそもiOシリーズの替えブラシは以下の2種類だけです。

そして、基本的には「アルティメットクリーンブラシ」が付属されています。

なお、通常のオーラルB替えブラシである「マルチアクションブラシ」などは、iOシリーズに装着できません。

もし、iOシリーズの電動歯ブラシを購入される際は注意してください。

オーラルB iO8のレビュー

オーラルB iO8をレビューしていきます。

本体のデザイン・カラーについて

オーラルB iO8の本体は「ホワイトアラバスター」だけです。

全体的に白色を中心としたデザインで、ディスプレイの黒色がカッコよさを強調しています。

ディスプレイはカラーなので表示がより分かりやすく、使用していて満足感も高い機種です。

この無駄のない洗練されたデザインに魅力を感じる人は多いでしょう。

充電時間と使用時間

オーラルB iO8の充電時間は、約3時間とオーラルBの中では最も短いです。

他のオーラルBでは、フル充電までに「12時間」「16時間」「22時間」といった機種があります。

基本的には、歯磨き後に充電器台に置くことになります。

そのため、日常生活において充電時間の長さはあまり気にする必要がありません。

ただし、出先でのトラブルや停電時など不測の事態が起こったときに、充電時間が短いと便利に感じる可能性があります。

オーラルB iO8の使用時間は、フル充電状態で最大12日間です。
オーラルBの中では、使用できる時間が平均的といえるでしょう。

重量・腕の疲れにくさ

オーラルB iO8は、過圧防止機能やアプリ連携が可能な機種です。

また、ディスプレイが搭載されていて、AIによるブラッシングガイドまで搭載されています。

そのため、ブラシ装着時の重量は「137g」で、オーラルBの中では少し重たい部類になります。

ただ、実際に手に持ってたとしても「重い…」と感じる人は少ないでしょう。

電動歯ブラシの使用時間は1回あたり2～3分なので、腕が疲れてしまう人はほとんどいないのではないでしょうか。

付属品（充電器台など）

オーラルB iO8には、充電器台が付属されてきます。

充電のために電動歯ブラシ本体に充電ケーブルを接続する必要がないので、これは非常に便利です。

筆者の感覚ですが、電動歯ブラシ本体に充電ケーブルを接続するのって結構面倒に感じます。

歯磨きが終わったら、水気を軽く切って充電器台に置くだけなので、充電の感覚がほとんどありません。

収納のような感覚で充電できるので、面倒くさがりの人には必須の付属品です。

下位モデルの「差し込み式」とは違い、オーラルB iO8で付属されている充電器台は「マグネット式」です。この充電器台によって、3時間でフル充電することを実現しています。

同じ価格帯の他社の電動歯ブラシと比較

オーラルB iO8と同じ価格帯の他社の電動歯ブラシと比較していきます。

なお、執筆時点の価格に基づいて比較しますので、あらかじめご了承ください。

項目	オーラルB iO8	ソニッケアー9900 プレステージ	ドルツ EW-DT72
製品画像
価格	43,780円	37,070円	32,927円
ブラッシングモード	クリーンモード しっかりクリーンモード やわらかクリーンモード 超やわらかクリーンモード 歯ぐきケアモード ホワイトニングモード	クリーンモード ホワイトプラスモード ディープクリーンプラスモード ガムヘルスモード センシティブモード 舌磨きモード	Wクリーンモード ノーマルモード ソフトモード センシティブモード Wガムケアモード
重量	約137g	約122g	約110g
充電時間	約3時間*1	約16時間*1	約3時間*1
使用時間	12日間*2	14日間*2	16日間*2
押しつけ防止センサー （過圧防止機能）	ある	ある	ある
特徴	遠心マイクロモーション。 ディスプレイによる視覚ガイド。 AIによるブラッシングガイド。	音波水流。 動かしすぎ検出機能。 SenseIQテクノロジー。	磨き角度センター。 横方向の振動と縦方向の振動。
種類	丸型回転式電動歯ブラシ	音波式電動歯ブラシ	音波式電動歯ブラシ
レビュー	本記事	レビュー	レビュー

オーラルB iO8を同価格帯の電動歯ブラシと比較すると、ブラッシングモードの数が平均的です。

オーラルBの場合、iO8よりも上位モデルの「iO9」がありますが、ソニッケアーとドルツはここで比較している2機種が最上位モデルです。

充電時間で比較すると、ソニッケアー9900 プレステージよりも13時間も短いことが分かります。

また、遠心マイクロモーションやディスプレイによる視覚ガイド、AIによるブラッシングガイドなどオーラルB iO8ならではの魅力があります。

ここで比較している3機種の中では、最も価格の高い機種ですが、十分に魅力のある機種です。

電動歯ブラシに使用できる予算と相談しながら、オーラルB iO8を検討してみてはいかがでしょうか。

総評：カラーのディスプレイが魅力の機種

この記事では、ブラウンのオーラルBの上位機種である「オーラルB iO8」をご紹介しました。

オーラルB iO8には以下のような魅力があります。

オーラルBの最上位機種である「オーラルB iO9」と並んで、カラーのディスプレイが搭載されています。

その他の性能も高水準であり、まさにオーラルBの上位機種といった感じです。

ただし、価格が4万円台と相当高めなので、手の届きにくい機種になっています。

また、ディスプレイがカラーである点以外は、オーラルB iO7と大きな性能差がありません。

そのため、「絶対にカラーのディスプレイが良い！」という人以外は、オーラルB iO7のほうがオススメです。